これから家づくりをされる方へ・・・
◆注意事項◆
このページは、これから家づくりをされる方を対象に書いています。
既に家を建ててしまった方・買ってしまった方・工事がすでに始まっている。という方のご観覧はご遠慮願います。
あなたの住まいが後悔だらけになるといけませんから・・・
また、少しでも安い工事費が家計を助けると考えている方
家なんて住めれば何でも良いという方
家は使い捨ての消耗品だと思っている方
家を【買う】という感覚の方の
ご観覧もあわせてご遠慮願います。
建物の条件や暮らし方というのは、人それぞれ違いますので
全ての家づくりに当てはまるモノではありません。
あくまでも参考の目安としてお考え下さい。
準備はよろしいですか?
失敗する人が口にする3つの言葉
家づくりで失敗する人のほとんどが、
「営業マンの対応が良かった」とか「相見積りの中で1番安かった」、「保証が長くて安心だから」
と言って決めた人です。この3つの言葉を、私の今までの経験上から言わせていただければ
1 営業マンの対応が良いのは、当たり前のことです。仕事を取ることが役割なのですから・・・
巧みな話術・満面の笑みで、あなたから仕事を取ろうとするでしょう。
本当にあなたの家づくりを成功させようと考えているのなら、あなたを知る事から始めるはずです。
そうでなければ、【望む暮らしはどのようなものか?それを実現するのはどんな家なのか?】
が分かるはずもありません。
2 相見積りした他社と比べ圧倒的に安過ぎる業者は、結果的には割高となる可能性があります。
最低限のものしか見積書には記載しておらず、必要な物はオプションで追加請求なんて嫌ですよね?
安く作るには、安い材料で早く終わる方法・手間賃の安い職人さんで工事を行えば可能だと思います。
しかし、安くて良いものは殆どありません。長く使う物ほど安さだけでは選べないはず・・・
3 保証が長ければ安心か?しかし、その保証を受けるには様々な約束事があるのです。
そして施工業者にとって不利なクレームなどは言い訳をして逃れようとします。
どのようなお住まいでもこうなります これは保証の対象外ですね どのような使い方をされましたか?
こんな事言うのなら始めから保証なんて付けるな!と思います。
追加で4 短工期で良い仕事もハッキリ言って出来ません。いくら工事をシステム化しても・・・
天候や住まいの状態により工期は変動します。雨続きの中作業をしている新築現場を見かけますが
濡れた部分が乾く前に仕上がってしまう・・・それで、長持ちするとは私には思えません。
では、どうすればいいのか?
先程の4つ言葉を、工事を依頼しようと考えている施工業者に尋ねてみてください。
1の場合 「○○を~したいのだけど。」とあなたの希望を伝えてみてください。その希望した意見に対し
何の提案もしないのは素人です。プロであれば、その弱点やそれ以上の方法などを知っているものです。
2の場合 「この見積りの詳細を説明してください。なぜこの金額で出来るのですか?」と尋ねてください。
『○○工事一式』という項目には、素人に分からないように利益を取っている可能性があります。
また、値引きに応じてくれる会社は、それだけ利益を上乗せしている可能性があります。
本当に安い見積書通りに理想の家が出来るのなら、その根拠を示してくれると思います。
3の場合 「どのような時は保証の対象外なのですか?保証の内容を教えてください。」と聞いて下さい。
ハッキリ答えられないようであれば、かなり疑わしいと言えます。
4の場合 「工期が予定より延びるのは、どのような時ですか?」と尋ねてください。
天候や追加工事などに関係なく「予定通りに終わる!」と言うようであれば
その工事をした部分は不具合を招く原因になる可能性があります。