CUYC活動報告 帆走日記

千葉大学体育会ヨット部ディンギー班公式ブログ

9月23日、24日 秋イン予選

2022年09月26日 | 活動記録

お久しぶりです。4年の寺島です。今回は、先日行われた秋インカレの予選の結果をご報告します。結果の詳細はこちらも併せてご確認ください。

https://kantogakurenyacht.jimdofree.com/%E6%88%90%E7%B8%BE%E8%A1%A8/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E5%B9%B4/

4687 藤井伸太郎(4年)/浅見魁生(2年) 20, 12, 30, 13 計75

4512 北井克典(2年)/寺島圭亮(4年) 23, 15, 15, 35 計87

4507 藤原晨太郎(1年)/畔柳優生(3年) 36, 20, 20, 30 計108

合計268 最終5位/20校

 

23日は北東の風4~7m/sの中で4レース消化し、初日時点での成績は5位。翌24日は台風の影響で14時まで出艇が遅れ、1レーススタート直前までいったものの風が回って再延期、時間的にAPA掲揚となり、2日目も終了。結果的には、初日の5位のまま予選が終わりました。この結果、千葉大は4年ぶりに決勝に進出することになりました。

目標にしていた決勝進出を達成できたことは、一つ喜ばしいことでした。でも、レースや合宿の中身を見ると、まだ改善の余地があるどころか、もっと変わらないといけないというのが実際のところです。

今回の予選に向けご指導頂いた小岩井さん、熊田監督、OBOGの皆様、ありがとうございました。また、当日差し入れをくださった佐藤さんご夫妻、壷井さん、新井さん、伊東さんを初め、合宿期間中様々な方からのご支援を頂きました。本当にありがとうございました。

決勝は10月7日、8日、9日に開催されます。応援の程、何卒よろしくお願いします。


9/10.11 女子イン 

2022年09月14日 | 活動記録

お久しぶりです。早くも海で寒い寒いと言い始めている1年の小林安奈です。今回は先日出場した女子インを1年生目線で振り返ってみようと思います。


今回クルーは私たち1年生が交代で乗ることになりました。両日ともに風が強く、レースがいつ中止になるかわからないため、2人で話し合って1レースごとに交代で乗りました。じゃんけんで勝った私が1レース目、ゆきみちゃんが2レース目となりました。2人ともレースに出た過ぎて初日もし2レース目がなかったらゆきみちゃんがキレるのでは?となぜか3年生の先輩方が必死に2レース目があることを祈っていました(笑)その祈りが届いたのかその日は4レースありました。次の日は2時間待機となりお昼に出艇となったため、3レースしかありませんでしたが、日曜日は最悪レース中止かと思っていたので良かったです。


葉山での合同練習の規模よりは小さいと知ってはいても初めてのレースは緊張して1レース目は沈しないで、途中で変更されたマークを正しく回る、下の艇に気を付けることにしか意識がいかずようやくワクワクしてきたのは次に乗った3レース目からでした。クローズの時はとにかくヒールを起こすことや波に叩かれたときに吹っ飛ばないことに必死ではありましたが、あそこの大学には勝つぞ〜と山口さんとギャーギャー言いながらはしるのは楽しかったです。ランニングではとにかく前の艇を抜かすことに必死で、練習したことすらなかったのに普段房総から見ていた先輩のパンピングを見よう見まねでやってみたり、ランニングで落ちないようにように必死に足を引っかけグラグラしながらも爆速で走り抜けたりするのもただただやば過ぎてテンションが上がりました。


レース中その時自分に出来る最大限を出し切ったとは思いますが、もっとこうすればよかったと思うこともあります。一番反省しているのはスピンに関するトラブルです。初日レース海面にランニングしながら向かっている途中スピンとシートの玉が飛んでその場で直したり、上げたスピンが絡まっていたり、ランニング中当日の朝スピンポールの紐の長さを短くしたためか、スピンポールがシートから外れてしまったり、スピン回収時に一度海に沈めてしまったためか、次のランニングのときにスピンシートが艇の下でセンターに引っかかってしまったりしました。練習の時にも何度もあって、レースでは一番気を付けようと思っていたことなのに何度もトラブルがあり、情けなくて一回クローズで半泣きでトラピーズに出てました(その時の自分の姿想像するとやばい人過ぎますね)スピンポールが外れてシートだけでランニングを走ったり、リーチングに挑戦したりしたことは良い経験ではありましたが、そのトラブルがなければもっと順位を上げられたので、次こそは練習してきたスピンワークを発揮できるように防げるトラブルは防いで行きたいです。


レースを振り返って感じるのはシンプルですが「もっと速くはしりたい」です。レース中自分たちよりも圧倒的に速い艇を見ては常にそう感じました。特に2本目のクローズで既に上マークを回ってスピンを張ってる艇を見ては速すぎだろと思うと同時に笑ってしまいました。葉山に来て合同練習したり、女子インに出たりするまでは正直たまに男女の体格差に不平を抱くこともありましたが、女子ペアが合同練習で男子ペアに圧勝してたり、女子インで圧倒的スピードで走る艇を見てそんな感情も吹き飛びました。不貞腐れる前もっと技術を磨いていこうと強く思うようになりました。


八月の下旬に女子インに出ると決まって初めて山口さんと乗ってから両手で数えられるほどしか一緒に練習しなかったにも関わらず、全てのレース完走出来たのは本当に山口さんのお蔭です。きっと先輩もレース中は自分のことで手一杯だったはずなのに、レース前も、レース中もずっと私たちにアドバイスを下さり、たった二日のレースですが自分が随分と成長したように思えます。波に叩かれるたびに「耐えろ」、トラブルがあっても「まだあるから気を緩まない」と確かにはたから見ればスパルタ指導だったかもしれませんが、私にとっては𠮟咤激励の言葉でした。スパルタ指導をなさると同時に「トラピーズナイス」とか「ナイススピンワーク」と何度も褒めて下さりました。正しく飴と鞭ですね。山口さん、レース経験0の私たちを連れて強風の中レースに一緒に出てくださり本当にありがとうございました。


最後になりますが、私たちのために練習を見に来てくださった小岩井さん、熊田監督、OB、OGの皆様ありがとうございました。また、レース前からレース後まで色々サポートしてくださった男子部員の方々本当にありがとうございました。レースぎりぎりまで整備を手伝って下さったり、初日のレース後にばてんのとれたハーネスを夜遅くまで直して下さったり、レース当日帆立からサポートして下さったり、色々なものを買ってきて下さったりとなんだかVIPの待遇を受けているようでした。来週に迫るインカレ予選では私たちが全力でサポートしていきたいと思います。





9/10.11 女子イン & 引退

2022年09月11日 | 活動記録

 

初めの引退ブログは山口です。9/10.11で女子インにスキッパーとして出場しました。

 

結果は全7Rで、16-12-17(CUT)-15-16(STP)-13-17

総合14/30位でした。

 

https://sd254a156085413e3.jimcontent.com/download/version/1662887844/module/14020661688/name/2022%E7%A7%8B%E5%A5%B3%E6%9C%80%E7%B5%82%E6%88%90%E7%B8%BE%E8%A1%A8%E3%80%90470%E3%80%91.pdf

 

目標はシングルをとることでしたが、平均7m/sの北風で1年生クルーと出たこともあり沈しないことで精一杯でした。出艇前には沈しないようにしようとクルーの2人と話していましたが、1日目に1度だけ沈してしまいました。(しかし、30秒くらいで起こしてすぐに走り出したので沈には入らないですね。)2日目はレース海面に向かう途中でランニングで沈して、スピンがサイドステイにぐるぐる巻きになってしまい、なんとか解いて沈起こしをしました。10分くらい海中で作業してたのでかなり体力が持っていかれたと思いましたが、沈したことを忘れてるくらい全然元気だったので自分でビックリしてます。

 

レースでは、誰よりも速くスタートラインを切ったり、爆速ランニングで2艇抜いたり、それなりに満足できる走りでした。

レース中は1年生の経験値アップのために色々なことを喋るようにして、かなり厳しめに指導しました。爆風で声が聞こえないため、傍から見たら常に怒鳴ってる鬼のような先輩でした。クルーの2人は、クローズで波に叩かれて1レグで4回くらい吹っ飛んだ子もいれば、吹っ飛んで私の周りを1周する子もいました。スピンポールのシートがとんでポール無しで爆速ランニングを走ったり、最後のリーチングに行った瞬間ポールが外れて手だけでリーチング走ったり、スピンシートが船の下に入り込んでセンターに引っかかったりもしました。他にも、爪が割れたり、ジャイブでブームパンチくらったり、トイレに行けなくて腹痛を起こしたり、着艇した瞬間泣き出しちゃったり相当怖くて大変で辛かったと思いますが、クルーの2人は本当によく頑張ってくれました。ちなみに、私が1年生だったら強風もスパルタな先輩も嫌なのでリタイアしてたと思います。

それでも、負けず嫌いな2人は「乗りたい乗りたい」「沈するかもしれないけどスピン張ってリーチングしたい」と怖さに打ち勝ってチャレンジしようとしてくれました。私も2人が頑張ってるから弱音を吐かずに頑張れました。本当にありがとう。

 

 

本当は、女子インには出ないつもりでした。教員採用試験の勉強や研究で2月から半年間休んでいて、ぶっちゃけこのまま消えてしまおうかと思っていました。理由は不眠症で夜寝れなくて朝起きられないのが1番でしたが、2年後半くらいからクルーとして船に乗ることに不満があったからじゃないかと思っています。自分が船を動かせないことのもどかしさ、草レースでさえ前を走れない悔しさ、単純に強風のトラッピーズタックが疲れるからやだ!とか。

しかし、そんな中声を掛けてくれたのが主将の寺島でした。「結果なんかいいから、後輩のレース経験のために出てほしい」と。私自身、コロナでの半年間部活停止や大学からの許可が下りずレースに出れないことなどで圧倒的経験不足を抱えていて、ヨットへの自信が持てずにいました。それなので、後輩には同じ思いをして欲しくない、後輩をレースに出させてあげられるのは自分だけなんだと思って出場を決めました。

(しかし、その頃にはもう全女のエントリーは締め切っていて、今回は全女の出場は辞退になりました。)

 

8/19から練習に行き始め、8日間の練習を経てレースを迎えました。こう思うと我ながら本職じゃないスキッパーで1年生クルーを抱えて爆風の中よくここまで走れたなと思います。スターボもポートも分からないような1年夏に2レース走ったぶりの大会でしたが、昔よりレースがちゃっちく見えて自分の成長をしみじみと感じました。

実を言うと、大会前になると緊張と不安から精神的に不安定になり、合宿前葉山に行きたくなさすぎて毎週泣いていました。特にレースの週の初めはストレスが凄く、頑張って電車に乗ったはいいが吐き気が止まらなくなって錦糸町駅のホームで30分休むこともありました。結構私にとっても挑戦的な出来事だったので、人生の大きな壁を乗り越えられたレースでした。

3年ぶりの合宿では相変わらずストレスでヘルペスが週1でできたりしましたが、みんなと最後に一緒にいれてとても楽しかったです。部活に戻ってきて、引退試合ができて良かったです。

合宿でもレースでも船のことでも、部員のみんな、熊田監督、小岩井さん、OBOGの先輩方、色々な大学の監督など、色々な人に支えてもらいました、ありがとうございます。

 

今度はインカレ予選があります。男どもは早慶などのトップクラスの軍団と合同練習を取り付けてくるくらいにやる気に満ち溢れています。相当期待しています。私も来週からは全力でサポートをしたいと思います。

絶対決勝行けよ、お前ら。


夏合宿

2022年09月06日 | 活動記録

夏合宿が始まり、最近ブログを書いていないなと思いブログを書きます、2年の浅見です。と思ったら同じ日に畔柳さんがブログを書いていました、、、

さてさて、ついに2週間ほど前から葉山合宿が始まりました。いつも活動している稲毛から千葉大学ヨット部は、葉山に飛び出しました。とにかく海がきれい、臭くない、最高です。水曜日から日曜日まで、とにかくヨットをするだけの日々です。月曜、火曜日はオフではありますが、バイト中でも、電車に乗ってる時でも、サウナに入っているときでも、頭の傍らにはいつもヨットのことがあるような気がします。ただただぼーっとしているときは、なにかヨットに関することをしていないと落ち着かなくなってきてしまいました。怖いですねー、

そんなに落ち着かなくなってきたのは、もうすぐ秋インカレがあるからかもしれません。そして今週にはついに女子インが始まります。4年生の山口さんは最後のレース、そして1年生のチェリーとゆきみちゃんは初めてのレースです。良い結果が出せるように、レースに出ない自分は全力でサポートしたいと思います。とにかく楽しんでほしいと思います!と同時に、自分が初めてレースに出た時を思い出します。何もわからずスタートし、気づけばマークをぐるぐる回り、ゴールしたのを思い出します。

そしてもうすぐ秋インカレです。春インカレが終わった後は、「まだまだあるなー」と思っていましたが、もうすぐになってしまいました。高校の時のテストのようです。そして案の定焦っています。『もう少し乗りこなしておけばよかった』『もう少し知識を蓄えておけばよかった』と思うばかりです。

今回の夏合宿では、ありがたいことに明治大学さんとの合同練習に参加させていただきました。コース練習にも参加させていただき、慶応大学、東京大学、中央大学、東工大学と強豪校の中で貴重なレース経験をすることができました。経験が不足している自分にとってはかなり貴重な練習になりました。そこで感じたスタートでの技術、ボートスピード、コース取りは、自分の中の生温い考えを変えてくれました。とにかく、残りの2週間でできることをしたいと思います。

正直春インカレの時は、ただただ乗っているだけの何もできなかった自分ですが、今は少しはヨットがわかってきたような気がします。クローズのコース取りもスキッパーとともにするようになり、自艇が今どんな状況にあるのか、ブローがどこから降りてきそうか、少しずつですがわかるようになってきました。

そしてこの秋インカレは藤井さんと乗れる最後のレースになります。春よりもいい結果を出すことはもちろん、自分としてもなにか変われる大会にしたいです。

そして最後にこの夏合宿、2年の自分には何ができるか、考え続けるようにしたいです。1年生のフォローはもちろん、練習・生活がスムーズに進むように。

いつもご指導してくださる小岩井さん、熊田監督、OB・OGの方々、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

 

 


女子インカレまで残りわずか! 強豪校に直談判!!

2022年09月06日 | 活動記録

久しぶりにブログを書いています、3年の畔柳です。

3年生の夏ということもあり、夏のインターンだ、企業分析だ、ガクチカだ、自己分析だ、と就職活動など少しずつ始まってきました。。。

何にも縛られずに純粋にヨットをやりたいと思うばかりです。早く就活も終わらして、全ての時間をヨットに投入したい!!!

そんな自分にフィーバータイムが到来!!

そう、それは葉山合宿!!

 

さて、2週間前から葉山入りし、秋インカレに向けて最終調整に入りました。

いつもお世話になっている小岩井さん、熊田監督、OBの浅井さん、新井さん、織茂さん、辻さん、伊藤さんにきていただき、より客観的に視点からアドバイスをもらえるように取り組んでいます。

 

今週はいよいよ女子インカレです。

千葉大学から1艇出場予定です。今年、一年生に2人も女子部員が入部したこともあり、数年ぶりの出場になります!めでたい!

スキッパー

クルー

山口(4年)

小林・四郎丸(ともに1年)

山口さんにとっては最後のインカレとなり、そして、1年生の2人にとっては、初めての公式戦になります。とにかく持っている力を存分に発揮できるように、女子インカレには出ないメンバーが全力でサポートしていくので、ぜひ応援お願いします!!


話は変わりますが、自分は前回のブログ(6月13日)から大きく変わった点があります。

 

それは、またも意識です!
「きた!精神論、今時じゃない!」なんて思われちゃうかもしれませんw

 

きっかけはなんだ!それは!

 

全日本470(唐津)

 

偶然が重なり、たまたま森田さんの船に乗らせていただきました。

1週間、森田さんからヨットレースの基礎をひたすら叩き込まれた気がします。森田さん、誘っていただきありがとうございました。

 

そこで目にしたのは、日本最高峰を争う同世代の大学生と、オリンピックを目指す猛者たちの攻防です。

一言で言えば、怖かったです。当たり前のことをしているといえば、それまでしかしれませんが、それにしても手際よくなんの焦りもなく、飄々とこなしていく。

特に引いたのは、JPN55の木村選手の動作の美しさとパンピングでのパワフルさ、そして吉田選手の船を止める力。さらには、慶應の上寄せ(S字)の連発、同志社のクルーとスキッパーのコンビネーション。

そこでの光景は1ヶ月経過しようとしている今での鮮明に覚えています。自分が目指す場所をはっきりと認識できたことは大きかったと思います。

 

目指さないといけない場所がわかった以上、そのレベルに身を置くために、強豪校との練習が手っ取り早い!!

ということで、今回の合宿では、明治大学との合同練習を申し込みました。(突然、明治の合宿所に押しかけて、合同練習を申し込んだことは内緒に。。。)

合同練習中には、中央、慶應、早稲田、日大、東工大、東大といった決勝校も入り、総勢30艇近くのミニレースを経験できています。

なんの焦りもありません。最高に楽しいレースを経験でき、少しずつ上達できているのでは?と感じることができているからです!
最近ではやっと納得してコースを引くことができるようになり、コースが当たった時の快感は、何にも変えられません!!

 

気づけば、頭の中はヨットのことばかりです!
最高に楽しく練習できています。ただ、忘れてはいけないのは、結果がついてこればもっと最高な気分でいられることです!

そして、その舞台は自分にとってはもう間も無くになりました!!
女子インカレまで残り数日!ぐちさん!チェリー!ゆきみちゃん!がんばれ!!
予選まで残り2週間ほど!みんな頑張るぞ!

そして、いつも応援してくださるOB・OGの皆様!
今回も応援よろしくお願いします!

常に最高の結果を求めて、レースを戦います。