舞鶴市 木を愛する 塩見工務店は思わず深呼吸したくなる『自然素材と木の家』で快適で幸せに暮らせる家づくりを提案します。

京都府(舞鶴市・綾部市・福知山市・宮津市・京丹後市)で木の家専門・注文住宅・本物の健康住宅 新築・リフォーム・古民家再生

ブログ読んで頂きありがとうございます。

京都府舞鶴市で創業80年、思わず深呼吸したくなる自然素材でほんまもんの木の家づくりをしています。 木を愛する・・・塩見工務店 塩見 智則です。 家づくりは一生に一度の一大事業とよく言われます。一生に一度ということは多くの方が経験の無い中で家づくりに取り組むことになります。 そして金額的にも高価な買い物であるため、後悔や失敗をしたくないと思い、不安になるのは皆さん同じだと思います。 本来、家づくりは夢のある楽しいことなんです。 僕もプロとして仕事をしていても家づくりは楽しいことなんです! そんな楽しい家づくりだからこそ、不安を抱えながら家づくりをするのではなく、不安を少しでも取っていただきたいです。 このブログではその不安を少しでも解消し、楽しい家づくりを頂くために、で知っておくと役立つ? 役に立てば嬉しい(僕がですが・・)情報を発信しています。 情報は力となります。知らないで済む話もあるかもしれませんが、後で知ると後悔する話もあります。 情報が多くある時代だからこそ、確かな情報を手に入れていただきたいと思っています。 これからの家づくりが楽しいものになりますように!

木を愛する・・・塩見工務店です

私たち塩見工務店は舞鶴市を中心とした京都北部エリア(福知山市、綾部市、宮津市、京丹後市)で一生に1度の家づくりを大切にして健康に快適で暮らしたいお客様のために思わず深呼吸したくなるほんまもんの木の家の魅力を伝え広めていく事を使命にしている工務店です。

後悔したくない家づくり・・・。リビングを計画するときに気をつけたいポイントは?

2016年01月19日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

こんにちは!

 ブログ読んで頂きありがとうございます。

  舞鶴市で創業80年、思わず深呼吸したくなるほんまもんの木の家づくりをしています。

 木を愛する・・・塩見工務店 大工のともです。

気がつくと私も今年で38歳・・・。父、兄のもとで家づくりの仕事を始めたのが2001年・・・。

24歳の時でした。

大工の仕事を始めるには遅めのスタートでしたが今年で14年の月日が流れたことになります。

 仕事を始めたころは何もわからず勉強の日々・・・。

 依頼して頂くお施主様の家造りを通していろんな経験をさせて頂いて今があります。

 その頃から、書き始めているノートがありまして・・・。

仕事で気がついたことやなるほど!って思ったことを書いてます。

5冊目に突入したんですが・・・。

今1冊目を読み返してみると、当たり前の内容やしょうもないない内容で恥ずかしくなりました・・・。しかも字が汚い・・・。

ですが・・・。

たまには良いことも書いていて我ながら感心する箇所も・・・。

(自己満足ですが( ^)o(^ ))

 

その中からこれから家つくりをお考えの方へ向けて・・・。

『後悔しない家づくりをするためのポイントを教えます!』と題して・・・。

部屋別にアドバイス的なことを書いていこうと思います。

 

内容はこれまでお客様と打ち合わせや家づくりをさせて頂いている中で、私がここはポイントと思った事を書いています。

家づくりは奥が深く正解は1つではありませんので参考として読んで頂ければと思います。

少しでもお役にたてれば幸いです。

では2回目は・・・・。

 『リビング』について書いてみますね。

 家の中でもリビングは家族が集まり・・・。

くつろぐまた家族以外の来客者を招き入れる部屋になりますね。

ソファでくつろぎたい床でくつろぎたいなど・・・。

 

結構住まい手さんのライフスタイルによって変わってくる部屋になります。

リビングを考える上でのチェックポイントを書いてみます。

参考になれば幸いです。

 

・家具の配置を先に考える。

 ・窓の大きさは明るさだけにとらわれず、家具配置を考慮する。

 ・ガスが必要な器具を使用する場合は、ガスコンセントを設置する(ガスファンヒーターやお鍋など)。

 ・テレビ用のコンセント位置は必ず確認。

 ・コンセントが必要なものは意外とたくさんある。

 ・冷暖房機器や空気清浄器など、身の回りのものを確認して必要な数と位置を考える。

 ・窓と干渉してカーテンレールを自由に選べなくならないように、エアコン位置を確認

(場合によってはエアコン位置を変えることも検討)。

 ・リビングにはソファとテーブルが絶対必要! などと思わず、家族構成や使い方に合わせて家具を選ぶ

 (ソファの代わりに一人用のゆったり椅子で十分だったりします)。

 ・床暖房の上に家具(ソファなど)を置かないように計画。

 ・吹抜けやリビングに階段を設ける場合は、光熱費のランニングコストも考えて計画する。

 ・下地が必要な場合があるので、壁に棚やアート、将来手すりを付けたい場合は事前に伝える。

 ・リビングに収納があると便利。

 ・家庭にあった収納の形状も考えておく。

 ・背の高い家具を置くときは梁の高さも確認する。

 


最後まで読んで頂きありがとうございました!

自然素材で健康に快適に暮らしたい!思わず深呼吸したくなる木の家に住みたい!

『あこがれ』のままあきらめていませんか? でも高いんでしょ?

 どうせ高いから私達には建てられないと最初からあきらめている。っていう子育て世代の方の声を聞きます。

あきらめる前に・・・。読んでみて下さい。

 この順番を守れば叶うかもしれません。➡コチラ

 

木を愛する・・・塩見工務店は舞鶴市を中心とした京都北部エリア(福知山市、綾部市、宮津市、京丹後市)で

一生に1度の家づくりを大切にして健康に快適で暮らしたいお客様のために思わず深呼吸したくなる

自然素材と国産の木を使った『本物の健康住宅』魅力を伝え広めていくために家づくりをしている工務店です。』

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後悔したくない家づくり・・・。玄関を計画するときに気をつけたいポイントは?

2016年01月14日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

こんにちは!

 ブログ読んで頂きありがとうございます。

  

舞鶴市で創業80年、思わず深呼吸したくなるほんまもんの木の家づくりをしています。

 

木を愛する・・・塩見工務店 大工のともです。

気がつくと私も今年で38歳・・・。父、兄のもとで家づくりの仕事を始めたのが2001年・・・。

24歳の時でした。

大工の仕事を始めるには遅めのスタートでしたが今年で14年の月日が流れたことになります。

 仕事を始めたころは何もわからず勉強の日々・・・。

 

 

依頼して頂くお施主様の家造りを通していろんな経験をさせて頂いて今があります。

 

その頃から、書き始めているノートがありまして・・・。

仕事で気がついたことやなるほど!って思ったことを書いてます。

5冊目に突入したんですが・・・。

今1冊目を読み返してみると、当たり前の内容やしょうもないない内容で恥ずかしくなりました・・・。

ですが・・・。

たまには良いことも書いていて我ながら感心する箇所も・・・。(自己満足ですが( ^)o(^ ))

 

その中からこれから家つくりをお考えの方へ向けて・・・。

『後悔しない家づくりをするためのポイントを教えます!』と題して・・・。

部屋別にアドバイス的なことを書いていこうと思います。

 

内容はこれまでお客様と打ち合わせや家づくりをさせて頂いている中で、私がここはポイントと思った事を書いています。

家づくりは奥が深く正解は1つではありませんので参考として読んで頂ければと思います。

少しでもお役にたてれば幸いです。

では1回目は・・・・。

 

『玄関』について書いてみますね。

 

玄関はその家の『顔』とも言われますね。

 

美しい侍まいの玄関は、住む人の温かさや、優しさを感じます。

 

美しい侍まいの玄関と言ったって、収納が……。ですよね?

 

普段の生活を振り返ると玄関に収納するのは靴だけではありません。

 

収納を考える上で・・・。

 

『土のつくもの』と、そうでないものとに分けて考えてみるのもひとつの方法です。

 

『土のつくもの』・・・例えばトランク、ベビーカー、ゴルフバツグ、傘……。

 

そうでないものは、部屋の中に収納しても大丈夫では?

 

もちろん、部屋の中に持ち込んで手入れしたいものがあれば別ですが、それでもそうし

 

たものはできるだけ玄関に近い所に収納場所がある方が、部屋に土を持ち込まないように

 

できますよね。

 

 

コンセントもよ〜く検討しましようね。

 

下足箱のカウンターの上にコンセントがあると、小さなスタンド照明を置くことができます。

 というわけで・・・玄関のチェックポイントとして・・・・。

  •  コンセントが必要か検討する(掃除用、除湿機、電動自転車、など)。

 

  • 靴を履くときに腰掛けるスツールが必要かどうか検討する。

 

  • 手すりが必要か検討する(将来のことを考慮し下地を含め検討しておく)。

 

  • 玄関から家の中が丸見えになっていないか確認する。

 

  • 玄関床は、汚れが目立ちにくく滑りにくいものかを確認する。

 

  • シューズボックスの位置が靴を履かないと取りに行けないような場所になつていないか確認する。

 

  • ブーツの収納を考慮しておく。

 

  • 子供の遊び道具の収納場所を考えておく。

 

  • お客様のコートや上着の収納スペースが必要かどうか検討しておく。

 

  • アウトドア用品や外部用品の収納場所にはシューズインクロークにするかどうか検討する(ゴルフバッグ、ベビーカー、BBQセットなど)。

 

  • スリッパはどこに収納するか検討しておく。

 

  • 傘立てを置くところを検討しておく。

 などなどです・・・。

 

参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

   

 


優れた間取りの家は、この3つにこだわってこそ生まれる

2013年03月06日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

 いよいよ3月に突入しました。

少しずつ暖かくなってきて仕事のしやすい季節がやってきます。

嬉しいです。

今年はあまり雪が降らずに助かりましたが、やはり舞鶴の冬は寒いです。

現在施工中の木楽な家NO.7も4月完成を目標にフル稼働中です。

現在施工中の木楽な家NO.7は・・・・facebookページにてリアルタイムで写真を公開していっていますのでfacebookページを覗いてもらえると嬉しいです。

コチラ⇒http://www.facebook.com/shiomi.kiraku

4月の終わりか5月の初めに今回も完成見学会を開催しますので木の家に興味がある方、このブログ等を見て見学したい方はぜひお越しくださいね!

先日の土曜日にも見せてほしいという方がこられて見て帰られましたので施工中の家を見たいって方もお問い合わせいただければ対応しますのでご連絡ください。

 

さあ今回の内容は・・・・

「優れた間取りの家は、この3つにこだわってこそ生まれる」です。

 

「よい設計」「優れた間取り」には、ある共通点があります。

それは、「3つのもの」の動きがよく考えられているということです。

それは「人・光・風」です。

 

まずは「人」の動き、これはよく「動線」などといわれます。

 

水廻りが近くにあって行き来がしやすいプランを「家事動線(主婦動線)がよい」などといいますね。

 

この動線がよいプランをつくりたいなら、セオリーにしがみつくよりも新居での実生活を

イメージしてみることのほうが有効です。

 

食事が終わったあとの団彙はどこでどんなスタイルで行なうのか?

そして風呂に行く際に着替えはどこにおいてあって、どうやってとりに行くのか?

子どもが学校から帰ってきたらどうやって自分の部屋にいくのか?

 

子ども部屋への動線を重視するとリビング階段という間取りになったりします。

必ずリビングを通らないと自分の部屋に行くことができないので半ば強制的に子

どもとコミュニケーションがとれるという考え方ですね。

 

また家族が多いにもかかわらず、動線が重なる部分、つまり人の動きが激しい

部分があまりにも狭かったりすると、生活しづらいということがあります。

 

次に「光」の動きです。

これを建築用語では「採光」といいます。

そんなの窓を大きくつくっておけばいいんでしょ? という方も多くいますが、そういうものでもありません。

大地震によって大きな被害を受けた建築物を見れば一目瞭然ですが、窓ばかりで壁の少ない家が致命的な被害を受けています。

強い家をつくるためには壁も必要なのです。

 

ある程度の壁を残しつつ限られたなかで最適な窓の配置をすることが重要です。

基本的な考えとして南面・東面は窓を大きくとるようにしています。

 

また何が何でも南側の窓でないとダメだと思っている方も多いのですが、北西にしか窓が

取れないような部屋でも窓の取り方次第では十分明るさを維持できます。

 

北側の窓というととても暗い印象をもたれるかもしれませんが、北側からの間接光という

のは一日を通じて光量も安定しています。そのため集中力を維持しやすいのでアトリエや勉

強部屋などには最適だといわれているくらいです。

 

また、部屋の採光は十分に検討されるものですが、 一方で廊下やホールが真っ暗という間

取りを見かけることもあります。部屋はさんさんと明るいのに、昼でも照明器具をつけなけ

ればならないような真っ暗な階段や廊下は嫌なものですね。

敷地の条件によっては天窓なども有効です。

 

ただ、最近のものは性能もよく安心して使えますが、本来の屋根と比較すれば雨漏りなどのリスクは高いので注意が必要です。

 

最後に「風」の動きです。

建築用語では「通風」です。風とおしのよい家は長持ちします。

 

湿気がこもるのは家にとつてもそこに住む人にとつてもあまりよいことではありません。

ですから、風の流れを考えて窓を採用するということが大切です。

 

ひとつの部屋に最低でも窓が2つないと風は流れません。

また2つあればなんでもよいというわけではありません。

2つの窓の位置関係によつても通風の効果はまつたく異なります。

自然な風の流れによって心地よい居住空間ができあがれば、エアコンなどに頼りすぎるこ

ともありません。

 

この3つ以外にも考える要素はたくさんありますが、「人」「光」「風」この3つの動きを考えた間取りはよい問取りだと思います。

 

木楽な家NO.7の間取り(今回は大工のとも設計)を公開します。

1階平面図・・・・

 青の矢印は風の流れを書いたもので、対面に窓を配置することでドアを開けると風が通るよう配置しています。

家族と必ず顔を合わせるよう階段2階に行くにはダイニング・リビングを通る位置に配置しました。

赤の矢印は家事動線を表したもので洗面⇒キッチン⇒ウッドデッキ、洗面⇒階段⇒2階のベランダへの家事動線を考えて洗面脱衣室に入り口を2つにして回遊性のある動線にしました。

 ほかにもポイントはたくさんありますがまたの機会に・・・・・

 ↑設計段階でのイメージパースです。

色は全然違ったものになりますが形はこんな感じです。

  

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

舞鶴、綾部、福知山、京都府北部を中心に自然素材・京都府産の木を使った

新築・リフォーム・古民家再生・地球環境にも配慮した健康住宅・木の家を建てる木を愛する工務店です。

 

木を愛する工務店 塩見工務店のホームページ 

http://www.shiomi-kiraku.com

Facebookをされている方はぜひ塩見工務店のページにイイね!!を

お願いします。

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施工写真多数掲載しています!

Facebookをされてない方もコチラから入り「写真」を選択していただければ閲覧可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


設計の決め手はライフスタイル

2012年10月25日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

設計の決め手はライフスタイルだと思います。

家づくりの魅力は設計・間取りにあると言っても過言ではありません。

それは住む人のライフスタイルやこだわりが最も表れる部分だからです。

暮らしやすさに配慮しながら、最適の空間を創り出したいものです。

そのためにはまず、新しい家での暮らしをイメージしてみることが第一。

朝・昼・晩などシチュエーション別の日常生活を考えながら、リビング、ダイニング、キッチン、浴室、寝室などの配置・広さなどを検討していきましょう。

お客様と打ち合わせをし、間取りを考えていく上でこれだけではないのですが特に次の3つは特に気を付けて間取りを考えるようにしています。

生活動線を最優先

ムダのない生活動線の確保は暮らしやすさに直結します。住宅設備やデザインにこだわるよりも重要と言えるでしょう。主婦にとってはキッチン、洗面所、浴室などの水回りを1カ所にまとめると家事効率が格段にアップします。

日当たりと風通し

日当たりと風通しの善し悪しは、住む人の健康に大きく影響します。また、家の寿命も長くなるなど、そのメリットは図り知れません。間取りを決める際、リビングやダイニングなどは日当たり・風通しを最優先したいもの。それとは逆に、食品庫や納戸など太陽光が当たらない方がよいスペースもあることを知っておきましょう。

将来の暮らしを考える

いま住みやすい家であっても、10年後、20年後も住みやすいかどうかはわかりません。子どもが成長し、独立して家を出て行くことを前提にした間取りにすることも一考。また、年老いたときのことも考え、トイレや浴室をバリアフリー設計にするなど、将来的な住みやすさにも気を配っておきたいものです。

 

 


縁側のある家は冬暖かく夏涼しい

2012年08月20日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

在来工法の家には、日本の風土と暮らしが育てた偉大な工夫があります。

縁側といわれる片廊下もその一つです。

核家族化、小住宅化で、 一時は影が薄れてしまったが、近ごろ、また、見直されてきているようです。

 

縁側のある家は二重閉まりになるために、冬暖かく、夏も涼しいという良さがあり夏の日差しを縁側の庇が防いでくれます。

 

特に庭に面して縁側があると庭を眺めることができます。

 

昨年施工させて頂いた木楽な家NO.6にも御施主様の要望もあり、

縁を作りました。

 

 


『変化に対応できる間取りを』・・・住みよい家にする為に基本はまず設計!間取りの考え方

2012年08月10日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

将来に増築や改築に耐えられる、将来の変化に対応できるような問取りを考えることが大事だと思います。

 

子ども部屋よりも、今、本当に必要なスペースがあるはずなのに、設計段階でまず「子ども部屋をとりたい」とよく聞きます。

 

家中で一番いい位置に、子ども部屋をつくったはいいが、数年して、独立し、あるいは結婚して子が家を出ていってしまい、

せっかくの部屋が物置化してしまったお宅さえあります。

 

家は凹凸のないほうが長もちする

 

家は建ち上がった時点から次第に老朽化していくものだから、後々の修理が簡単な

ように建てておくことも忘れてはならないです。

 

その点から考えれば、欠けや張りなど、凹凸のない、マッチ箱形の平屋づくりがもっともよい。

家に凹凸があれば、それだけ屋根の形が複雑になり、谷間もできるために、やっかいな雨漏りの原因になるんです。

2階建ての場合も同じことで、部分平屋よりも、総2階のほうが、修理の程度にもよりますが、ふつうは直しやすいし、

第一、傷みがぐんと少なくなります。

 

間取りは大まかに部屋を小さく区切ると、将来の増・改築がかなり難しくなります。

 

増・改築を見込んで家は建てたほうがいいと思います。

 

そのためにも、小さな部屋をいくつもつくるのは、あまり感心しません。

 

部屋の数の多さばかりを気にする人がいますが、大は小を兼ねるの言葉通り、

住みようではいくらでも仕切れるのだから、広すぎると思うくらいに、部屋の広さは確保しておいて間違いと思います。

 

それに、大きな部屋にすれば、それだけ部材(材料)も大きなものを使わなくちゃならないのだから、

家は自然と丈夫になります。

 

部材は小さく切り刻まないで、使うにこしたことはない。

 

せっかくの部材を小さな部屋をつくるために切り刻んでしまうのは、木を無視したもったいない話だと思います。



『ライフスタイルに合わせた家作りを・・』住みよい家にする為に・・・・基本はまず設計!間取りの考え方

2012年08月07日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

昨今のお施主さんは「マイルームを欲しい」と言われます。

 

書斎、家事室、趣味室だと夢を描かれます。

その部屋がライフスタイルで必要であれば作るべきだと思います・・・

書斎をつくれば本を読むようになるということはないですし、これまでたいした趣味もなかった人が、趣味室をつくったからといって、趣味に夢中になるとは考えられないです。

個室をつくることで、自分のライフスタイルまで変えられると、異常なまでに錯覚している人がいますがあくまでライフスタイルに合わせて部屋作ってはいかがでしょうか?


 


現代の暮らしに応接間(客間)は本当に必要か?

2012年08月01日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

今まで色々なお施主さんと打ち合わせをして間取りを決めてきました。

 

せっかく一戸を構えるのだから、「応接間(客間)をつくりたい」というお施主さんがおられます。

 

それぞれの暮らし向きがあって、 一概に応接間(客間)が不要というつもりはないのですが、わが家に本当に必要か一度よく考えてみては?と思います。

 

応接間や居間のソファーに家族が座ってティータイムをとる。

 

ホームドラマでよく見かける光景で、応接間や居間が家族のふれあいのシンボルの場になっているように錯覚している人がいるが、

本当にそうでしょうか?

いざ、家を建てるとなると、今までの暮らしぶりをすっかり忘れて、つい気負いすぎ、あれもこれも、日常の生活にないライフスタイルまでをも想像してしまう。

空想して楽しむ分には良いと思います・・・しかし・・実際に、こうした部屋をつくり、ほとんど使われずに死んだスペースになっている家がたくさんあるのも事実です。

「今までが狭くて、家族が集まったり、お客さんを呼ぶことができなかったものですから」とお施主さんはおっしゃるが、現に応接間などなくても、始終お客さんの出入りしている家はたくさんあります。

居間ができたから、家族のふれあいが密になるというものでもなく器を用意したから、生活が変わるということはないのではないでしょうか?

 

設計後、応接間やリビングがデッドスペースになるおそれがないかどうか、 一度、よく見直してみてはどうですか?

 


どうすれば理想の生活にあった家を造ることができるのか?

2012年07月25日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

さあ家を建てよう!となったときにどこの建築会社にお願いしようか?

どんな家のしようか?と色々と悩まれると思います。

 

せっかく家を建てるのだから快適に暮らしたい。

理想の家が建てたい。

誰もがそう思われると思います。

 

理想の生活をするために大事になってくるのが

間取り(設計)だと思います。

 

間取りを計画していくうえでまず自分の生活スタイルを見直す ということをやってみてください。

 

「雑誌やカタログを見ていると、あれもこれもいいなどほしいものや理想の生活が見えてくるはずです。

 

いろいろ見たり聞いたり、どんどん情報を集めてください。

同時に自分や家族の生活スタイルを見つめ直すことが大切です。

 

絶対に欲しい― と思ったものでも、もう一度チエックしてからにしましょう。

選択のカギは自分たちの生活スタイルです」

 

「自分たちの生活スタイル?」

「たとえば、布団でないと快適に眠れない人は、ホテルに泊まって、いくらかっこいいなと思えるベッドを見つけても、

自分はベットでは安眠できないと分かっているから買わないと思います。

 

自分の生活スタイルが分かつていないとチェックできないですよね。

 

生活スタイルは年と共に少しずつ変化しますし、要は自分の生活に合った物やこだわりにエネルギーとお金をかけるってことですね。

 

家族それぞれの潜在意識の中にある住まいへの希望・こだわりを聞いたうえで 一つの方

向へまとめるのが僕たちの仕事だと思っています。

 

設計の前には、どんな暮らしをしたいのかを充分に話し合うことが必要ですが、自分の暮らしを他人

に分かりやすく説明することは、意外と難しい作業です。

 

そこで、私たちは建主の自宅でも打ち合わせをするようにしています。

なぜなら、目では表現できないことや、日に見えない要望のヒントが、現在の住まいの中にたくさん隠れているからです。

 

もちろん、打ち合わせは、事務所でもします。資料や資材のサンプルを見てもらったり、実際家を見てもらった方ががイメージしてもらいやすいので展示場かわりにしている自宅を見てもらったりしています。

敷地(現場)で打ち合わせれば、敷地図だけ見ていたのでは分からないことも分かります。

 

家族が多い建主の場合は、お年寄りや子どもたちの意見も聞きたいので、建主の自宅で

の打ち合わせが多くなります。

 

一度思いを聞かせて頂き、間取りを考えそのプランを叩き台にしてお客様と打ち合わせを重ねます。

今までの経験上、一度で間取りが決まることはまずありません。

 

とことん建主と向き合う

打ち合わせをすればするほど、住まいに対する要望が具体化します。

分からなかった細かいことが見えてくるので、私たちは何度も図面を修正して書き直します。

 

lヶ月、2ヶ月急いで後悔するよりは、少し長いな、と思ってもちょっとのがまんです。よく考えて間取りを決めてください。

 

 一生住むかもしれない家づくりに、1年かけても長いということはないと思います。


 


『家は南側に広い開口をとる』・・・・基本はまず設計!間取りの考え方

2012年06月20日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

家を建てるなら住みよい家を建てたい!

誰もが望むことだと思います。

そこで大事になるのが設計ですね。

そこで基本的な間取りの考え方について少し書いてみようと思います。

 

 

これから家を設計しようとする人に、私らがまず第一にうるさくいうのは、南開口

ということです。

どんなに立派な問取りができても、南が閉じているようじゃいけない。

昔から、「南側を広く開けなさい」といわれているのには、それなりの理屈があり、南側に向いて冬、よく日の当たる家は夏も涼しい。

「南側が開いていたのでは、夏にもろに日の光を受けて、暑いんじゃないか」

という人がいるが、そんなことはない。

夏の太陽は位置が高いから、庇さえつけておけば、いくらでもさえぎることができますし、それに夏は、南のほうから風が渡ってくるので、家に風が気持ちよく入って、涼しいという理由があります。

 

↑南面に吐き出しの開口を取るようにおすすめしています。

 

↑南面に庇を・・・

敷地の都合で、どんな場合も、「南開国の東西に長い家をつくりなさい」

というのは無理かもしれないが、ある程度

の広さがあれば、それなりに南を開けること

はできるはず、いかに南面を広く開け、日当たりのいい家

にするか、それが設計を始めるときに考える

基本だと僕は思う。