2007年まで発売されていたAfter Effects のプラグイン「Walker Effects 2.0」のチュートリアルに、After Effectsで疑似的に 法線マップを作って、鏡面反射の効果を出す方法があります。
※Walker Effects の権利は、現在 Digieffectsが所有しています。
最近発売されたプラグイン「Youveelizer」は、3Dソフトで使われるUVマップによるテクスチャーの貼り付けを After Effectsでも出来るようにしたものです。
法線マップに比べると、UVマップは作りやすいので、3Dソフトを使わずにAfter Effects だけで UVマッピングを試してみました。
・まずは、UVパスの画像を作ります。
下図のような正方形のグラデーションを作りますが、大きさはテクスチャーのサイズに合わせます。
After Effectsでは、カラーカーブなどで作れます。
Red チャンネルが X軸(U)で、Green チャンネルが Y軸(V) でBlue チャンネルは使いません。
描画モードは、「加算」
UVパスの画像に Youveelizer を適用し、テクスチャーとなる素材を「入力 2」に設定すると、テクスチャーが貼り付けられます。
・次に、UVパスのレイヤーを2個に分け、3Dレイヤーで 90°回転させて変形させています。
ネスト化して、Youveelizer を適用すると、テクスチャーが変形して貼り付けられます。
・次は、3Dソフトで UVマップを作成するように、数種類の図形をUVパス上に描きます。
図形を1個ずつ3Dレイヤーにして、3Dビュー上にランダムに配置しています。
テクスチャーとなる、1個のコンポジションを作ります。
テクスチャーは、上図の図形を塗りつぶすように 素材を当てはめます。図形から はみ出してもOKです。
尚、これらの作業は、Photoshop でする方が作りやすいと思います。
Youveelizer を適用すると、テクスチャーが貼られます。
貼られたテクスチャーは、カメラや3Dレイヤーを移動・回転させても ずれることはありません。
・最後にAfter Effectsの色深度ですが、32ビットで行うのが最良となります。
16ビットでも、ノイズが少なくなりますが、細かな柄のテクスチャーを使うと 汚くなります。
8ビットは全く使えません。
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