CAAD10とTCR2(フル105化しているのでほぼTCR1)との大きな違いは、やはり軽さがもたらしてくれる登りの楽さだと感じました。石狩方面はほとんどアップダウンがありませんが、途中に2箇所ある陸橋の登りは距離は短いものの結構な勾配がありますが、フロント・アウターギアのまま、リアを1段軽くするだけで楽々と登りきることができるではありませんか・・・前後で2kg以上もあるR-501-30でもこれですから、WH-6700ならさらに登りが楽になるはずです。来週は少し登りにチャレンジしてみようと思っているところです。
石狩大橋でUターンすることも考えましたが、ここまで1時間10分ほどなので、路面状況を確認しておこうと、石狩灯台へ向けて左折。国道225を右折していざ石狩灯台へ。国道225の終点から濡れた路面が多くなり、石狩灯台が近づく頃には両側に巨大な雪の壁が・・・観光地用に除雪はしてあるものの、両側の雪の壁から解け出した水が道路を川のようにしている箇所もある状態でした。
半年振りに訪れた石狩灯台はまだ雪の中。午前10時半ということもあり気温はかなり上がっているはずですが、周囲の雪が気温を奪っているのか、結構風が肌寒く感じます。あの水で溢れた道を戻る気になれず、海沿いの道を行くことにしましたが、雪解けの水に混じって相当量の砂が流れ出し、所々結構な量の砂が路面を覆っている箇所もあり、海を眺めながらの超スロー走行となりました。とはいいつつも、路面が気になり海を眺めるゆとりはほとんどありませんでした・・・
遊ビーチの駐車場の辺りから左折し国道225へ戻り、帰路につきました。道央新道の高架下のトンネル内にはまだ路面が凍結している箇所もあり、結構気も遣いましたが、今年初の50km越えにもかかわらず、余裕の帰宅となりました。AL-700Xの頃から3年目になりますが、シーズン当初からこれだけ楽に走れたのは、今年が始めてのことです。これはCAAD10がというよりも、冬場もTalonに乗り続け、毎週ジムで1時間~1時間半エアロバイクを漕ぎ続けた成果だと思っています。
CAAD10は軽くて速いという実感はありましたが、振動吸収性という意味では少々期待外れかなぁといった感じです。今後、ホイールをMAVICのカーボンスポーク採用のものに換えながら、次のカーボンロードを模索して行くことになりそうです。今回の試走で感じたことはやはりULTEGRAのシフトのスムーズさでした。105だとシフターを押し込むタイミングが悪いと一回で変速してくれなかったり、多段変速してしまうことも少なくありませんでしたが、ULTEGRAは確実にシフトしてくれます。また、シフトレバーの押し込み幅も浅目で、シフトチェンジが非常に楽になったと感じました。
CAAD10の今回のセッティングとしてはサドル位置を5mmほど前へ移動しただけですが、結構決まったかなぁという感じです。ホリゾンタルフレームで当初心配していたサドルの高さは、ビンディングシューズならベストフィットでした。両足を着地させトップチューブを跨いでも股間が軽くチューブに触れる程度ですから、サイズ52でも特に大きな問題はないようです。腰の辺りにややハリのような感じはありますが、膝の痛みや腿のハリは全くありません。
サイクルコンピュータのデータは、走行距離53.85km、走行時間2時間26分、平均速度22.3km/h、最高速度37km/h、平均ケイデンス72rpm、平均心拍数125bpm、最大心拍数154bpmとなっていました。
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