これでケイデンスが上がるようであれば、来季はクランクセットをミッドコンパクト(52/36T)に交換することになるかもしれません。CAAD12にはホログラムのミッドコンパクトがアセンブルされていましたが、CAAD12や第3世代のEVOもコンパクト(50/34T)に交換していますので、少し冒険になるかもしれませんが、ミッドコンパクトがキツク感じたのは、単にパワーが無いからではなく、エアロフォームが取れず空気抵抗に脚力が負けていただけなのかも知れないのです。
速い速度域ではディープリムホイールの効果が大きくなるようですが、私が走っている30km/h以下の速度域だとディープリムの空力が実感し辛いようです。例えば25km/h程度の速度域ではホイールの空力より、身体が受ける空気抵抗の方がはるかに大きく、特に向かい風を受ける状況では尚更です。
これまで脚力が無いので速度が出せないと思い込んでいたのですが、速度が出せない最大の要因は身体が受ける空気抵抗だったようです。勿論、競技志向のある人たちと比べればパワーが足りないことは事実なのですが、第4世代のSupersix EVOにエアロフレアハンドルを装着してことで、空気抵抗が大幅に軽減され少ないパワーで速度が増すことが分かって来ました。
3連休の最終日に2か月ぶりに60kmを越えるミドルライドをして来ましたが、昨年の第3世代のSupersix EVOに比べ、平均速度が上がっているのに、消費カロリーが激減していることが分かりました。
今回はBBをウィッシュボーンのセラミックに交換しているので、軽めのギアでケイデンスを高目で走ることを心掛けました。SHIMANOのBBに比べ、平坦でもクランクはヌルヌルと滑るように良く回りました。最初はリア19Tで75rpm程度で走っていたのですが、心拍数は100bpm代で推移。
ここのところの札幌は朝方の気温が10度代と低く、スタートした午前9時の気温は18度でした。この気温で速度を上げると体感温度がかなり下がってしまうので、30分ほどは25km/h程度でクルージング。石狩街道で17Tから15Tとギアを上げるとケイデンスが75rpmで32km/hほどの速度になりました。それでも心拍数は130bpm代でした。
途中14Tで40km/h程度まで速度を上げてみましたが、心拍は150bpmを少し超える程度でした。ただ、平坦とはいえ、ここまでギアをかけると脚に来て、長くは走れませんでした。それでも、路面の良い所では15Tで30km/h巡行は比較的楽でした。
消費カロリーはSTRAVAで計測しているので、今回の消費カロリーが少なかったのは、心拍数があまり上がらなかったことが要因だと思っています。当別に入ると荒れた路面が増え25km/h程度で走るのがやっとという状況でしたが、19Tで75rpmなら心拍はさほど上がりませんでした。これもセラミックBB効果だと思います。
今回もディープリムホイールは封印していたのですが、調子に乗ってリア14Tで40km/hで走ったりもしたせいか。後半、また脚が動かなくなってしまいました。今回はエネルギー切れではなく、明らかに脚の疲労が原因でした。長い距離のトレーニング不足で、脚のスタミナが不足しているようです。
エアロハンドルとディープリムで試走した時は平坦の向かい風区間で心拍数が160bpmを越える無謀な走りでガス欠になって以来、ディープリムは封印中です。今年は骨折で走り出しが遅かったのと、夏場が暑すぎて長い距離を走れていないのが影響しているようです。今シーズンは残すところ1ヶ月ほどなので、そろそろ小樽へ行ってみようと思っています。
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