体型や運動経験によって、適する運動量は異なります。ダイエット目的で運動する人には、低強度から中強度の運動が勧められています。それは主に以下のような理由からです。
1)太り気味あるいは肥満の人は、もともと運動が嫌いで運動不足になっている可能性が高いと考えられるため、辛い高強度運動では運動に対する意欲が継続できない可能性が高い。
2)運動不足の人が突然高強度運動を始めると、様々な故障の原因となりやすく危険である。
3)体脂肪などは直接運動エネルギーとして消費される以外に、運動のために代謝が活発になる(体温の上昇)ことによっても消費される。このことは特に低強度から中強度の運動では重要になる。水泳などでは運動中・運動後に体を冷やさないように注意すると効率よく消費するカロリーを増やすことができる。
尚、高強度運動によって筋組織のタンパク質が分解されることにより生成されたアミノ酸をエネルギーとして使用するので筋線維が縮小して基礎代謝を下げてしまうといったことも言われていますが、これは体内の糖質も中性脂肪も枯渇してしまった極端な飢餓状態での話で、健康な人が運動する限りにおいてはほとんど問題にはならなりません。
通常は、食事によってたんぱく質を十分補えば、超回復によって筋線維が強化される効果の方が大きいと考えられてるのです。むしろ問題は運動をし過ぎることより、しないことでしょう。
欧米で「肥満」は意思の弱さの現われとみなされ、会社での昇進にも大きく影響するという話を聞いたことがあります。俳優の北野武氏もそんな発言をしていた記憶があります。
私も最近「肥満は怠慢」の現われだと感じるようになりました。やれ仕事が忙しいとか仕事で疲れているとかといった言い訳を見つけて怠慢を決め込んでいると肥満の餌食となることを身をもって体験してきたからなのかもしれません。
自転車通勤歴5年の私でも、職場が変わり、通勤距離が変わったり、シフト制の職場への移動などもあって、あっという間に80kg近くにまで体重が増えてしまったのですから・・・
夏に買ったシャツが秋には着られなくなるほどでしたから、已むに已まれぬ気持ちでジム通いを始めることになった訳ですが、運動嫌いの私にしてみればまさに大英断といれるかもしれません。
最初の頃は苦しくて仕方がありませんでしたし、体重も予想していたほどには減ってくれませんでしたが、身体を思いっきり苛めている内に苦しさで頭の中が真っ白になることがやがて快感に変わって来たのです。
ダイエット効果を期待して始めたジム通いでしたが、むしろストレス解消効果の方が大きかったと思っています。自転車に乗れない冬場だけのつもりでいたのですが、初夏にさしかかろうとする今も通い続けているのはまさにその為なのです。
私の住む地域は雪の為、1年に4ヶ月は全く自転車に乗れません。雪の降らない地域の方であれば休日に1時間程度のサイクリングでもダイエット効果は十分にあると思います。自転車はある程度の負荷をかけて走ることができれば寒さはほとんど気にならないものです。勿論、風邪をひかない程度の防寒対策は必要ですが・・・
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