大山には弥山禅定と言うものがあります。
宗教行事の一種で、毎年二人の僧が旧暦5月1日に阿弥陀堂に入り、
そこに籠って法華経を書き写します。
稲の茎をもって筆を作り、赤土をもって墨の代わりとします。
(土は豪円山の後ろの谷の高滝からとったと言われている)
書写が終わって、6月14日の夕刻、先導者3名とともに弥山(大山頂上)へと登り、
かねてから設けてある銅の壷にその経を納め、
15日の朝に下山、供えられた経と、山頂のヨモギなどをもぎ取り、
以前より持ち上がっていた阿伽桶に池の水を汲んでおります。
その後、大神山神社から参道を通り、立小路へと歩んで行きます。
このとき、参道(立小路)の両脇には病気のあるものが、
横に寝て、痛む部分を僧に踏んでもらうと病が治ると言われています。
山頂の池から汲んできた水は神宝水(阿伽水)とも言い、
各寺院に霊水として配りました。
人のめったに行かない山奥や、地下から湧き出た水、
山頂に称えられている水は「天つ水」「月読の変若水」とも言われ、
老を養い、病人を癒す水、若返りの水としての霊水であるとされています。
立小路(たてしょうじ)とは現在の参道。
以前は豆腐屋が2,3件立ち並ぶだけだったそうです。
参拝に訪れた人々は豆腐屋を宿として利用していたそうです。
現在は、旅館や、料理屋、お土産などが立ち並んでいます。
参道が整備されて、当時あった杉並木も4,5本が残るだけとなりました。
ちなみに6月14日は旧暦なので、今のグレゴリオ暦に照らすと7月16日。
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今日8時の気温は22度。天気は雨+濃霧。
木々が鬱蒼と生い茂り、緑が強くなってきました。
宗教行事の一種で、毎年二人の僧が旧暦5月1日に阿弥陀堂に入り、
そこに籠って法華経を書き写します。
稲の茎をもって筆を作り、赤土をもって墨の代わりとします。
(土は豪円山の後ろの谷の高滝からとったと言われている)
書写が終わって、6月14日の夕刻、先導者3名とともに弥山(大山頂上)へと登り、
かねてから設けてある銅の壷にその経を納め、
15日の朝に下山、供えられた経と、山頂のヨモギなどをもぎ取り、
以前より持ち上がっていた阿伽桶に池の水を汲んでおります。
その後、大神山神社から参道を通り、立小路へと歩んで行きます。
このとき、参道(立小路)の両脇には病気のあるものが、
横に寝て、痛む部分を僧に踏んでもらうと病が治ると言われています。
山頂の池から汲んできた水は神宝水(阿伽水)とも言い、
各寺院に霊水として配りました。
人のめったに行かない山奥や、地下から湧き出た水、
山頂に称えられている水は「天つ水」「月読の変若水」とも言われ、
老を養い、病人を癒す水、若返りの水としての霊水であるとされています。
立小路(たてしょうじ)とは現在の参道。
以前は豆腐屋が2,3件立ち並ぶだけだったそうです。
参拝に訪れた人々は豆腐屋を宿として利用していたそうです。
現在は、旅館や、料理屋、お土産などが立ち並んでいます。
参道が整備されて、当時あった杉並木も4,5本が残るだけとなりました。
ちなみに6月14日は旧暦なので、今のグレゴリオ暦に照らすと7月16日。
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今日8時の気温は22度。天気は雨+濃霧。
木々が鬱蒼と生い茂り、緑が強くなってきました。