舞鶴市 木を愛する 塩見工務店は思わず深呼吸したくなる『自然素材と木の家』で快適で幸せに暮らせる家づくりを提案します。

京都府(舞鶴市・綾部市・福知山市・宮津市・京丹後市)で木の家専門・注文住宅・本物の健康住宅 新築・リフォーム・古民家再生

ブログ読んで頂きありがとうございます。

京都府舞鶴市で創業80年、思わず深呼吸したくなる自然素材でほんまもんの木の家づくりをしています。 木を愛する・・・塩見工務店 塩見 智則です。 家づくりは一生に一度の一大事業とよく言われます。一生に一度ということは多くの方が経験の無い中で家づくりに取り組むことになります。 そして金額的にも高価な買い物であるため、後悔や失敗をしたくないと思い、不安になるのは皆さん同じだと思います。 本来、家づくりは夢のある楽しいことなんです。 僕もプロとして仕事をしていても家づくりは楽しいことなんです! そんな楽しい家づくりだからこそ、不安を抱えながら家づくりをするのではなく、不安を少しでも取っていただきたいです。 このブログではその不安を少しでも解消し、楽しい家づくりを頂くために、で知っておくと役立つ? 役に立てば嬉しい(僕がですが・・)情報を発信しています。 情報は力となります。知らないで済む話もあるかもしれませんが、後で知ると後悔する話もあります。 情報が多くある時代だからこそ、確かな情報を手に入れていただきたいと思っています。 これからの家づくりが楽しいものになりますように!

木を愛する・・・塩見工務店です

私たち塩見工務店は舞鶴市を中心とした京都北部エリア(福知山市、綾部市、宮津市、京丹後市)で一生に1度の家づくりを大切にして健康に快適で暮らしたいお客様のために思わず深呼吸したくなるほんまもんの木の家の魅力を伝え広めていく事を使命にしている工務店です。

光熱費を考えると・・・。・オール電化仕様の方が安い?

2016年03月15日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

光熱費を考えると・・・。

住まれる地域にもよりますが・・・オール電化仕様の方が安いというのが私の感想です。

 

  最近、 環境間題や省エネ、防火などを背景に、オール電化仕様が普及されてきてかくいう私もオール電化仕様で家を建築した一人です。

 実際に住んでみた実感として、光熱費は格段に安くなりました。

湯沸しは夜間の電力を使用、ガス料金併用と比較すると家族3人で月々一万円ぐらいのコストダウン

・料理の際の火力もガスと変わらないIHの方が熱のスピードが速い、掃除が楽(奥さんが楽)

・給湯器の湯量も十分使用方法にもよるが、湯が足りなくなるという現象はほぼ起こらない

 

一番大きいのが光熱費のダウンです。

ガス料金と電気料金のアップを比較しても明らかにオール電化仕様の方がコストパフオーマンスはいいです。

(※地域にもよりますし、もちろん使用方法により、電気料金が上がる場合もあります)。

 

 例えば、月々8千円コストダウンができれば、1年間で9万6千円の費用が算出できます。家族で国内旅行ぐらいできる費用を捻出することができるのです。

 

 もちろん、オール電化仕様にすると初期費用がかかりますが、住んでからのランニングコストを考えて、一度検討する価値はあるでしょう。

  

そして、コストダウンできた分は、日々のローンは忘れて、家族みんなで楽しめる費用にあてます。

そうすることで、家族みんなで楽しみながら省エネにとりくめるんじゃないでしょうか?

 

 


いくらで注文住宅が建てられるのか?坪単価って

2015年10月23日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

 

こんにちは!

 

舞鶴市で創業80年、思わず深呼吸したくなるほんまもんの木の家づくりをしています。

 

木を愛する・・・塩見工務店 大工のともです。

 

今回は家造りの費用でよく耳にする坪単価について書いてみます。

 

いくらで注文住宅が建てられるのか?

注文住宅の新築を考えている人にとって、いったいどの位の金額で
建てられるのかは、一番気になるところだと思います。



大御所タレントが、CMで言っているように本当に
「○○万円で家が建つ!」だといいですよね。

そこで、家づくりの金額を大まかに知りたい時には、
坪単価は便利なツールといえるかもしれません。
よく広告などで見られる、坪○○万円の家というやつです。

30坪くらいの大きさの家を考えていれば、坪単価が28万円なら、
30坪×28万=840万円で家を建てられることになります。

実際に、塩見工務店へ問い合わせをいただく方の中にも、
「坪いくらですか?」と言われる方がいらっしゃいます。

そもそも坪ってどの位の大きさ?
最近は、坪という単位を分かりづらいと感じる世代も増えている
ようです。

メートル法で育った世代である私も、実は建築業界で仕事を始める
までは1坪と言われてもイマイチ、ピンときませんでした。

1坪は約3.3m2、畳2枚分の大きさと理解すれば分かりやすいかも
しれません。

どんな形の家でも坪単価×面積で金額を
計算できるの?


家の形は、平屋、二階建て、真四角の家、でっこみ引っ込みがある家
など様々ですよね。
どんな形の家でも同じ坪単価になるのでしょうか?

結論から言うと、坪単価×面積で金額を出せません。
これは、どこの会社でも同じです。
たとえ、坪28万円と広告を出している会社でもそうです。

28万円と言っているのは、
その会社作ったモデルプランの形と全く同じ場合のみです。

敷地が狭かったり、地域ごとに決められた建築法規の関係で
モデルプランの形どおりではなく、でっこみ引っ込みをつけた形で
建てなくてはならいないケースが意外と多いです。

こうなると、同じ面積でも坪単価は広告の坪単価では済まない
ケースがほとんどです。

当然といえば当然ですが、やはりスーパーやデパートに並んでいる
食品や服を選んで買うのとは違いますね。

そして、坪単価で家づくりを考える時に、忘れてはいけない
専門用語があります。

それは、
本体工事費と付帯工事費という言葉です。
ほとんどの会社が「ウチは坪○○万円です」と言うのは、
本体工事費のみのことを言っています。

通常、本体工事費とは、建物の骨組み、外装、内装、水回り設備
など、家としてほぼ完成させた状態までの価格です。

付帯工事費とは、主に水道、下水、電気、電話などの接続費や
敷地の調査費、設計費などです。

この本体工事費と付帯工事費の振り分け方が、
建築会社によって違うのです。

会社によっては、それは普通、本体工事に含めるだろうという部分が、
付帯工事扱いだったりすることがあります。

そしてこの付帯工事費は一般的に、総工事費の2割から3割
と言われています。けっこうな金額となりますね。

この付帯工事費の単価を広告などで表示している会社は、
まずありません。

さらに、
標準仕様とオプションというのもあります。
坪単価○○万円と設定している会社であれば、標準仕様を
決めています。

標準仕様とは、フローリングや外壁材、内装材など、その会社で
使える材料のグレードのことです。

もし床は無垢材、壁は珪藻土など建て主が指定した場合は、
オプションとなり追加費用が必要となるのです。

こうなってくると、坪単価って意味がないじゃん!
坪単価だけで会社を比較できない!と感じるかもしれませんが、
次のことに注意をすれば、そうでもありません。

その坪単価の見きわめ方をまとめると、
・どんな形でどの位の大きさの家の場合の坪単価なのか
・本体工事費にどこまでの内容が含まれているのか
・本体工事費と付帯工事費を合わせたのが総額
・標準仕様として、どんな材料を選べるのか

を認識しておくことです。
そして、坪単価は、自分が建てたい家をイメージする時の
参考資料の1つ程度に考えるのがいいと思います。

私の会社でも、坪単価、標準仕様を決めています。
以前は坪単価で家を建てるのは、邪道だと思っていたのですが、
ある人にメニューの無い寿司屋と同じだよと言われて用意しました。

もちろん、本体工事費にほとんどの工事内容を含めていますし、
内装の標準仕様は、珪藻無垢フローリングなどの
自然素材です。

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家つくりは思い出作り・・・コストダウンに繋がる工務店材料支給の施主施工という家づくりというかたち

2015年04月29日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

4月も明日で終わりです。

暖かい・・・いや暑い日々が続きます。

 連休を目前に控え宮津市での新築工事も順調に進んでいます。

 そして・・・連休明けから峰山での大規模木のリノベーションがスタートします…。

 リノベーションのスタートといえばまずは解体から・・・。

 なんと今回の解体はお施主様のお父様を中心にされるとの事でお宅に伺い打ち合わせを…。

 解体をお施主様が?と思われた方もおられるかもしれませんが・・・。

 弊社へ依頼して頂くお施主様には家造りに参加される方が多く…解体、自然塗料塗り、なかには床張りから壁板張りで自分の部屋を造りあげた強者の方まで…。

お施主様と一緒に家造りをしてきました…。

休日を返上しての作業…本当に大変だと思います。
 

その分…コストダウンに繋がり、良い思い出になったと言って頂いています。


嫁さん、子供さんの為に頑張るお父さんの姿…。最高にカッコ良いです!


その姿を見せられると私たちも頑張らないわけにはいきませんからね。

 自分でも出来るかな?というものからチャレンジしてみては如何ですか?  

出来る・出来ないというのは結果論です。

 初めから何でも出来る人などいません。


実はコレ、家づくりやリフォームでも同じ事が言えるんですよね。

家づくりやリフォームって職人技が必要だから難しそう・・・と思っている人も多いですが、一般の方でもチャレンジ出来る部分もあります。


断熱材の施工やワックスなどの木部の塗装、少し器用な人になると塗り壁や腰壁・天井などの羽目板貼りなど・・・・


危険な部分は職人さんにお願いして、気を付けなければならないポイントさえ教えてもらえば、

時間が掛かるかもしれないけど自分達の手で仕上げる事が出来るんです!

そうすれば出費を抑えコストダウンする事も可能になります。

 初めは戸惑いもあると思います。ミスをするかもしれません。

それでも、自分達の住む家の工事に自分達も参加するんだ!

という気持ちがあれば、次第に腕も上がるし愛着のある家になると思いますよ。

そして、大切にしようという気持ちも強くなると思います。

 

これから10年、20年・・・・30年と住み続ける家に少しでも愛着を持ってほしい・・・

少しでも参加して安く提供したいという思いもあり、

今までお施主さんにワックス塗りや珪藻土塗りに参加して貰い家作りをしてきました。

作業場でのワックス塗り・・・・・

現場での珪藻土塗り・・・・

 4月に完成した古民家再生の現場では解体やワックス塗りから、床張りまでお施主さんにも参加して一緒に家造りをしました。

 

現場で相談をしながら・・・・

 



↑お施主さんの書斎になる部屋は床の解体から、大引、根太掛け、床張り・壁の板貼りまでお施主さんによる施工です。

 施主参加型で、あなたも自分達の住む家の工事に参加してみては如何ですか? 

初めから何でも出来る人など、いないのですから。

 家を少しでも安く建てたい!その気持ちはよくわかります。

 

施工業者にコストダウンの直接交渉・・・・。

しかし、提示された見積りからコストを落とすということは業者側に大幅な利益が無い限り施主側にとってメリットになる事は殆どありません。  

結局、安く作って!とお願いして自分の首を絞めることにも成りかねないのですから。

そして、コストダウンの方法として・・・

僕の考えでは、アノやり方ではコストダウンにはならない!と思う場面がありました。

皆さん、家づくりで1番高いのは何だと思いますか? 

 

設計料? 水廻り系の設備? それとも・・・

実は、平均して1番高いのは人件費なのです。


材料のコストを抑えて、人件費が増える。

(経験からいうと・・・材料が安くても施工しにくかったりで手間がかかる場合が多々あります・・・・)

最近、材料お施主さん支給という言葉を聞きますが、

結局施工費が高くつきコストダウン出来なかったって事になるかもしれませんので注意が必要です。

 

それでは、結果的にコストダウンには繋がりません。

 それなら材料工務店支給のお施主さん施工のほうが確実にコストダウンに繋がると思います。

 

トータルコストを抑える事がコストダウンなのです。


そして建てた後の光熱費やメンテナンス費が安く済む家が

本当のローコスト住宅だと僕は思います。

壁紙(クロス)の張替え不要!なのは無垢の板だったり・・

良い断熱材を使用して後々の光熱費を安く・・・・

メンテナンス費を考えると、こちらの方が安上がりなのです!

 


 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

自然素材で健康に快適に暮らしたい!思わず深呼吸したくなる木の家に住みたい!

 

『あこがれ』のままあきらめていませんか? でも高いんでしょ?

 

 どうせ高いから私達には建てられないと最初からあきらめている。っていう子育て世代の方の声を聞きます。

 

あきらめる前に・・・。読んでみて下さい。

 

 この順番を守れば叶うかもしれません。➡コチラ

 

 木を愛する・・・塩見工務店は舞鶴市を中心とした京都北部エリア(福知山市、綾部市、宮津市、京丹後市)で

 

一生に1度の家づくりを大切にして健康に快適で暮らしたいお客様のために思わず深呼吸したくなる

 

自然素材と国産の木を使った『本物の健康住宅』魅力を伝え広めていくために家づくりをしている工務店です。』

 

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家本体価格以外に必ず必要となる費用を理解しましょう!

2012年10月22日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

家本体価格以外に必ず必要となる費用を理解しましょう!

 

これから新築住宅をお考えの皆様へ 家本体価格以外に必ず必要となる費用があります。



家本体の値段だけで予算いっぱいの自由設計していくと、あとで予算オーバーになり後悔する結果にならないためにも家本体価格以外に必要になる費用を説明しますので、これから住宅会社に見積を依頼するときは、どの項目が自分たちに当てはまり、どの項目が住宅会社の見積に含まれているのか、確認して見てください

家の解体費用
住宅の建て替えの場合、古い家を取り壊す解体費用です。
最近は産業廃棄物の分別などが厳しくなり以前と比べて非常に金額が高くなっているのが現状です。


土地の地盤調査費用
建築する土地の地盤の強度を調査し、必要な地盤改良の数値を算定する費用です。
当社では基礎が大事という思いから、必ず行っています。

家の設計費用
設計士が希望に沿って、家の広さや間取りを図面におこすための作業の費用です。

確認申請費用
確認申請というのは、設計した家の図面が法律を守って計画されているということを届け出る手続きです。家の高さや面積、部屋の採光率や隣地との後退距離などを、建築基準法に沿って設計されているか審査してもらい建築の許可を受けるための費用です。

火災保険料
ローンの借り入れ条件等によって増減しますが、必ずかけておくものなので初めから予算内に組み込んでおくべきましょう。


仮住まい、引越費用
建て替えの場合、着工から引き渡しまでの仮住まいの家賃と引越費用が2回、これも計画予算に入れておくほうがいいと思います。
今住んでいる場所から、新築する場合は当然この費用はかかりません。

屋外給排水工事、電気工事、ガス工事
公共の上下水道本管や電柱、ガスの本管から家本体に引きこんでくるための工事費です。これも建て替えの場合と新築の場合では金額にかなりの差があります。土地を新たに購入の際には、水道本管やガス管、電柱などがどこまで来ているかを確認しておかないと、高くつくことがあるのでご注意ください。

外構工事

建物を建てる敷地や条件によって金額が変わります。

駐車スペースのカーポート、塀フェンス、造園など金額に巾がでますので計画の段階でおおよその予算を組みこんでおくべきでしょう。

カーテン・アンテナ・エアコンなどの設備
住宅会社によっては基本でいくつか付いている所もありますが一般的にカーテンやエアコン、アンテナなど家本体に付いてこないものです。。

登記費用
新しく建てた建物には住宅の表示登記と保存登記が必要です。
表示登記は建物完成後に土地家屋調査士が家の構造や面積を調査して、法務局の登記簿に登記します。
保存登記はその家が誰の所有する家かを司法書士が登記します。
この他に住宅ローンを利用した場合の抵当権の設定を司法書士に行ってもらわなくてはならないので、これも予算に組み込んでおく必要があります。

地鎮祭、上棟式、近所の挨拶回りの費用
これはお客さまの希望で行わない場合もありますが、御近所への挨拶回りの費用と合わせて予算の中に組み込んでおくと後からの急な出費に備えることができるでしょう

 

以上が家本体以外にかかる費用のおおよその項目ですが、住宅会社によっては本体工事に含まれている項目と含まれていない項目がありますので、予算計画の際の確認にお役立てください。


家の価格の仕組み・坪単価について理解しておきましょう!

2012年10月20日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

 

家の価格の仕組み・坪単価について話したいとおもいます。

 


住宅を購入される場合の目安に使われる坪単価ですが、どの住宅会社でも見積の際には必ず坪単価という基本設定があります。

本来坪単価とは本体工事の総額を家の建坪で割った一坪あたりの金額をいいます。

例えば延床面積40坪の住宅を2000万円で建てた場合

本体価格2000万円÷40坪=50万円   

「坪単価50万円の家」というわけです。

この坪単価という意味合いが、どの住宅メーカーや工務店も定義が各種それぞれで統一されていませんし、どう表現しましょう!という決まりがありません・・・

ここに家を建てる方を混乱させるところだと思います。

たとえば・・・

まったく同じ建物を建てたとして・・・・

 

A社の場合は坪単価を割り出す時に
本体金額÷延床面積(建築確認上の㎡×0.3025=一坪)で坪単価を出したとしましょう。


2000万円÷40坪(延床面積)=50万円/坪

 

かたやB社の場合は・・・

 

本体金額÷施工面積(延べ床面積+玄関ポーチ・吹き抜け・ベランダの面積を含む)


2000万円÷40坪(延床面積)+玄関ポーチ1坪+吹き抜け2坪+ベランダ2坪=44.4万円/坪

となるなど、基準となる一坪の概念が様々です。



当然同じ金額を少ない面積より多くの面積で割るほうが一坪あたりの表示される価格は下がるわけで・・・坪面積あたりの基本工事に含まれている設備などが各社様々であるため、住宅購入の際に同じ坪50万円の家でも一概に比較できない原因でもあります。

よく見かけるメーカーさんなどの広告など坪45万円!安いと判断しても結局住める状態にすると坪60万円くらいになるということも多々あるのでそれだけで判断するのは危険ですね。


しかも注文住宅の場合、お客様の希望でサッシの数、使用する建材のグレード、キッチンやお風呂の大きさなどで家本体の総額が大きく変わります。

 

とにかく安くするなら水廻りのグレードを下げる、サッシを少なく、屋根を瓦棒になどすれば安くすることも可能ですが、あくまで坪単価の金額は家を建てる上での目安として考えたほうがよいと思います。

 

まずどのくらいの予算で、どの程度の大きさの家を予定していて、自分たちのこだわりたい部分は何なのかを決めて各住宅会社の見積をとると比較しやすいと思います。

(例えば、キッチンは対面キッチンが良い、リビングは広く、子供部屋はこうしたい・・・など)

だいたいの予算の目安を決めておかないで、間取りやプランなど希望通りに進めると、見積が高くなることが大半です。

これらのことから、新築住宅を見積するときには、必ず同じような床面積で同じような条件の見積をとり検討の材料にされることをお勧めします。

しかし、金額も大事な要素ですが最後は、自分の理想の家を実現するのにどれだけその会社に信頼をおいて家作りを頼めるか?の一言につきると思います。



住宅チラシの注意点・坪単価のカラクリ・・・

2012年06月03日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

よく新聞の折込チラシなどに住宅のチラシが入ってるのを目にします。

 

もしチラシに、「お値段変わらず自由設計可―」、「坪○○万円の自由設計」という文言が入っている広告を目にすることがありますが、この文言が書いてあれば注意してください。

 

 

実際お客さまと打ち合わせをして家を建てている大工の立場から言うとそんなこと、物理的にあり得ないですね。

 

設計が変われば価格も変わるのは当然で、自由は何を指して自由なのか?

 

しっかり聞いてみるといいですね。

 

「坪○○万円で自由設計―」と断言しているところも注意してください。

 

建てる土地や、選ぶ素材、さまざまな要因で、坪単価というのは変わってきます。

 

それを「ズバリ○万円」と区切っているということは、どこかにカラクリがあると考えたほうがいいです。

 

坪単価って?価格のしくみについて詳しくは コチラ


「お値段変わらず自由設計可―」「坪○○万円の自由設計」?住宅チラシの注意点。

2012年03月30日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

家を建てようと思った時に、チラシを見られることがあると思います。

チラシに、「お値段変わらず自由設計可―」、「坪○○万円の自由設計」という文言

が入っている広告を目にすることがあります。

しかし・・・・この文言が書いてあれば注意が必要です。

実際お客さまと打ち合わせをして家を建てている大工の立場から言うとそんなこと、物理的にあり得ないですね。

設計が変われば価格も変わるのは当然で、自由は何を指して自由なのかしっかり聞いてみるといいですね

 

「坪○○万円で自由設計―」と断言しているところも注意してください。

建てる土地や、選ぶ素材、さまざまな要因で、坪単価というのは変わってきます。

それを「ズバリ○万円」と区切っているということは、どこかにカラクリがあると考えたほうが

いいです。

坪単価・価格のしくみについては以前ブログに書いていますので参考にしてみてください。

コチラ

 


坪単価って?価格のしくみについて パート9

2011年12月08日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

坪単価・価格のしくみについて 書いてきましたが今回で最後です!

 

フリープラン=坪単価の目安がつかみにくい

  

 

 企画プラン型住宅の一方で、「自由設計」「フリープラン」といったうたい文句もよく耳にします。
 

これらは、言葉のとおり施主の希望や、敷地の条件、予算などをもとに、全く白紙の状態からプランの設計を進めていく住宅のことをいいます。

 

  したがって、設計が済み、必要な部材や設備を洗い出して積算してみなければ、価格の目安を付けにくいと言えるでしょう。
 

 したがって、フリープランの場合には坪単価を気にするよりも、総額がいくらになるのか?予算との兼ね合いを考えていくのがいいでしょう。

   しかし、金額も大事な要素ですが最後は・・・・・

 自分の理想の家を実現するのにどれだけその会社に信頼をおいて家作りを頼めるか?の一言につきると思います。



坪単価って?価格のしくみについて パート8

2011年12月06日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

坪単価・価格のしくみについて パート8です!

企画プラン=坪単価の目安がつかみやすい

  

 

 よくハウスメーカーの住宅チラシなどで「○○プラン 坪単価45万円~」などと表示されているのを見かけると思います。

 玄関の方角、延べ床面積、建材や設備機器のグレード、間取りなど様々なケースを想定したものが用意され、多いものでは100を超えるプランが提案されています。 あらかじめ大まかな仕様やプランを設定することにより、材料費を抑え、お買い得な住宅プランとして提案されているもので、企画プラン型住宅などといわれます。   これらは、既にある程度の設計が仕上がっているため、設計コストを省略できているという面もあり、あまり大きな変更はできません。

 

逆に、大きな変更を希望する場合は、表示されている坪単価より、割高になることは覚悟しましょう。

 

よく見かけるメーカーさんなどの広告など坪45万円!安いと判断しても結局住める状態にすると坪60万円くらいになるということも多々あるので広告だけで判断するのは危険なので注意しましょう!

 
 しかしながら、大きなプラン変更や、グレードアップがない限り、坪単価が跳ね上がるといったことはないので、企画プランの場合は、坪単価を比較の目安にしやすいといえるでしょう。


 建材などについても、多くは工場で大量生産することによってコストダウンを図っていますので、部材やサイズを変更する場合はそれなりにコストアップするのは仕方ありません。

 


家を建てるときの目安として使われる坪単価って?パート7

2011年12月04日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

お話させて頂いた時に最近必ずと言っていいほど聞かれるフレーズがあります。(特に自分くらいの子育て世代のお客様)

そのフレーズは・・・・・・「坪単価いくらかかりますか?」です。

 坪単価という言葉が独り歩きして、その金額だけで高い、安いと判断して建設会社を決める基準になってる気がして・・・坪単価だけで判断するのはもったいないきがしますね。

 

 

そもそも坪単価って?

ということで今回パート7です。

 

住宅の広告チラシや紹介記事でよく目にするのが「坪単価」という言葉と数字。
 

住宅価格の目安といわれていますが、正しく知っていますか?

  勘違いしていませんか?

内装・屋根材・外装材や住宅設備のグレードが坪単価に大きく影響します!

 

 

 

 

 住宅の仕様で本体価格に影響を与えやすいのが、床材や壁材などの内装材、屋根材や外装材などです。

例えば屋根を瓦にするのか、ガルマニウム合板にするのか?

外壁をサイディングにするのか、塗り壁にするのか?

床材を無垢材にするのか、既製品のフロアーにするのか?などなど

  

  これらは施工面積が広いので、ちょっとしたグレードアップによる単価の違いによっても結果的に大きく響くことになるからです。

 

 このほかに、一番坪単価に響くといっていいのがキッチンやユニットバスなどの設備機器ですね。

商品がピンキリでグレードによっては100万円単位の違いが出ることもあり、坪単価としてみた場合、価格を簡単に左右させます。

照明器具もデザインによって価格に大きな幅があり、差が出やすい部分といえるでしょう。

 
 内装・屋根材・外装材・住宅設備のグレードは、その選び方によって坪単価に大きく影響します。


 

 


坪単価って?価格のしくみについて パート6

2011年11月25日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス
家を建てる基準となる坪単価って?価格のしくみについて引き続き話したいと思います
 
パート6です。
 
建物の形が複雑だと坪単価が高くなります。

 

 この説明はお客様と間取りの打ち合わせする時に必ずと言っていいほどお話しする内容になりますね。

 

  

なぜなら建物の形が複雑になるほど工事の手間がかかり、本体工事を押し上げるからです

 

  

 例えば、同じ延べ床面積で総2階建ての家でも、正方形の箱形の家か、長方形の家か、または雁行型(がんこうがた)の家かによって外壁の面積が変わることがあります。

 

例えば、正方形が9個あるとします。これを3×3の正方形に並べると、外周に12辺ができます。

 

しかし、形を複雑にすると、外周が増えるので、外壁にかかる費用が多くなります。
 

 屋根の形状も片流れや切妻といった単純な形より、入母屋屋根のような複雑なものの方が工事費は上がります。
 

 また、単純な屋根でも、勾配がきつくなると工事の手間が増えるために割高になります。

 

 あと2階建ての家でも下屋(1階部分が2階部分より大きい部分の屋根)があると当然屋根材がいる分高くなります。

 

下の2枚の写真を見て頂けると分かりやすいかと思います。

 

↑L型で下屋があるパターン

 

 

↑総二階の家

 

このように本体価格に大きく影響する家の形状は、複雑なほど坪単価を高くなるので見た目も大切な要素ですがあまり複雑な形にならないようにすることも坪単価を下げる要素になるので、こういうようそも考えて間取りを考えたほうがよいですね。 


坪単価って?パート5です。

2011年11月24日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス
寒い日が続きますね!
大工には厳しい季節になってきました。
今年の舞鶴は雪が降るんでしょうか?
今年は少ないことを願います。
年内完成予定の木楽な家NO.6「木楽邸 和モダン」の現場も順調に仕上がりつつあります。
少し紹介!
↑キッチンカウンターはケヤキの一枚板
↑玄関外観
↑下駄箱 ケヤキの一枚板
 
↑玄関框
 
お客様が現場のすぐ横の家でで仮住まいをされているため毎日顔を合わせ、毎日完成に向け作られていく家を眺めながらの家作りで細かい仕上げ、使う材料など相談しながら、ときには作業を手伝って頂きながら、お客様と一緒になって作り上げてきてはじめ打ち合わせから考えるとついにここまできたという感じです。
 
また追々ブログで紹介したいと思います。
 
では本題です。
 
家作りに失敗しないために・・・・・知っておいたほうがよい坪単価って?価格のしくみについて パート5です
 
延べ床面積が減ると坪単価が上がります。

 坪単価は、その家にかかった1坪当たりの建築費です。

 

例えば、坪単価40万円、50坪の家で2,000万円とチラシに書かれていても、その坪単価はあくまでも50坪の場合のことです。

 

同じ形状で、システムキッチンも壁紙などもすべて同じものにしても、床面積が違えば坪単価が変わります。

 

 しかし、実際は延べ床面積が小さくなれば坪単価が上がってしまいます。 よくある誤解は、べ床面積が小さくなれば、その分材料費が減って本体価格も下がり、坪単価は変わらないのではないか?というもの。

どういうことかというと本体価格の23割を占める住宅設備や、家を建てるためにかかる必要経費の運搬費や仮設費、養生費、人件費などにあります。

床面積が減っても、キッチンやバス、トイレといった住宅設備などの数は、比例して減るわけではありません。

設置や調整のための費用も延床面積にそれほど左右されません。
 

大きな家でも小さな家でもキッチンやバス、トイレは1つは必要ですよね。 

したがって、家が小さくなるほど坪単価は上がっていき、逆に家が大きくなるほど坪単価は下がっていきます。

大きい家のほうが坪単価は割安になります

 続く・・・


坪単価って?パート3

2011年11月17日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス
引き続き坪単価について書いてみたいと思います。
 
 
坪単価を算出するにあたって本体価格を施工床面積で割ると当然坪単価は安くなります!

 施工床面積とは、実際に施工する床面積の合計で、吹き抜けやベランダなど建築基準法では延べ床面積に含まれない部分も加わってきます。

  ということは・・・延床面積よりも施工面積で本体価格を割るほうが坪単価を安く見せることができるわけですね

  また、どの部分を加えるかは住宅会社によって異なります。
 

 例えば、延床面積40坪で2,000万円の家の坪単価は50万円ですが、この家の2階に突きだし幅(奥行)1.2mのベランダが7m付いていたとすると、ベランダの面積は8.4㎡で約2.5坪になり突き出し幅2m以下のベランダは延べ床面積に加算されませんが、40坪にベランダを加えた施工床面積は42.5坪となり、2,000万円の家42.5坪で割ると約47万円になります。ベランダを加えただけで、延床面積によって算出した坪単価より3万円も安くなります。

 

 このように坪単価を見るときは、延床面積と施工床面積のいずれを基準にしているのかを必ずチェックして下さいね。


延べ床面積に含まれない部分として以下のものがあります。

ベランダ
外壁面からの突出幅が2m以内の部分など

小屋裏収納
下階の床面積の2分の1未満、天井高1.4m以下の場合など

玄関ポーチ
明らかに室外とみなされる場合など

地下室
全床面積の3分の1未満の場合など

ビルトインガレージ
全床面積の5分の1未満の場合など

つづく・・・・


坪単価って?パート2

2011年11月13日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス
坪単価って?パート2ということでそれでは具体的に説明していきたいと思います。
 
 
坪単価を算出するにあたって基本の式を確認しましょう!
 
 
 
基本の計算式として
 

 

本体価格÷延床面積(坪)=坪単価

家を建てるとき、1坪(約3.3㎡)当たりの建築費がいくらかかるのかを表すのが「坪単価」で
本体価格を延床面積(坪)で割ったもので、例えば、延床面積40坪で本体価格2,400万円の家は、坪単価60万円ということになります。

 

ですがこの坪単価という意味合いが、どの住宅メーカーや工務店も定義が各種それぞれで統一されていませんし、どう表現しましょう!という決まりがありません・・・

 

ここに家を建てる方を混乱させるところで注意してほしいところです。

 

 

住宅会社によって施工床面積(実際に施工する床面積の合計で、法廷延床面積に加えない部分も含めて各社の基準で算出しています)で割る場合もあり、建築価格の正確な目安とはいいにくいのです。
 

当然延床面積より施工面積で本体価格を割ったほうが坪単価は安くなりますし、本体価格も会社によって基準が違うので坪単価で判断するのは危険ですね

 

ちなみに、延床面積とは、各階の床面積を合計したもので、容積率(敷地面積に対する延床面積の割合)の算出にも使われる数字です。
また、延床面積と混同しがちな建築面積とは、建物を上から見下ろしたときに外壁の中心線で囲まれた部分の面積のことで、建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)の計算に使われます。

つづく・・・・・


坪単価って?パート4

2011年11月10日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス
家作りに失敗しないために・・・・・知っておいたほうがよい坪単価って?価格のしくみについて パート4です
 
 

本体価格が上がると坪単価も高くなります!

 

 

坪単価を左右する主な要因にとしては・・・・

 

 

「設計や設備、グレードによる価格」

「延床面積の大きさ」

「坪単価を出す計算方法」の3つがあげられます。

 

 

まず、同じ延床面積でも本体価格が高い方が、坪単価が上がるのは当然ですよね?

家の規模が同じとしても、複雑な間取りのプランで、凝ったデザインの屋根や外壁などの場合、施工面積や手間が増えるため本体価格を押し上げます。

 

 

 また、材料や仕様、設備のグレードを上げると、同様に本体価格が大きくなり、その結果、坪単価が上がります。


!!!注意!!!
 

本体価格の設定は業者によって異なりますここが坪単価だけで判断すると危険なところです!

本体工事費だけの場合と、別途工事の一部が入っている場合、
また、設備費も含む場合などもあり、坪単価がそれぞれ違ってきます。

坪30万円!など書かれている広告を目にしますが、本体工事費を坪で割り安く感じさせている場合が多く実際住める状態で坪単価を出すと40~50万円というケースがあるので注意が必要です!