Art of the Title の最新記事は、1台のステディカムで、長いシーンを撮影した映画オープニングの特集でした。
Single Take Titles, Part 3: Steadicam’s Long Take
一応、今年の記事からスタビライズ関連をピックアップしたのと、プラグイン「Magic Bullet Steady」を使ったムービーも作ってまとめてみました。
After Effectsでカメラの手ブレを減少させるスタビライズを行なう方法は、標準機能のトラッカー制御で「スタビライズ」をするか、After Effects CS4 にバンドルされている「mocha for AE CS4」を使います。
スタビライズだけをするなら、「Magic Bullet Steady」は、特に設定をする事無く、ワンボタンでカメラの細かいブレを早く消すことができます。
「Analyze」ボタンより上が、分析前の設定になります。
プレビューの画質を、「フル画質」にして「Analyze」ボタンを押します。
Movie 1:
分析後に、「Auto Zoom」で全体を拡大して見切れないようになりますが、手動で調整もできます。
但し、マニュアルによると Magic Bullet Steady (v1.1)には、ネスト化の特定の方法で、既知の問題があるようです。
今回のテストでは、動画素材に、PNGの連番とAVIの未圧縮ムービーとを使っていますが、AVIのファイルでネスト化すると、データが無効になってしまう現象が出ていました。
回避策はプリレンダリングするしかありません。
mochaやトラッカー制御のように、データだけを保存できないので、無効になるとスタビライズのやり直しになってしまいます。
使用した動画は、CCD(ビデオカメラ)とCMOS(iPhone)による撮影で、CMOS は、スタビライズ後も歪みが目立っています。
現在は、ローリングシャッターの歪みを修正するAfter Effectsのプラグインが、The Foundry より発売されています。
将来は、スタビライズとCMOSセンサーの歪みの修正ができる機能が、何らかのソフトに付いてくるか、プラグインとして発売されるかもしれません。
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