2015年8月中旬に完成しました。
京丹後市峰山町で大規模リフォームです。
始まりは昨年末・・・。京丹後市峰山町からの1件のお問い合わせがありました。
さすがに遠いな・・・と感じつつもまずお会いしてお話を聞いてみないとと思いお話に伺ったのがはじまりでした。
・成長する息子さんへ自分の部屋をあたえてあげたい
・老朽化している現在住んでいる両親がたてた家をリフォームして快適にしたい
というのがお施主様の希望でした。
距離の事もありお断りする選択肢もあったのですが…。
わざわざ舞鶴市の弊社に木のリノベーションをお願いしたいと言って頂いたお施主様の思いと人柄に断る理由はありませんでした。
打ち合わせを重ねるごとに3つの問題点が出てきました。
1.1つは現在の家の限られたスペースの中に息子さんの部屋どこにをつくるか?
2.日当たりの良い南面に水廻りが増築されており日当たりが悪い
3.限られた予算の中でお施主様の思いをかたちにするのか?
その問題を解決するために弊社は提案したのがこちら・・・。
→1.平屋である屋根裏の空間を活かして、リビング上部を吹き抜けにして梁を見せ屋根裏に息子さんの秘密基地のような部屋をつくり成長する息子さんへ自分の部屋をあたえてあげたいという両親の思いを叶えつつ…窓を開けるとリビングと繋がる…家族を繋げるという思いを込めてた配置にしました。
・秘密基地のような子供部屋・・・。
・子供部屋の窓からリビングと繋ぐ・・・
→2.増築されていた水廻り部分を解体(減築)して日当たりの良いリビングにしました。
→3.お施主様に解体・自然塗料塗りなど家造り参加して頂きました。
現場までの距離は縮めようがないですが、
日々の現場での打ち合わせやお施主様と一緒に家造りを通して
お施主様との距離は縮めまった気がします。
・連休中にお施主様のお父様を中心に解体作業を頑張って頂きました。
・現場で打ち合わせを重ねながらお施主様と共に家造り・・・。
・一枚板を使いTV台を作成・・・。
お施主様の両親、息子さんから見ると祖父母が一生懸命働いて建て残してくれた思い出の詰まった家…。
昔の家ならではの丸太の梁、や地元の木で作られた骨組み…。
現在主流の合板、新建材で上から囲って新築同然のリノベーションもありかもですが…それは得意とする建築会社さんにお任せして、
国産の木を使い良い材料をあえて見せて手を加え、その材料を見るたびに残してくれてありがとう!って心から思えるそんなリノベーションをこれからも提案していきたいと思います。
施工写真はFacebookページアルバムにて公開中です。