浦沢直樹さんの代表作といえば「YAWARA!」や「20世紀少年」を思い浮かべる方も多いと思いますが、私のナンバー1は断トツで「MONSTER」。
第1巻の初版は1995年発行、当時大学生だった私は、まさしくモンスターのようなとてつもない作品に衝撃を受けました。
この連休、久々に読み返しましたが、展開が分かっているにもかかわらず夢中になってしまい、あっという間に全18巻を読破。
<あらすじ>
天才脳外科医のテンマは、院長の命令に背き、頭に銃弾を受け重傷を負った少年ヨハンの命を救う。
その後、院長らは毒殺され、ヨハンと双子の妹ニナ(アンナ)は失踪。
9年後、テンマの前に現われたヨハンは、テンマの患者を目の前で射殺し、過去の殺人を告白。
殺人鬼を蘇らせてしまったと責任を感じたテンマは、自身に殺人の容疑をかけられながらも、ヨハンを抹殺すべく追跡。
テンマと同様、ヨハンを自分の手でと考え動き出すニナ、テンマを逮捕することに執念を燃やすルンゲ警部、元婚約者のエヴァ、テンマの旅に同行する少年ディーター、ヨハンと同じ孤児院出身のグリマー、テンマの無実を証明すべく協力するライヒワインやギーレン等、様々な登場人物が関連するストーリーが伏線となり、怪物ヨハンへと繋がっていくサスペンス。
この後の作品となる「20世紀少年」や「PLUTO」、「BILLY BAT」は現実世界ではあり得ない設定ですが、ベルリンの壁崩壊前後のドイツ、チェコを舞台にストーリーが展開するこの「MONSTER」には、実際にヨハンのような人物がいてもおかしくないのではと思わせるリアリティがあります。
エンディングは賛否両論あると思いますが、個人的には漫画史上最高傑作ではなかろうかと。
息子たちに勧めるのはまだ早いかな~
第1巻の初版は1995年発行、当時大学生だった私は、まさしくモンスターのようなとてつもない作品に衝撃を受けました。
この連休、久々に読み返しましたが、展開が分かっているにもかかわらず夢中になってしまい、あっという間に全18巻を読破。
<あらすじ>
天才脳外科医のテンマは、院長の命令に背き、頭に銃弾を受け重傷を負った少年ヨハンの命を救う。
その後、院長らは毒殺され、ヨハンと双子の妹ニナ(アンナ)は失踪。
9年後、テンマの前に現われたヨハンは、テンマの患者を目の前で射殺し、過去の殺人を告白。
殺人鬼を蘇らせてしまったと責任を感じたテンマは、自身に殺人の容疑をかけられながらも、ヨハンを抹殺すべく追跡。
テンマと同様、ヨハンを自分の手でと考え動き出すニナ、テンマを逮捕することに執念を燃やすルンゲ警部、元婚約者のエヴァ、テンマの旅に同行する少年ディーター、ヨハンと同じ孤児院出身のグリマー、テンマの無実を証明すべく協力するライヒワインやギーレン等、様々な登場人物が関連するストーリーが伏線となり、怪物ヨハンへと繋がっていくサスペンス。
この後の作品となる「20世紀少年」や「PLUTO」、「BILLY BAT」は現実世界ではあり得ない設定ですが、ベルリンの壁崩壊前後のドイツ、チェコを舞台にストーリーが展開するこの「MONSTER」には、実際にヨハンのような人物がいてもおかしくないのではと思わせるリアリティがあります。
エンディングは賛否両論あると思いますが、個人的には漫画史上最高傑作ではなかろうかと。
息子たちに勧めるのはまだ早いかな~
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