「漂流外国物語」第九十八ページ、上の一~二行目
解読 中江経文躰之板ニ而摺候物越面々ニ入、夫を右之
臺ニ入乗置、夫江煮焚候品を備へ、船頭其外
読み 中へ経文躰の板にて摺り候物を面々に入れ、夫れを右の
台に入れ乗せ置き、夫れへ煮焚き候品を供え、船頭その他
説明 「経文躰之板ニ而摺候」・・・お経の文句の様なものを板に刷った。 「物越」・・・物を。 「面々ニ入」・・・各自が入れ。 「乗置」・・・これも読むのは困難です。乗せ置き。載せて置き。 「煮焚候品を」・・・煮炊きした料理を。 「備へ」・・・供え。 「船頭其外」・・・船頭他。