2008年7月8日、くいだおれ人形が全国的に有名な大阪道頓堀「くいだおれ」が閉店しました。
そこで、お店の「くいだおれ」でなく・・・「京都の着倒れ、大阪の食い倒れ」と呼ばれる「食い倒れ」の由来についてちょっと書いておきます。
<大阪城>
大阪は、「水の都」とも呼ばれ水路が多い街で、昔、大阪城が建てられた際に、敵が一機に攻め込めないように、何重にも堀が作られ難攻不落の城を誇っていた。
その堀の間を行き来するために、たくさんの橋も架けられた。
この橋の数が、村田英雄が歌った「王将」の歌詞に出てくる"808"(はっぴゃくやばし)。
<水害で倒れる橋>
しかし、昔の木の橋は、災害には弱く、増水するとよく倒れたそうで、この事が「大阪の橋の杭はよく倒れる」という評判から「大阪の杭倒れ」となったそうな。
この悪いイメージを「商いの町」大阪の人は、「大阪の杭倒れ」→「大阪の食い倒れ」と呼んで、商売に結びつけたそうです。
この話は、ウン十年前に落語家で人間国宝の桂米朝さんが、ラジオ番組で話していたものです。
大阪に観光で来た時は、橋の上でこの話をしてプチ自慢・・・
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