さて、今回唯一のちゃんとしたレストランでのお食事です。
リヨンと言えば、ブションという大衆食堂的なカジュアルレストランが名物ですが、ポール・ボキューズさんのお店の中にもお手頃価格の3軒のブションが有ります。
そのうちのひとつのLE NORDに行きます。

お得なのは前菜・メイン・デザートで33.50€ですが、クネルが選択できなかったのと、郷土料理を食べねば・・・との思いで自滅することが多々有ったので、もう今回は冒険も無理もせずアラカルトで軽めの料理を選ぶことに。
(リヨンは内臓系だし)
クネルも魚のすり身なので、はんぺんみたいなものと表現されているので、多分あまり好きな感じではないですが、やはり一つぐらいは挑戦しようと思って、いくらか上品そうなクネルを出すこちらのお店にしました。
飲み物は地元の白ワインをグラスで(なのでよく分からないです。)
付き出し:豚の皮を揚げたもの

・・・は正直あんまり。
ブションの定番らしいですが、事前の口コミではこのお店は黒オリーブだったのに・・・
前菜:エスカルゴ

これもネットの写真とは違うけれど、まあ安定のお味。
ただ身が中々取れないのが何個か有って、殻を飛ばしてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしました。
前菜:サーモンのマリネ ハーブとレモンクリームにトーストしたフォカッチャを添えて

美味。
これぐらいの前菜ならメインも余裕で食べられそう。
メイン:クネル オマールエビのソース ライスとほうれん草添え

魚の種類はパイク等川魚が使用されているとのことです。(あつ森で釣れる魚だ!ぐらいの知識しか無いですが)
定番はザリガニのソースですが、ここはオマールエビなので、高級路線かな?
他のブションではクネルの付け合わせに鳥の内臓系が定番の様なのでこのお店を選びました。
メイン:鯛のグリル 野菜のコンフィ添え(土曜日のスペシャルメニューでした)

とても美味しかったです。
ソースをくまなく絡めていただきました。(クリーム系のソースとしか分かりませんが)
あとここのパンはフランスパンというよりフォカッチャ等イタリア系のパンでした。
少な目、軽めなチョイスをしたおかげですべて完食、胃もたれ無しで美味しくいただきました。
お値段は、まあランチとしては妥当なお値段でしたが、どこで食べても円安のせいで、+2000円ぐらいになっているかなと思います。