CUYC活動報告 帆走日記

千葉大学体育会ヨット部ディンギー班公式ブログ

4月30日 新歓活動報告

2018年04月30日 | 活動記録
こんばんは。3年の八木です。
いよいよ今週は最後の新歓ウィーク。28~30日の新歓の様子をお伝えします。(女子イン関連は山口より報告いたします)

先週までの稲毛での試乗会と同じように、葉山でもクルーザー班との共同戦線です。今回からはバラクーダではなく、くろしおⅤで小網代から(毎日)駆けつけてくれました。また、日程上は女子インカレと被ったため人員やレスキュー不足が懸念されましたが、OBを始めとする方々に尽力していただき、つつがなく進行することができました。本当にありがとうございました。

参加者数が多いのが今年の新歓の特徴ですが、28日は7人、29,30日は6人の新入生と大盛況でした。しかし葉山入りした時点では入部確定者は僅か4名。昨年の二の舞にならないかと不安でしたが、葉山試乗会で入部することも多いので、そこに望みをかけました。ここまで長々と書きましたので結論を申しますと、本稿執筆時点で11人(留学生1名含む)が入部することになりました!

クルーザーに強く惹かれている子も数名おり、少なくとも両班の最低ラインはクリアできたのではないかと思います。昨年、新歓隊長として苦い思いをした自分としては、感無量です。まだまだあと一歩で入る、という新入生は多いので引き続き対応し、ヨット部の基盤を磐石なものにしていきたいです。全日本に出ても新入生がいなければ部は存続できないですからね。合宿所のキャパシティーとかが少々不安ではありますが。

また今年は女性の割合も多く(11人中5人)、良い流れになれば、と思います。東工大さんとかの男女比を見ると、継続的に女性が入部する環境は必要だと感じるのです。



4月22日 新歓活動報告

2018年04月22日 | 活動記録
こんばんは。3年の八木です。
先週はほとんどまともに試乗会ができていなかったため、2週まとめての更新となります。


◆4月14日試乗会

先週土曜の試乗会は一年生がTOEFL受験(午前/午後)だったため午前午後の2パート制に。しかし流石に試乗会に乗ってからのテストはキツいようで、午前は実施せず。午後は昨年同様二名のみ参加となりました。海面は予報通り次第に荒れてゆき、黄旗でのディンギー班出艇。一時間弱ほど体験したところで「もっと風が強くなると『帆走見合わせ』になってあそこにいるハーバーの船のパトランプが回るんだよ」となんともどうでもいい知識を一年生に教えたまさにその時、いそかぜのパトランプが煌々と光り出してあえなくハーバーバック。もっとも、既に試乗会を一度体験していた一年生二人でなければそもそも出すことはできませんでしたが。



赤旗後はバラクーダを使用してのクルーザー体験を行いました。ディンギーでは無理な風でも楽しめるのがクルーザーの心強い点ですね。

なお15日は千葉市で瞬間最大29.6m/sが観測されるほどの大荒れで、中止となりました。



◆4月21日試乗会

予定していた試乗会の折り返しとなった21日の試乗会。BBQ前日にも関わらず6人が参加してくれました。予報より早く風が上がり、やや波のキツいコンディションになりながらも久々に試乗会らしい試乗会となりました。この日は現役の人数が非常に少なく2,3年生のみだったため、OBの山田先輩に来ていただきました。本当に助かりました。





◆4月22日試乗会

そして本命のBBQ付き試乗会。新入生19人、現役14人、OB・監督8名の総勢41名がハーバーに集いました。多い!多いです!!





予報では風がなかったものの、出艇する頃には風が入りそのまま順風で安定しました。(後半は波を被るくらいでしたが)



新入生の人数が多い中、淡路先輩・森田先輩がレンタルされたRSビジョンも入り3艇体制に。さらに港内では斉藤総監督のA級ディンギーも活躍しました。最初の試乗会で想定外の17人が来た際の経験も活かされ、スムーズに進行しました。



例年バーベキューは稲毛海浜公園バーベキュー場を使用していましたが、管理上の利用により4月中は使えないことが発覚して困っていたところ、ヨットハーバー3階のレストランヴェスプチが屋外でのバーベキュー貸出を始めたため今年も無事行うことができました。またその近さを活かして今年は試乗会の後に時間に余裕をもってBBQをすることができました。


今回は本当に多くのOBの皆様のご支援のおかげで充実した試乗会となりました。この場を借りて御礼申し上げます。



◆中間報告など

さて、新歓の目的は試乗会をすることではありません。当然、新入生を入れることです。結論から言いますと、今回の試乗会で女子2人が入部を決めてくれました!例年は葉山の試乗会で入部を決める新入生が多い中、先例としてよい追い風となってくれるでしょう。他にもあと一歩で迷っている子は多いので葉山試乗会で最後の一押しをどれだけできるかに掛かってきました。

また今年の新歓からクルーザー班と合同で行っている中、やはりディンギー・クルーザー両方有る大学は両手で収まる程しかないのですからもっと積極的に関わっていけたらなと思いました。こういった光景が見られるだけで、そう思えるのです。





また、今月12日にレスキュー艇「ほたて」のエンジン換装(トーハツ製50馬力)が完了しました。女子インに間に合うか危惧される中、迅速に対応してくださった各位に感謝いたします。








4月8日 新歓活動報告

2018年04月08日 | 活動記録
こんばんは。3年の八木です。

早いものでもう新歓シーズン。昨年自分が新歓隊長として入れた一年生が今や新歓隊長を務めているのを見ると感慨深いものがあります。


さて、まずは一昨日6日の「サークルの日」。この日から千葉大学は正式な新入生加入活動が行えるのですが、今年は誰もが口を揃えて「新入生が少ない」と言う状況でした。原因ははっきりしないものの、あまりプラスにはならなさそうに思うには十分でした。そんな中ヨット部はブースを拠点にビラを配り、連絡先を集めている状況。正直例年通りの対応であり、斉藤総監督や小島さんをはじめ多くのOBさんにも手伝っていただきましたが、昨年を経験している身としては不安は払拭できずにいました。ヨットというスポーツはマイナーである以上、一人でも多くの目に留まり、選択肢に入ることがまず重要なのですから。

しかし結局の所、いざ食事会の集合時間になると徐々に人が増え、最終的には20人という昨年の10人の倍となる新入生が参加してくれました。これまで以上に新入生の取り合いとなる今回の状況でここまで集まってもらえたのは嬉しいことです。食事会は稲毛ヨットハーバー3Fのレストラン”ヴェスプチ”にて行いました。これまでの余分な食事会は省き、この日に注力することが決まっていました。新入生の反応も非常によく、参加者20人のうち11人が後述の8日の試乗会に参加しました。




7日に予定されていた試乗会は前線の通過に伴う荒天のためやむなく中止に。かなりの強風が陸上でも吹き、このときヨット部の立看板が大破する事態に。現在修復中です。


そして初の試乗会となった本日の稲毛ヨットハーバーでの試乗会。当日の予定を組む上で一定の判断基準にしていた前日の19時時点で既に11人というBBQクラスの申し込みがあり、急遽試乗会の宣伝を止めたのですが最終的には飛び入り参加5人を含む17人に。昨年のこの時期の試乗会は3人来れば良い方だったので、嬉しい悲鳴となりました。また様々な条件にも恵まれ、房総が急遽使えるようになったこと、クルーザー班と合同であったこと、天気が非常によかったことなどがあり、この人数でも大きな混乱なく最後までやりきることができました。ディンギー約10分、クルーザー約50分という試乗時間も確保した上で体調を崩す一年生もなく、初めての経験を(そのうち一人はFJ/420経験者という強者でしたが)楽しんでもらえているようでした。




昨年と比較して言えば圧倒的にスタートダッシュには成功したヨット部の2018年の新歓。しかし新歓が山あり谷あり、一喜一憂なのは現役の誰よりも身に染みております。まずはヨットの魅力を知ってもらいつつ、一人でも多く入ってもらえるよう一ヶ月間全力を出す所存です。