漂流外国物語 第百二ページ、第三~四行目
解読 所彼地ニ而宗門等ニ相携候儀無之哉、日本より
鉄砲并釖之様成物摘入不申哉之儀悉く御
読み 所、彼の地にて宗門等に相携わり候儀、これ無きや、日本より
鉄砲並び釖の様成る物積み入れ申さずやの儀悉く御
説明 「所」・・・罷り越し候所。奉行衆の前へ来たところ。 「宗門」・・・宗教の一派。 「携」の字は難解です。二文字に見えます。 「候儀無之哉」・・・読むのは困難です。 「日本より」・・・日本より」では意味が通じません。間違いかもわかりません。 釖」は「「かたな」と読みます。 「不申哉」・・・申さずや。ここも読めません。()釖()が読めましたので、修正しました。