舞鶴市 木を愛する 塩見工務店は思わず深呼吸したくなる『自然素材と木の家』で快適で幸せに暮らせる家づくりを提案します。

京都府(舞鶴市・綾部市・福知山市・宮津市・京丹後市)で木の家専門・注文住宅・本物の健康住宅 新築・リフォーム・古民家再生

ブログ読んで頂きありがとうございます。

京都府舞鶴市で創業80年、思わず深呼吸したくなる自然素材でほんまもんの木の家づくりをしています。 木を愛する・・・塩見工務店 塩見 智則です。 家づくりは一生に一度の一大事業とよく言われます。一生に一度ということは多くの方が経験の無い中で家づくりに取り組むことになります。 そして金額的にも高価な買い物であるため、後悔や失敗をしたくないと思い、不安になるのは皆さん同じだと思います。 本来、家づくりは夢のある楽しいことなんです。 僕もプロとして仕事をしていても家づくりは楽しいことなんです! そんな楽しい家づくりだからこそ、不安を抱えながら家づくりをするのではなく、不安を少しでも取っていただきたいです。 このブログではその不安を少しでも解消し、楽しい家づくりを頂くために、で知っておくと役立つ? 役に立てば嬉しい(僕がですが・・)情報を発信しています。 情報は力となります。知らないで済む話もあるかもしれませんが、後で知ると後悔する話もあります。 情報が多くある時代だからこそ、確かな情報を手に入れていただきたいと思っています。 これからの家づくりが楽しいものになりますように!

木を愛する・・・塩見工務店です

私たち塩見工務店は舞鶴市を中心とした京都北部エリア(福知山市、綾部市、宮津市、京丹後市)で一生に1度の家づくりを大切にして健康に快適で暮らしたいお客様のために思わず深呼吸したくなるほんまもんの木の家の魅力を伝え広めていく事を使命にしている工務店です。

土地購入を考えてる方へ・・・・・南面道路の土地が本当に一番いいのか?

2012年05月30日 | 土地選び編・・・家づくりのアドバイス

これから家を建てようと考えた時家を建てる建築業者選びも大事ですが、土地選びでも注意が必要です。

 

土地選びについて書いてみようと思います。

 

間取りと並んで、「土地選び」でも誤った考え方が言われているように思います。

例を出して説明しましょう。

 

上の図は、郊外の分譲地によくあるケースです。(汚い字ですみません)

三方を道路に囲まれた土地は、このような位置で区切られるのが普通です。

Aの土地 東南角  坪単価60万円

Bの土地 南    坪単価55万円

Cの土地 東北角  坪単価55万円

Dの土地 北    坪単価50万円

面積は等しく40坪(約132㎡)の土地があったとします。

ここで質問です。

あなたなら、どの土地を選びますか?

 

最も価格が高いのは、2400万円のAの土地。南側に面した東南角地です。

日当たりも良く目の前も道路なので人気が高く、実際、売りに出されると真っ先にここから買い手がつきます。

ハウスメーカーさんや不動産屋さんも勧めるのはAとBだと思います。

 

しかし、僕はちょっと待った!と思うわけです。

実は・・・人気のAとBはメリットばかりではないんです。

その理由は3つあります。

①  A、Bは南面に接しているが、必然的に、リビング・ダイニングは南面に配置しますから道路は人通りがあるため、日中はカーテンなどで視線を

遮る必要がある(せっかくの日当たりが台無し)

 

②また、A、Bは、南側が道路だから最も日当たりの良い南面が駐車場になる

 

③建築基準法で、「道路斜線制限」というルールがあり、道路からの距離で建物の高さ、

道路までの距離が制限されてしまう。角地は2面で考慮しなければならない

 

では人気のないCとDは?

CとDの場合、北側道路を利用して駐車場を北側に取り、南側に大きな窓を設けること

ができる。南面に落ち着いた庭、というプランも可能です。

 

そもそも、「南面神話」は誤解が多いように思います。

 

例えば北欧の家には、南側には小さな窓しかなく寒い地域なので窓が小さい。

そして北側に庭をつくる。なぜ北側に庭をつくるのかというと・・・それを眺めるためだと言う。

花は南を向いて咲く。北側に庭があれば、常に自分たちに花が向くようになるからだそうです。

 では なぜハウスメーカーの家の建つ土地が南道路に面している土地が多いかというと・・・・住宅展示場と営業担当者の持つプラン集は、南向きの土地で南に庭があるパターンが主流だからです。

C、D、を選ばれたら、ハウスメーカーの営業担当は困ってしまうのです。

設計と施工が一体となった小回りのきく工務店や設計屋さんならば、この課題にも答えを出すことが

可能だとおもいます。

もしあなたが、地場の工務店と話を進めていたら、C、Dの土地を安く

買い、浮いたお金でより快適なこだわりの住まいを手に入れることをお勧めしますね。

信頼のおける工務店ならば、こうした土地の事情も分かっている。もし土地選びから始

めるならば、信頼できる工務店や設計事務所の方と一緒に探す、というのも賢いやり方だと思いますよ。

 


 


『なぜ自然素材にこだわり家を作るのか?』

2012年05月23日 | こんな思いで家づくりをしています。

「なぜ塩見工務店が自然素材にこだわって家作りをしているのか?」について話したいと思います。

 

塩見工務店は祖父が立上げ、父が後を継ぎ、私達で3代目になり現在親子3人で営む小さな工務店です。

私は小さい頃から大工職人の父の姿を見て育ちました。

電気工具もなくすべて手作業、長い時間をかけ1件の家を建てていた祖父の時代・・・・

電気工具が普及し、材料を墨付けし作業場で多くの職人さんを抱え手刻みで家を建てていた父の時代・・・・・。

そして10年前私が父・兄の元で大工をやり始めた頃から、合理化や機械化が進み手刻みからプレカットが主流となり、ハウスメーカーの数も増え色々な工法が生まれ、誰でも簡単に家に関する情報が手に入る時代になり、家も昔と比べると安く建てられるようになったと思います。

 

インターネットの普及やハウスメーカーの宣伝力もあり住宅の多くが合理性を求め、早い・簡単・きれいというだけで新建材やビニールクロスで木を塞ぎ建具も建材の建具を使う家が主流になりました。

世の中の一般的なお客様が求めるのならと、ハウスメーカーと同じような既製品の建具や建材を使い家を建てていた時期があります。

しかし・・・・

小さな頃から父が家を建てる姿を見て、木が身近にあり木が見える家が当たり前で育った私にとってカタログを見ながら建具を注文し、説明書を見ながら建具を取り付け、建材で木を塞ぎ、ほとんど木が見えない家というものに疑問を感じ始めました。

このままこのような家を建てていいのだろうか?と悩んでいた時、世間でシックハウス症候群が問題になりました。

建物内の建材、建具に含まれる接着剤などから発生する化学物質や化学物質を多く含む新建材、気密性の高い建物の増加「ダニ、カビ」「ハウスダスト」が原因だと言われ始め、平成15年にはシックハウス対策の為全ての新築住宅に24時間の換気、居室には1時間あたり0.5回以上の換気設備が義務付けられ、室内の平均的なホルムアルデヒド高度を0.1mg/㎡以下に保つという法律ができました。

 

家族全員が快適にいつも元気で健康に過ごせる為に建てた家が工期の短縮や儲けを優先させ建てる側の都合で家を建てた結果シックハウス症候群に悩まされている人が増えている現状に気付き、シックハウスやアレルギーに悩まされる事のない健康的で快適な生活が送れる家を作れないだろうか?

そして何よりも子供に残せるような家をつくれないだろうか?

大工の自分たちだからできる家が建てることができないだろうか?

そこででた結論が木の良さを活かした家

木の家を建てると言っても実際に触れ体感してみないと良さを伝える事もイメージしてもらう事もできません。

かと言って展示場を建て無駄な経費を使う訳にも、ましてお客様の家で初めての試みをと言う訳にも行きません。

そこで親子3人知恵を出し合い試行錯誤しながら兄の家を建てる事にしました。

 すべてが初めての工法の為・・納まりから使う素材に至るまで試行錯誤の連続でしたが

2007年についに完成したのが「木楽な家」です。

 自分が住み体感することで木の家の良さを伝えることができると思い

お客様にいつでも見て頂けるよう展示場かわりに公開しています。

 

木楽な家NO1~自然素材にこだわった大工の家~紹介!

 


工務店の責任と工務店の役割とは?

2012年05月12日 | 木を愛する・・・塩見工務店紹介。

昔は家を建てるといえば工務店・大工が当たり前でしたが最近ではハウスメーカー・リフォーム専門のビルダー・ローコスト住宅専門住宅など家作りに関わる業社さんが増えてきました。

 家を建てる方にとって選択肢が増えたわけですから良いことだと思います。

そうしたいろんな業者さんがある中で工務店の責任と工務店の役割とは何?

と考えた自分の思いを少し書いていこうと思います。

 

どんな素晴らしい家を建てたとしても、その後まったく手を入れなくていいことはないですし、

毎日の生活で月日とともに傷んでいく部分も少なくないので維持管理がどうしても欠かせません。

そしてそうやってきちんと維持管理していくことで家はその寿命を長く延ばすことができます。

本来そういった維持管理というものは建築を担当した大工が行っていくのが通常でした。

新築工事を請けるばかりでなくかつて自分が建てた家を守っていくことも地元で仕事をしている工務店の大切な仕事だと僕は思います。

 

しかし最近では大手ハウスメーカーの誕生など建築業界の情勢も変わってきていて今までのように見守ってくれる大工がいなくなった家が増えたのでそれに変わる形でリフォーム業者なるものが誕生しました。

しかし、本来は建てた大工ほどその家のことを理解している人間はいないし、建てた大工・工務店が維持管理をしていくべきだと思います。

それが地元で仕事をしている工務店の責任であり、工務店の役割だと思います。


ゴールデンウィークも終わり、仕事場にて刻み中・・・・。

2012年05月09日 | 日々の仕事

ゴールデンウイークも終わりました。

仕事がスタートしました。

ゴールデンウィークは4日間お休みを頂き、普段何かと負担をかけている家族と過ごしました。

仕事のことは一切考えず家族サービス・・・・・と言いたいところですが・・・・・

車で走ってて感じの良い家を見つけると・・・・止まって眺めたり・・・・

嫁さんの実家のある大阪に行き梅田の街に出かけると大きい書店で建築の本を物色したりと・・・・・

なかなか建築からは離れられないですね。

それにしても大阪の梅田にあるジュンク堂書店はおおきいですね。

手に入らない本はないんじゃないかと思うくらいの本の量で建築の本を3冊購入してしまいました。

ゴールデンウィークの話はさておき・・・

現在・・・仕事場にて昨年新築を立てさせて頂いたH様邸の塀・ウットデッキ・トイレ部分の骨組みを墨付け刻んでおります。

最近はプレカットが主流になりなかなか刻む機会が少ないので、楽しいです。

今回のウットデッキですが・・「月見庵」(御施主様命名)といいます。

南面に面した寝室の吐き出しから出れるように建てくつろぎの空間になる予定です。

お施主さんの希望で屋根は瓦一文字葺きの軒先・ケラバ部分は板金平葺きになり、和風な感じで仕上がる予定です。

 

瓦と板金のバランス・・・・屋根の高さ・・・・全体の高さ・・・・・勾配・・・・・建物との取り合いの兼ね合いなど・・・・結構悩みました。

良い感じに仕上がるよう頑張ります。

兄担当の野村寺のリフォーム現場もお施主さんにも参加して頂き順調に進んでおります。

 

 

 

 


2012年上半期を振り返って・・・。

2012年05月03日 | 日々の仕事

いよいよ5月に突入しましたね。

早いもんで2012年も3分の1が終了しましたね。

この4カ月を振り返ると・・・

 

なんといっても1月・2月は大雪の一言に尽きます・・・。

 

今年はさすがに大変でした。

1月からの福知山での古民家再生の現場も4月に無事完成して、見学会を開催させて頂きました。

 

 

追々ブログで写真等を交えて紹介していきたいと思いますが、テーマである木と古民家の融合を再現できたと思います。

2月くらいより同時進行しておりました。

増築現場も完成間近です。

 

 

 

4月より舞鶴の野村寺のリフォーム現場も順調に進行中です。

 

いよいよ明日からゴールデンウィークに入り、4日間お休みを頂き、充電をして2012年中盤戦に挑みたいと思います。

連休明けより、大雪で待って頂いておりました。

木楽な家NO.6H様邸のウッドデッキ、塀・外部トイレの工事に取り掛からせて頂きます。