「漂流外国物語」第六十四ページ、上の四~五行目
解読 一、翌朝寺参り致し、内へ戻り馳走有之、夫より親類共打
寄り形見分ケ致、私茂形見ニ筒袖弐枚メリヤス等貰ひ
読み 一つ、翌朝寺参り致し、内へ戻り馳走これ有り、夫れより親類共打ち
寄り形見分け致し、私も形見に筒袖二枚メリヤス等貰い
説明 ここは易しく、ほとんど説明は不要と思います。 「寺参り」・・・「寺」という字は慣れるまで読むのは無理ですが、前に何度も出ていますし、文章の流れで読みましょう。「参り」も難しい。 「打ち寄り」・・・これも解りにくい。 「メリヤス等」・・・「等」も解りにくい。