「人間の絆」を読了しました。
2月からなので半年以上かかりました。
全部で122の章になっているのですが、今回はわざと一つずつ読んでいったのがその理由です。
原題は of Human Bondageで「(固い)絆」というより「人間ならではの束縛」といったニュアンスに近い。
これも一度大学の時に読んでいるのですが、そのときの方が感動が大きかった記憶があります。
自分の年齢と近い主人公に感情を移入して読んでいたのでしょうね。
今は知り合いの息子がいろいろ失敗するのを、遠い目で見ているような立ち位置です。
しかし、味わい深く読み進めましたし、違った感慨を持ったのも事実です。
次は何の長編に挑もうかな、と考えています。
toko