BES大山(鳥取)

鳥取県大山周辺に関する日々の情報、お知らせなどを載せています

鳥取と呼ばれる所以

2006-07-28 08:48:10 | 歴史・文化
まずはお知らせ。
道路規制は、大山周辺では現在ありません
登山道に関しては以前と変わりありません。

夏山登山道 … 登山可能
ユートピアコース … 登山可能(一部崩落箇所あり)
川床・大休峠~振子山 … 崩落のため進入不可
中国自然遊歩道(一向平~つり橋/大山滝) … 崩落のため進入不可

自然遊歩道の復旧は未定です。(迂回路はありません)

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【とっとり】と言う時、音から見ると、
【取鳥】と書くほうが音的には正しいような気がします。

では、何故「取鳥」と書かず、「鳥取」と書くのか?


古代の大和朝廷に属していた職業の一つに、
「鳥取部(ととりべ)」と言うものがありました。

鳥取部(部というのは役目という意味)とは、
湖や沼で水鳥を捕獲して朝廷に献上していた職業集団と伝えられています。

水鳥を取ることを仕事にしていた鳥取部が住んでいたことから、
このあたりを鳥取と呼ぶようになったのではないかと言われています。


江戸時代に因幡国と伯耆国を鳥取藩を治めていた池田氏は、
鳥取城に住んでいました。
そして、明治4年の廃藩置県により鳥取藩が鳥取県になりました。

その後、明治9年から5年間は隣りの島根県に合併されましたが、
もう一度鳥取県を置こうという声が大きかったことから、
明治14年9月にいまの鳥取県が生まれ、現在に至っています。