CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

自転車通勤とケイデンス(3)

2010-05-12 08:21:08 | 自転車ダイエット

 昨日ジムのエアロバイクでケイデンスと心拍数の関係を実際にシュミレーションしてみました。運動直後の撮影の為、手振れはご容赦下さい。Img_0503
 シュミレーションは各セット10分でギアを変えながら平均速度・ケイデンス・運動強度(METS)・平均心拍数の変化を比較したものです。
Img_0505_2  各セットはパネル中央に表示される消費カロリーと走行距離でご確認下さい。「PAUSE」の右に表示される数字は上が消費カロリー、下が走行距離となります。ギア強度はPAUSE状態では表示されませんでした・・・Img_0508
 最初は重たいギアを使用した場合のシュミレーションを取り上げます。平均速度は26.7km/h、平均ケイデンスは82rpm、平均出力は163W、運動強度は9.15METS、そして平均心拍数は145となります。同じセットの表示であることはPAUSE横の消費カロリーと走行距離の数字でご確認下さい。
Img_0510  次はギアを2つ軽くした場合のシュミレーションです。平均速度は25.9km/h、平均ケイデンスは90rpm、平均出力は133W、運動強度は7.65METS、そして平均心拍数は139となります。Img_0512
 この比較から、平均速度は1km/hも違わないのに、平均出力と運動強度が大幅に低く抑えられていることがお分かりいただけると思います。平均心拍は個人差がありますが、ケイデンスが90rpmだったにも関わらず139と下がっていることに注目いただきたいと思っています。
Img_0515  これで「ケイデンスを上げると心拍数が上がる」というのはギアが同じ場合だということが証明できたと思います。平均速度がさほど変わらないのに、消費されるエネルギーが少なくてすむということは、それだけ効率の良い走りができ、心拍数も低く抑えられることからより長くこの速度をキープしながら走り続けることができるということになります。
 ちなみにママチャリの平均速度で走るシュミレーションもしてみました。一番軽いギアで70rpmのケイデンスでも16km/hという速度になってしまいましたが・・・運動強度は4METS以下ですから生活運動の範疇に入るため、消費カロリーはかなり低くなります。多段変速機が付いた自転車ならインナーギアで十分な領域です。これなら私でも平均心拍数は120代ですみます。

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