BES大山(鳥取)

鳥取県大山周辺に関する日々の情報、お知らせなどを載せています

本と歴史

2008-03-01 08:46:42 | 歴史・文化
▼大山史話。初版(右)と増訂版(左)
大山史話。雑考は沼田氏

大山に関連する書物と言えばいくつかありますが、
その中でも比較的、読み易い本。

もちろん、漢文ではなく現代語訳
と、言うよりも昭和になってから書かれた本。

同じ歴史でも、著者によって見方、書き方、言い回し、
など違うので、同じ出来事でも色々な本を読み比べて見ると
微妙な違いがあって面白いかも知れません。

ちなみに大山雑考は読むのに一苦労。
&古書によっては持っただけでバラバラに
 なるようなものもあるので、取り扱いに注意が必要。

再版、増刷、復刻、増刷、増訂、改訂、初版と、
少し挙げただけでも色々な種類があります。

奥付と呼ばれる本の一番最後に書かれた情報で、
本の人気の度合い(増刷の第 版など)が分かったりします。

とりあえず、鳥取・島根辺りの図書館なら大体おいてあるようです。
もし、興味がある方は、インターネットのOPAC(蔵書目録)で探すか、
お近くの図書館で問い合わせて見て下さい。
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今日8時の気温は0度。天気は曇~雪。積雪150cm。

朝8時の時点では槇原駐車場までは雨。そこから先は雪。
今現在は融雪には殆どありませんが、博労座(駐車場)周辺、
槇原~融雪までの区間で1~3cm程度の積雪があります。
以前の様に一気に増える事は無いと思いますが、
徐々に溜まる(5~10cm程度?)のは確実。

頂上避難小屋2

2008-01-09 08:30:34 | 歴史・文化
3代目の避難小屋(現在)の基礎には2代目の
避難小屋の廃材が利用され、下からの寒気を和らげる工夫がされています。

他には屋根をステンレスの鋼板ぶきにしたり、
中空セメントを板張りにして外壁を作ったりと、
厳しい大山の寒気を遮断する工夫がなされています。

また、頂上の屋根には太陽光発電装置が設置されており、
冬季間は雪に覆われてしまうたた利用出来ませんが、
夏期は電気(水洗トイレ等に使用)をまかなう工夫も。

これら以外にも色々と工夫が凝らされており、
平成3年の台風19号にも耐えた堅固なつくりとなっています。
ちなみに施工は福井工務店(現:フェディア)

そもそも、一番初めに頂上に建物が出来たのは、
朝鮮へと飛行機を飛ばすために、米子飛行場が
物資搬入のための中継基地となった事が起こり。

中継基地が出来ると、航空機用の気象を観測する必要が出てきたため、
昭和18年、大山の頂上に臨時大山観測所を設置、
昭和19年、頂上測候所が完成しました。
ちなみに、当時は全て人力で資材を下から運んだとか。

2代目

今日8時の気温は1度。天気は曇。博労座周辺の積雪は40cm弱。
冬タイヤを履いていても、2駆は参道方面には入らない方が無難。
昨日の夕方、今朝と、雪にはまって動けなくなっていた車が…。

頂上避難小屋1

2008-01-04 09:28:19 | 歴史・文化
日本各地の山がそうであったように、
大山は僧徒の練行する禅定の地であり、
大山も登山対象の山でなく、明治の末に登頂の禁が
解かれるまで、信仰の山として崇められていました。

しかし、登頂の禁が解かれ、一般の登山者が登るようになると、
気候の変化により、危険も伴います。

そのすぐ下に石室と呼ばれる避難小屋(?)があります。
これは大正10年に、登山者の安全を確保するという目的で
当時の県知事が命令し、作られたものです。

蛇が…

昭和30年頃に登山者が増え、近代的な避難小屋を希望する声が上がり、
昭和33年、鉄筋コンクリート平屋建てで避難小屋を新築。

昭和60年には国立公園制定50周年を記念して3代目となる
現在の避難小屋が新築されました。
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今日8時の気温は氷点下3度。9時現在変わらず。天気は雪。積雪65cm。
道路に積雪無し(一部路肩の雪が崩れている箇所あり)。シャトルバス運行。

大山とジンギスカン3

2007-11-16 08:24:56 | 歴史・文化
ちなみに、ジンギスカンとの関係は不明ですが、
羊繋がりで大山寺にあるひつじ塚を紹介。

羊の塚…と言うのは珍しいのでは?

大山寺(阿弥陀堂へ登る途中の円流院と洞明院の間)には
ひつじ塚があります。

石工の裏を見てみると島根・鳥取県 緬羊組合連合会
…と、あるのでそこから依頼を受け、地元の業者
(樫本石材店?)が昭和37年10月に石工したようです。

ひつじ塚が置かれた経緯については不明。
羊を供養するために置かれた…と、言う話をどこかで
聞いたような気がしないでもないですが、真偽は不明。
ひつじ塚が置かれた経緯について分かる方が居られたら教えて下さい。


緬羊(綿羊)…家畜の羊のこと。
 毛用のもの野生のものと毛質が違い、一年中毛が伸びつづける。
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今日8時の気温は7度。天気は小雨。
今日の大山は雲に覆われていて見えません。

大山とジンギスカン2

2007-11-12 08:44:01 | 歴史・文化
羊は、日本においては、日本書紀に羊2頭百済より貢るとあり、
大陸から渡来した最初の羊と思われます。

日本人は従来、羊肉を食べる習慣がほとんどなく、
日本で受け入れられる羊肉料理を開発する必要に迫られ
羊肉特有の臭みが抑えられるよう、

中国料理の鍋羊肉(カオヤンロー)に影響を受けて、
作られと言われる日本料理がジンギスカンです。

大山寺で古くからやっている旅館も第2次世界大戦前後に
ジンギスカンを始めたところが多いようなので、
満州から帰った人、もしくは文献を見た人が、
大山寺でジンギスカンを始め、それが他の旅館にも
広まったのではないかと思われます。

一般に気候条件などで牧羊に適さない地域が多いですが、
ちょうど、大山は羊を生育している蒜山高原にも近く、
また、当時は羊肉が豚肉・牛肉・鶏肉などに比べると
格段に安かったため、値段の割に美味しい肉料理
…であったことも普及に繋がったのでは無いかと思われます。
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今日8時の気温は4度。天気は雨~曇、時々ミゾレ
忘れかけられてるけど残っている微妙に続きのネタ

牛と博労座3

2007-10-18 08:57:34 | 歴史・文化
今回も、以前に少し出した事がありますが、
大山寺の宝牛(撫牛)について。

宝牛(たからうし)。ほうぎゅうだと思っていました…。

宝牛は牛の霊を慰めるために、鼻ぐりの銅を溶かして鋳造し、
岡山県吉備津の宗教段団体「福田海」によって寄贈された像で、
別名、撫牛とも言い、願いを込めてこの牛を撫でると、
一つだけ願いが叶うとされる縁起の良い牛です。
また、牛の頭を撫でると、頭が良くなるとも言われています。

今では、機械での作業が中心となり、牛を使って田畑を耕したり、
荷物を運ぶ…と言う後景を見ることは殆ど出来ませんが、

数十年前は、各家で牛を飼い、田畑の耕作に使用していました。
当然、生活の為の一部でもあり、牛は家族の一員のように、
大切に育てられていました。

その際、牛の鼻に穴を開け、鼻輪をはめていました。
牛が死んだ際に、その大恩に報いるため、牛の唯一の形見として、
鼻輪を集めて供養する、と考案したのが福田海とのこと。

牛の鼻輪は、獰猛な牛を支配するために、
牛の一番弱い部部(鼻)に付ける、と言うもので、

牛は体重がありますが、鼻輪に紐を付けて引っ張ると、
簡単に引く事が出来るそうです。
そのため、引っ張る必要の無い牛には鼻輪を付けないようです。

ちなみに、この場所は、それほど神経が通っていないらしく、
そんなには痛いわけではない…とか。
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今日8時の気温は14度。9時現在変わらず。天気は晴天。
紅葉は1,2週間後ぐらい…?

牛と博労座2

2007-10-17 08:30:22 | 歴史・文化
1936年2月1日、大山国立公園が指定。
1963年4月10日、蒜山、島根半島、三瓶山、隠岐地域が
 編入され大山隠岐国立公園へ名称変更。
2002年3月26日、大山・蒜山地区において毛無山、宝仏山が編入。

昭和12年(1937)に牛馬市が閉幕となった理由について。

一つは取引の需要が減って来た…と、言うものもありますが、
国立公園に制定されたことが牛馬市閉幕の理由の一つのようです。

明治14年には九千近い頭数の牛馬が取引。
明治22年には六千…と来て、明治25年には六千台に戻りますが、
明治23年には一気に1400頭まで取引が落ち込みました。

これは、全体の需要が少なくなったこともありますが、
入場料・売買手数料の値上げが一因だったとされ、
他の場所へ取引が流れた…とされています。

また、明治23年10月には、陸軍による青野軍馬育成所
大山派出所(現:香取開拓本部)が設けられ、
放牧用の土地を接収され、牛馬の数が激変しました。

大正12年12月に朝鮮(日清戦争)へ移転になるまで、
大山には2000頭近くの軍馬が放牧されていました。
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今日8時の気温は10度。天気は晴~曇。
もう少しまとめた文章に変えたいなぁ…

牛と博労座1

2007-10-15 08:49:35 | 歴史・文化
…と、言うことで博労座については以前書いたことが
ありますが、もう少し詳しく。

博労座の名前の由来、元は伯楽、博労、馬喰から来たとされ、
全て「ばくろう」と読みます。伯楽には医者の意味もありますが、
のちに売買行為のみを指すようになりました。

大山寺は昔(平安末期~)から牛馬信仰が盛んでした。

大山寺の厚い牛馬信仰と、何百頭の牛馬が集まっても大丈夫な
広大な草原を有し、餌と場所に困らない立地条件、
西日本有数の霊場として特別に保護されていた社会背景

…などがあり、大山牛馬市は発展し、
福島の白河馬市、広島の久井牛市と並ぶ、
日本三大牛馬市の一つとされていました。

牛馬市は年数回開かれ、一回あたり三、四千頭の
取引があったと言われています。

明治に入ってからも開設されていましたが、
廃仏毀釈の影響で、大山寺の寺領も取り上げとなり、権力が衰退。

昭和12年に閉幕となりました。

…と、言うのが今現在の流れ。
とは言っても、50年ほど前にも小規模ですが、
牛や馬の取引を博労座でしていたらしいです。

今月の13日には、和牛共進会に際して、大山寺で
畜魂祭が行なわれました。

▼10月13日、畜魂祭(大山寺)
畜魂祭
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今日8時の気温は10度。天気は雨。

大山とジンギスカン1

2007-10-11 09:38:30 | 歴史・文化
理由はよく分かりませんが、大山では、
ジンギスカンが名物となっています。

と言うことで何故、大山の名物がジンギスカンに
なっているか、関連することを調べてみました。

一応、ジンギスカンの普及に繋がるようなことと言えば、

明治時代、羊毛は極寒地用の軍服の素材に欠かせなかったが、
第一次大戦時に輸入が絶えたため、大正7年(1918)に
羊毛自給を目指す「緬羊百万頭計画」が開始され、
その過程で、羊毛だけではなく、肉の活用も進められた。

ジンギスカンの文献での初出は昭和6年(1931)とされる。

また、第2次世界大戦(1939-1945)前後の
食糧不足も羊肉の消費に拍車を掛け、
日本政府が羊肉消費促進運動を進めた。

…と言う辺りに関係ありそうです。
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今日8時の気温は15度。9時30分現在16度。天気は晴。
11日から14日は全国和牛共進会です。
大山寺では、13日に畜魂祭が大山寺境内で行なわれます。
からす天狗市の場所は参道…?

五輪風3

2007-10-09 08:36:42 | 歴史・文化
風を表す言葉(風の名前)は色々あり、身近なところでは、
旋毛風(つむじかぜ)、春一番、東風(こち) 、夕凪(ゆうなぎ) 、木枯し
…など、聞き覚えがある名前があるのでは無いでしょうか?

颪(おろし) も風の名前で、有名どころだと
富士おろし、六甲おろし…と、来て「大山おろし」もその中の一つ。

颪は「下ろし」と同語。
冬季に山などから吹き下ろす風(大辞泉より一部引用)

ちなみに、おろし(下ろし)には、

1 下ろすこと。下へ移すこと。「雪―」
2 新しい品の使い始め。「仕立て―」
3 大根・わさびなどをすりくだいたもの。「もみじ―」
などの意があります(大辞泉より一部引用)

…と、言うわけで蕎麦とは字は同じでも意味が違います。
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今日8時の気温は13度。天気は雨。
気温は上がっても15度前後…?

五輪風2

2007-10-05 08:50:39 | 歴史・文化
船上山の合戦の際、天皇の身代わりとなった名家があった。
その家は、天皇の身代わりとなったことから、
王身代(おうしんだい)と呼ばれるようになる。

大野池には、この地に追われ自害した武将の墓が密かに建てられた。

しかし、村人は風評を避ける為、墓を崩して池の中に投げ込んだ。
その後、暴風雨が幾日も続き、留まる様子が無かった。
池の中に沈んだ墓を潜って取り出し、
大山寺にて供養したところ風が収まったと言う。

後に、この墓は犬の墓とされ、密かに参るものがいたと言う。

大野池は別名、王野池とも言われる大山七池の一つ。
大山七池=梵字ヶ池、地蔵池、硯ヶ池、大野池、干満ヶ池、烏ヶ池、赤松ノ池

梵字ヶ池、地蔵池は頂上にある池。
大野池は鈑戸。赤松の池は赤松。

硯ヶ池、干満ヶ池、烏ヶ池は数メートルの小さな池で、
槇原に行く途中の中に入った所と、降りたところ。
豪円山に行く途中…にあるらしいです。
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今日8時の気温は15度。天気は雨。
木々が少しずつ色づいてきました。

海池と皆生

2007-09-30 09:27:57 | 歴史・文化
今回は大山から少し離れますが、皆生温泉の話。

来月からお隣の歴史館さんでは、とうぜん の企画展が行なわれます。
その予備知識のお話で、とうぜん は海池で生まれ…な、話がありました。

海池は現在で言う皆生(かいけ)のことで、
温泉で有名な皆生温泉の地名の一部です。

・皆生の言われは、その昔、出雲の稲佐の浜から泡となって
 流れた魂たちが海岸に流れ着き、新しい身体と心が
 蘇生されて皆が、生まれ変わった。
 このことから、当地を皆生と呼ぶようになった。

・会見郡小波(現米子市)から日吉津を経て、
 日野川西岸の海岸部を通っていた間道を海道と言い、
 その付近一帯を海道池と、言ったことから海池村になった。

・この地にあった海池と呼ばれる大きな池に由来し、
 海に近い地なので海池となった。

・海から生まれた温泉なので、海生温泉と書いていたが、
 皆で楽しむ事の出来るように。という思いを込めて
 皆生温泉と書くようになった。

などの説があります。藩の公用文章では、海池と皆生が混在していたようですが、
慶応3年(1867)に、領内では、皆生村とする…と、改められたようです。

今の皆生温泉の起こりは、明治33年(1900)、漁師(上福原の山川忠五郎)が、
海中に湧き出す温泉(泡)を発見したのが始まりと言われています。

明治36年、福生村が村営の温泉を開業。
明治末~大正、個人経営の温泉場が2軒。
大正10年(1921)、皆生温泉土地株式会社が用地を買収。
大正11年(1922)、7月から新温泉街営業を開始。
…で、現在に至る。

ちなみに、皆生は大山の牛馬市とも若干、関わりがあります。

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今日8時の気温は14度。9時30分現在16度。天気は曇。
今日は、10時から妻木晩田遺跡とみるくの里で、それぞれイベントがあります。

五輪風1

2007-09-14 09:18:35 | 歴史・文化
五輪風、別名、大山おろしとも言われる大山特有の
突風のことを言います。(大山の南風・春一番)

船上山の合戦の際に天皇方に付いた
大野某と言う武将が、隠岐の佐々木勢が淀江の
小波城に逃げて行くのを深追いし、
敵の武将に囲まれ、この地(大野池付近)で自害した。

武将を哀れんだ村人たちは、池の側に五輪塔を建た。
この石を池に投げ込むと暴風雨がこの地を襲ってくると言う。

五輪塔は大日如来を意味したもの、供養塔・墓標
暴風雨の話では、石を悪戯で投げ込むとその祟りが…
と言うものもありますが、戦の時に被害を被らないよう、
墓を崩して池の中に落としたところ、連日連夜問わず
風が吹きあれ、手のつけようが無かったと言う話もあります。
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今日8時の気温は22度。天気は晴。
涼しい風が吹いてきています。

竜と大蛇2

2007-09-13 09:02:45 | 歴史・文化
前回、例に出したとおり、日本では
大蛇に関する伝説が多く残っています。

竜神と水という関係もありますが、
竜=蛇ではないと言う方向から見て、
農耕信仰と大蛇(正確には蛇?)との関わりについて。


農耕民族にとって、蛇はネズミを駆除してくれる蛇は益獣とされていました。
余談ですが、狼も畑を荒らす鹿や猪を追い払ってくれる
益獣(大神/おおかみ)として敬われていました。


しかし、その姿や形状、獲物を丸呑みにする異様さ、
毒があったりするため、神格化される一方で、
畏怖の対象としても扱われていました。


竜…想像上の動物。体は大きな蛇に似て、4本の足、2本の角、耳、
ひげをもち、全身鱗(うろこ)に覆われている。多く水中にすみ、
天に昇り雲を起こして雨を降らすという。竜神や竜王はこれを神格化したもの。

竜神…竜を神格化した呼び方。雨・水などをつかさどるとされる
益獣…人間に害をなすものと敵対することで、結果的に利益をもたらす動物。
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今日8時の気温は25度。天気は晴。昨日ほど気温は上がらなさそうです。
今日は博労座で畜魂祭…?

竜と大蛇1

2007-09-12 08:16:40 | 歴史・文化
竜と言えば、日本では水を支配する竜神でもある
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が有名です。

竜は各種の神話や伝説に数多く登場し、その存在は
伝説上、もしくは人間が生み出した架空の生物だとされています。
(東洋では竜、西洋ではドラゴン)

また、竜は神獣もしくは霊獣して扱われ、
水の神として各地で民間信仰と対象となり、
今でもその信仰が残っているところも少なくありません。

海に千年、山に千年住み、人に見つかることなく
修業した蛇は竜になるとの言い伝えがあります。

赤松の池に居ると言われている蛇もあと数日で蛇から竜に
転生できる。と言うところで葦名次郎佐衛門に姿を
見られてしまい怒り狂い、付近を暴風雨が襲った
…と、言うような話があったりもします。

ちなみに、姿を見られてしまった蛇は再び海から修業を
やり直さなくてはいけないとか。

龍=大蛇とされることもあれば、龍と大蛇は別物であると
区別されることもあります。
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今日8時の気温は20度。天気は晴。
昨日は日中25度。今日は昨日以上に暑くなりそうです。