私のSupersix EVOモデルにはVision Trimax Compactのハンドルバーがアセンブルされ、上位モデルのようにステム一体型ではでは無いので、31.8mmのハンドルバーが取付可能です。VisonにもエアロフレアMETRON AEROがありますが、フレア幅が片側5mmなのです。
一方、ポガチャルが使用しているENVEのSES AERO HANDLEBARは40/35、42/37というようにハンドル幅400mmのブラケット幅は350mmと50mmもの差が設けられているのです。価格はVisionとほとんど変わらないので、ポジションさえ出せるのならENVEなのかなと思っています。
ただ、今回初めて分かった事なのですが、シマノの新型コンポーネント(12速)のブラケットは旧型より内側に10度ほど傾けてあるので、ハンドルバーの幅が400mmの場合、片側で5mmほど内に入り、ブラケット部での幅はおおよそ390mmになっているのです。これをそのままMETRON AERO400mmに取り付けた場合、片側で10mm幅が狭まり、ブラケット位置での幅は380mmになります。METRON AEROには380mmというサイズがあるので、これを選べばブラケット位置でのハンドル幅は360mmとなる計算です。これならSES AERO HANDLEBARの40/35よりポジションが出しやすいかもしれません。
とはいえ、これはあくまでもエアロ化が前提にしての判断です。ただ、フレアハンドルはその特徴から、ロードバイクの初心者や下ハンを持つのが苦手という人には適していると思います。エンデュランス系のロードバイクでも有効でしょう。強い向かい風の中を走ったり、レース志向の無い人ならロードバイクにフレアハンドルはありだと思っています。
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