シャッターフィーリングが良かったカメラ

2021-11-20 23:12:46 | 写真撮影/撮影機材

Uさん、こんばんは。

 

キャノンのEOS-1Vのシャッター音が素晴らしく良いということを投稿しましたので、これ以外にシャッターフィーリングが良かったカメラを記事として上げてみようかという気分になりました。

 

それぞれの機種にはそれぞれの良さがあるので、順位は付けていませんが、印象深いカメラを思い出した順に書いてみます。なお、機種別の機能・機構について一つ一つ書いていくと記事が長くなりますから、それらは簡単に触れることにします。

 

①コンタックス RTSⅢ

ヤシカからカメラ事業を取得した京セラが発売していたフィルムカメラです。バキューム機構という、面白いが良い着眼点をもった特徴が記憶に残っています。手に持つとごつくて、中身が凝縮されずっしりとした重さを感じます(実際大振りで重い)。

 

”ズッキューン”といった独自のメカメカしいシャッター音がします。

まるでロボット・サイボーグ、テクノロジーの塊といったイメージです。ボディに吸収されるのか、ショックは少な目です。

 

このカメラは大変高額ですし、レンズもツァイスでこれまた高額、全く手の届かないところにありました。

The 高級品といったところを地で行く素晴らしいカメラでした。デザインもポルシェによるものだったかな。

手にした(触れることが出来たのは)一度だけですが大変に幸せな経験でした。

 

②コンタックス RX

高額なRTSⅢの弟分で、高級そうなポルシェデザインの外装・意匠は引き継いでいます。

その特徴で記憶にあるのは、フォーカスエイド機構。

 

当時、少しづつ視力が弱くなっていたので、なんという素晴らしい撮影支援機構なのかと感動した覚えがあります。

RTSほどではありませんが、シャッター音質も低くて切れが良く高品質なものであり、ショックも少なくなめらかでした。

 

RTSⅢよりもだいぶ値段が安いので、購入の対象になりましたが、最終的には、Nikon F90XSを選んでしまいました。

京セラさん、御免なさい。

 

③MINOLTA XD

 カメラ屋の店頭に並んでいるのは、いつも普及機のXGシリーズとか、X-7ばかりでしたが、ある日、上級機のXDに触れる機会がありました。

実に滑らかな独特のシャッターフィーリングでした。

 

貴族の振舞いの如く悠然とした印象を持ちました。

”ジャッコーン”でもなく何と言ったらよいか表現に苦しみます。高級感といったワードで語るのではなく、

兎に角、上質の一言です

 

デザイン自体は取り立てて特徴はない、素っ気ないものです。が、外装の仕上げの良さがあり、その重さがそこはかとなく上級機を感じさせました。

グリップもありませんからホールディングは一般的なものです。

 

ファインダー表示はなんとなくよかった気がします。

おさわりしただけですから、世界初の(シャッター優先AEと絞り優先AEの)両優先AEの搭載についてのインプレッションは出来ません。

 

④Nikon F90XS

 切れが良く上質なシャッター音と独自のショック感覚。

兎に角、夢中になってしまい、予算に合うようあれこれ探して、三宝カメラで、金融新品(今は使われないキーワードか)を買いました。

 

買った後、興奮しながら喫茶店に行き、元箱から取り出してすぐにペンタトップ部に小さな傷をつけてしまい、なよった記憶があります。

実際に使ってみると、何故か手振れ写真を量産してしまい、これはシャッターショックのせいだと断定して、間もなく手放してしまいました。

 

⑤Nikon F4

 デジタルカメラを使い出しから久しくなった、ある時、何故かフィルム撮影をしたくなって何台かフィルムカメラを買い直したうちの一台です。

元々でっぷりとした不細工な出で立ちのF4は嫌いでした。

 

ですが、手に取ってみると豊満なグリップが手にスッとなじみ、高質なラバーが非常に良い触感をもたらしてくれました。

意外です。”ツキューウン”という小さなシャッター音と、ダンパー機構による低ショック。

 

これは良いカメラだと思いましたが、何故か短期間で手放してしまいました。

何故だろう。多分、マウントをEFに統一したためです。

 

⑥OLYMPUS OM-1n,OM-2n

フィルム時代のOLYMPUSにはまるで縁がなく、TTLダイレクト測光、マルチスポット測光、小型軽量ボディなどの新機軸、独特の機構を遠くから眺めていました。

この両機は、レンズ環のところにシャッター選択ダイヤルがあり、右側の軍幹部の普通ならシャッター速度ダイヤルがあるところに、フィルム感度ダイヤルがあるという独自のダイヤル配置になっていました。個人的にはこれに非常な違和感を感じました。

 

特に、フィルム感度表示が白字と黄色字で印刷されているところ、この光るような黄色と他の銀色の配色に妙な古めかしさと忌避感を受けてしまい、どうにも近寄りがたい存在でした。のちに出たブラックボディでは何の問題も無く違和感も感じませんが、自分の世界のものではないというところでは共通してしていました。

 

それでOM-1nはメカニカルシャッター、OM-2nは電子シャッターです。

どちらか忘れたのですが、実際にシャッターを切ってみた時、”コッ・コローン”とか、”コロ・ロ~ン”といった印象の、兎に角、滑らかなシャッターフィーリングには驚かされました。

ビー玉やガラス玉が同士がそっと触れ合うような、優しくて優美なシャッターショックです。

 

お前の素性はそんなに良かったのか?

遠くから異物を見ているような姿勢を長い間取っていて、両機には申し訳ない気分になりました。

のちにOM-1nは、OM-3,OM-2nは、OM-4に進化しますが、MINOLTA α7000が切り開いたAF新時代にOLYMPUSは取り残され、OM707というAF機を出したものの振わず、フォーサーズで復活するまでオリンパスの一眼レフはなりを潜めます。

 

さて全体として、Nikonはシャッターフィーリングに配慮し、Canonは前の投稿で書いたとおり、余り顧みない印象です。

 

その他のメーカーについてまとめて触れます。

 

コニカのFT-1やフジカのSTシリーズは操作経験が無いので良くわかりません。

リコーのXRシリーズは、XR1とXR2(XR500)はシャッター音、ショックとも硬質だが、まともな印象がある。しかし実際、自分が所有していたコストダウン機XR-7のシャッターフィールは安っぽさ丸出しの最悪のものでした。

この経験(トラウマ)があるから、シャッターフィールに自分がこだわりを持っているのかもしれません。後から出たXR-PやXR-Sは大分改善された模様です。

 

さらにもう一つの小型カメラの雄、PENTAXですが、シャッターフィールに関して全体としては良い印象を持っています。が、取り立てて何か言及するほどのものはありません。

最後に、マルチモードを持った先進の一眼レフ;マミヤZE-Xです。このカメラを知って、本格的に写真撮影をするようになりましたが、何故か実機を操作したことが無いのです。どんな味わいだったんでしょうか。

 

以上は、フィルムカメラについてです。次にデジタルカメについて触れてみます。

レンズ交換式デジタルカメラで良いと思っているのは、フェザーシャッターを持っているFUJIFILMのX-H1と、OLYMPUSのOM-D E-MX1、PanasonicのLUMIX G9proぐらいです。比較的新しいものばかり、現行機が2種あります。

まだ持っていないものばかりですが、今後購入するかどうかはわかりません。今持っているカメラで充足しているからです。後はただの物欲になります。物欲だけで高額なカメラを増やすのは現状難しい。

 

それから、現有機全てにおいて、シャッターフィーリングに関しては、皆どこかで少しずつ妥協しています(どうしても我慢出来ず、売却してしまったCanon EOS5Dmk2もありますが)。

容認できる範囲で、出てくる絵を優先している(満足している)していますから、これはこれで良いです。

 

こうして文字にしてみると、自分の中での印象深いカメラはフィルム時代の方が多かったことが分かります。高値の花の時代の憧れの存在だったことも強く影響しているのでしょうか。

 

では、これで失礼します。

ごきげんよう。

さようなら。


キヤノン機のシャッターフィーリング

2021-11-19 20:13:17 | 写真撮影/撮影機材

Uさん、こんばんは。

今日も改めてのネタがありませんから、写真関連の投稿で誤魔化そうと思います。

 

特売情報のやり取りをする掲示板で、デジタル一眼レフのカメラのシャッター音について投稿者同士の意見のやり取りを見掛けることがあります。

今は少なくなっているのかもしれませんが、以前はいろいろな機種で見掛けることがありました。

 

曰く、シャッター音が大きい、安っぽい音質だ、フィーリングが悪いなどで、機器に愛着はあるものの、感覚に関わる部分で不満があるという意見に対し、音質は全く気にならない、出てくる絵が良ければ何でも構わないといった反対意見のやり取りです。

 

恐らくシャッター音が気にならないという人は、写真撮影をデジタル一眼レフカメラで始めた人ではないかと思います。

しかも、使っている機種がキヤノン製ではないかと推察します。

 

さらに多くが革命機「EOS 5D」を使っている(いた)方々なのではないかと思うところがあります。

何故というと、このEOS 5Dのシャッター音は、ポコポコと安っぽく低品質でありますが、撮影して得られる結果は、当時最上位のものだったからです。

 

シャッター音のポコポコは、何らかの理由があるのでしょうけれど、それはさておき、デジタル世代からすれば、これは写真撮影機材ではなく、デジタル画像取得を目的としたデジタルガシェットということなのでしょう。

 

そう考えれば、求めるものが得られさえすれば、あとはコストの兼ね合いということになり、感性に訴え欠ける部分は些末ということになります。

彼らの意見がそこから出てくるものであれば、自分の意見は異なりますが、それはそれで納得できます。

 

キヤノンという会社は、どちらかというと実用一点張りのところがあり、出てくる絵は安定していて見栄えが良いのですが、製品は、まさにマスプロダクトを地で行く感じで、感性に訴えるようなところに頓着しない傾向があったりします。

 

コストと性能を見て製品企画を追い詰め、出来上がったものが、結果としてそれが人の心に訴えれば其れで良し、訴えなくてもブランドとプロダクトバランスで売ってしまう、そんな企業文化を感じます。

 

プロ仕様の一部製品は、使い手にそっぽを向かれないよう、上手に両者のバランスを取っているようですけれど、普及機に至っては、実にそっけない設計・企画をしているように思われます。

商品開発技術力もさることながら、この商品企画の割り切りがあるから、キヤノンは強いのでしょうけれど、少し寂しいですね。

 

FD時代になりますけれど、「連写一眼」のキャッチフレーズで大ヒットしたAE-1のシャッターも、遠い記憶ですが、ガシャガシャと余り品があるものとは思えませんでした。

ワインダーを付けたときの音は良かったらしいのですが、周りでワインダーを持っている人が少なく、記憶にありません。

 

「カメラロボット」A-1はもっとひどくて、音も下品で振動も大きく、正常な状態でもこれは壊れているのではないかと思ったくらいです。

流石に、F-1、NewF-1は良かったです。

そっけなさはありますけれど、切れが良く、音質も低めでプロ機らしさがありました。

 

EF時代、初期EOS機(650、620)の出た頃は、写真撮影から遠ざかっていまして、この頃の機種に良くわからないものですから言及出来ません。

ただ、EOS RTは、ハーフミラー機構による、しっとりとして静かなシャッターフィール、落ち着いた音質、一部で不評のファインダーは自分には見えやすく、とても上品な良いカメラだと感心しました。

大き目のグリップなど、ホールディングも良好でした。何度も買おうと思いましたが、当時はそれなりに高額でしたから、手が届きません。

 

そのうち、Kissというサブブランド(ファミリーネーム)のカメラが出ました。

小型のボディはホールディングが今ひとつで、青っぽくて見ずらい小さなファインダー。ですがこれが大ヒットです。

びっくりしました。自分と考え方が違う人が沢山いるんだな~と思わされましたし、これはキヤノンの企画の勝利です。

 

そしてKISSブランドは、フィルム時代からデジタル時代の間隙を乗り越え、ビギナーをターゲットにした中核製品として今に続いています。

 

自分自身はその後、EOS 5QD、EOS 55、EOS-3と仕事で使いました。

EOS 5QDは、確かにシャッター音も静かでショックも少なくホールディングもしやすい良い機械なのですが、ポコポコと安っぽい音がします。

 

EOS 55は、5Dのシャッターより少しメリハリが強くなりましたが、やっぱり基本はポコポコ音です。

使っていて気分が良いものではありませんでした。

 

”悲劇の機種”EOS-3は使用期間が少ないのであまり印象にありませんが、シャッターフィールが改善され、剃刀のような切れ味がしました。

高級感はありましたがショックは強めだった気がします。

 

個人的には、その後、EOS-1Vを中古で買いました。

購入した、或いは実際に触れてみて、その感覚・音を確かめてみたあらゆる機種の中で、この”EOS-1V”が最も気に入っています。

フォールディング、シャッターフィール、音質、ファインダーの見え方、ボタンの配置など、あらゆるものが優れています。

 

操作性が直観的で迷いがありません。流体を基調とした造形も美しく、グリップの皮シボも高級感がある。

外装塗装も堅牢で高品質なものです。

 

もし、EOS-1V用のデジタルバックが出ていたのなら、もっと幸福なフォトライフが送れたのではないかと思います。

 

EOS-1Vの幻想を追って、EOS-1Dシリーズをマーク3,4と順に手に入れました。

これらはこれらでプロ機らしさは当然ありますが、EOS-1Vの感覚からはずいぶんと離れています。

 

EOS-1DsMK2はシャッター音が静かでよいのですが、液晶ファインダーに難があり、手を伸ばしませんでした。

1DsMK3も同様の理由で手にしていません。EOS-1DがXで一つに統合されてからは、写真時代のEOS-1からは遠ざかり、いよいよ本物の戦闘マシーンになってしまった気がしてついていけなくなりました。

 

EOS-1はプロ機ではありますが、ハイアマチュアも受け入れるしなやかさがあったような気がするのですが、果たしてどうでしょう。

 

さて、我が家のEOS-1V。

あんなに気に入っていたのに、とっくのとうに使うの止めています。

 

正直言いますと、もったいなくて余り使っていないのです。

このカメラにおいては、自分はただのカメラフェチになって、その存在を愛でているのみです。

時々はシャッターを切り、その官能性を堪能していましたが、今はケースの中でお休み中です。

 

そうこうするうち、グリップ皮の白化がかなり進んでしまいました。修繕可能なら部品交換をしつつ整備をして、性能を維持します。

いつか孫でも生まれたらファーストショットをEOS-1Vで撮影しましょうか。

でも大きなシャッター音で驚いて泣いてしまうかな。

 

今回の投稿は、取り留めがなく、結論を断じていない妙な形になってしまいました。

思っていることを書いていると、どんどん視点がずれて行って、最初に伝えたかったことから論点がずれてしまうのが、自分の悪い癖です。

が、随分長い文章になってしまったので、今回のフォローは次回にすることにして、今日はこれで締めることにします。

 

中途半端で御免なさい。

 

では、ごきげんよう。

さようなら。


XLR接続 落ち着きました

2021-11-17 23:41:36 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

 

少し前に、オーディオ機器の接続方法を変えたことについて、嘆きの内容の記事を上げました。

具体的には、ネットワークプレーヤーとプリアンプ間の接続をアンバランス接続(RCAケーブル)から、バランス接続(XLRケーブル接続)に変えた際の、再生音の劣化についてです。


その後、機器の電源スイッチを入れ、少したってから何度か再生を繰り返したところ、それなりに落ち着いた音に聞こえるようになったため、バランス接続を継続しています。

 

音質が向上したとまでは行きませんが、アンバランス接続と比較して、満足はしていないもののまぁいいかという感じ。

ただRCAケーブル接続の方が、音の厚みがあるように感じます。

 

正直、アンバランス接続時代も、不満はないものの満足はしていなかったのです。

そしてその代わりとして、バランス接続を試してみた訳ですから、現状はやはり道半ばといったところです。

 

実のところ、ケーブルや接続方法に問題があるのではない気がしています。

プリアンプは更新したばかりですけれど、これがやや怪しい。

 

で、XLRケーブルですね。

これの大変良いところを見つけました。

 

RCAケーブルに対して、XLRケーブルの装着・離脱は実に確実であり、かつ安易・明瞭に出来るところです。

これは良いです。

 

洒落のようですが、”カチッ”と装着時に音がすることに、この接続の”価値”があります。

流石、プロ仕様。

 

RCAケーブルはゴリゴリ・ゾリゾリと、金属の摩擦抵抗を使ってプラグに圧着させていますから、外すも付けるも手間が掛かります。

安っぽいなぁ。

 

今使っている、フルテックのケーブルはコレクトチャック式で、確実と言えば確実ですが、一旦固定すると、今度は外すときに、反対にピンを回すのが一苦労です。

ですから(やっちゃいけませんけれど)最後まできつく締めていません。

 

離脱接合の際の、この小さなメリットは、かなり自分の心に響きました。

それとXLRケーブルの銘柄の良しあしは全く知らないので、ケーブルを選択するときに却って迷いが無くて良いです。

 

大抵、性能の良いものは、同程度の性能のRCAケーブルよりも高額になっているので、手が出ません。

結果、XLRケーブルの選択枝が限られる。つまり、商品選択の迷いが少ない。

これが良いです。

 

これからずっと(機器の内部はバランス式でもアンバランス式でもよいので)機器間の接続は、XLRケーブルでやりたいぐらいです。

 

問題は、使っているパワーパンプがアンバランス接続のみになっていることです。

このメーカーの音色は気に入っているので、他メーカーに置き換えるのも難しい。

思案のしどころです。

 

ボヤキを聞いてくださり、ありがとうございます。

では、これで失礼します。

 

ごきげんよう。

さようなら。


2度買って2度手放す 3度買って3度手放す

2021-11-14 20:11:45 | 写真撮影/撮影機材

Uさん、こんばんは。

前回の投稿で、写真撮影の機材について少し触れました。

ついでに、もう一言書き残しておこうと思います。

 

手放したCanon EOS 7Dですけれど、2度目の個体だったとは記事にしたとおりです。

 

それ以外にも、同じような経緯を辿っているものが幾つかあります。

Canon EOS 10D、EOS-1Dmark3です。これらは2度買いして2度放出しました。

 

EF24-105㎜f4 USMは、なんと3度買って3度手放しました。

現在、これらのカメラ・レンズは手元にはありません。

 

EF28㎜f1.8 USM、EF50㎜f1.4 USM、EF85㎜f1.8 USMは、2度目の個体で現在所有中です。

 

Canonが圧倒的に多いですね。

そして普及版の安いレンズ、単焦点が多くなっています。

 

手放してしまったものは、いずれも所有期間が長くありません。

それを2度繰り返します。費用対効果は実に悪いです。

 

多くは金策のために手放すのですが、結局のところその機材の描写や使い勝手に不満があったからです。

でなければ、そうやたら滅多ら買っては売りを繰り返すことはしません。

 

それでも、2度3度と同じものを購入するのは、やっぱりその機材のどこかに良いところ・気に入ったところがあるのでしょうね。

正直全く学習していないのが悲しい。

 

どっちみち買い直すのであれば、同じ焦点距離でもアップグレードして高級タイプ(例えばキヤノンであればLタイプ)にすれば良いのですが、マルチマウント運用で放散的投資をしている手前、一つのメーカー・ブランドに多くのお金を掛けることが出来ずにいます。

 

所謂アップグレード(機材更新)的な入れ替えは、2度目のEOS-1Dmk3からEOS-1Dmk4への一度だけです。

他のメーカーでは、OLYMPUSのE-510を2度買って2度手放しています。

 

これまでそれなりにお金を掛けてきて、手持ちの機材が増え、その中で各個体の役割分担が明確になってきました。

 

少し前の投稿で、写真撮影への熱が冷めたと書きました。

ですが機材選定については、いろいろ考えるところがあり、その到達点が見えてきたので、ここまで来たらもう少し前進しようと考えを改めました。

 

ですから、写真機材や撮影記に関する投稿も、これから時々行おうと思います。

 

では、ごきげんよう。

さようなら。


キヤノンのカメラ

2021-11-12 21:20:46 | 写真撮影/撮影機材

Uさん、こんばんは。

昨日に続いて、カメラネタを投稿します。

 

EOS 7Dを手放したのは、昨日の投稿のとおり。

これでキヤノンのデジタル一眼レフは、残すところ6Dと1DMK4のみとなりました。

 

少し前、6Dの操作性に悩み、5DMK3か5DMK4に買い替えるかで物欲の森を彷徨っていた時期がありました。

 

ですが、最近のキヤノンのミラーレス機への力の入れ具合をみて、素直にキヤノンのデジタル一眼レフは改めてはないなと感じ、5DMK4への慕情はすっかり冷めました。。

 

キヤノンの姿勢はこれはこれで正しいと思います。

もう一眼レフ機の新製品は出ないでしょう。EFレンズの廃番もかなり進んでいます。

 

RF機の操作性は、デジタル一眼レフ時代のものとは相当に替わってしまっていて、とても受け入れられそうにありません。

 

自分は画像至上主義ではありませんし、プロの写真家ではありません。

単なる下手の横好き、一介のカメラ好きです。

 

ですから、機能追及のため、EF機からRF機へ移行することはまずないでしょう。

 

6Dの操作性にまだ不満はありますが、なんとか我慢しています。

出てくる絵には不満はありません。

 

EOS-1Dmark4も、最近は重いな~、と思うことも出てきましたし、少しやれちゃったかなという感じも少しですがあります。

が、自分の中では唯一のプロ機です。

 

前回の投稿で書いた、EOSプロフェッショナル一眼レフカメラの操作性を継承したEOS-1Dmk4の操作性も、今となっては貴重ですし、これがゆえに手放せないとうところもあります。

この優位性はお手軽35ミリ版の6Dを圧倒しています。

 

EOS-1Dmk4は、EOS-1DXシリーズやNikon D5,D6と異なり、35ミリ版ではありませんので、絶対的な性能では及びません。

ましては10年以上前の機種です。

あらゆる機能性・性能を評価する指標で見劣りします。

 

が、自分にはこれで十分です。これが唯一です。

6Dが使えなくなったら、6Dmark2への更新はあるかもしれませんが、EOS-1Dシリーズはこれで終わりですね。

これ以上重たくて、戦闘的な機器は不要ですから。

 

自分でも、暫時ミラーレス化は進んでいますから、一層のこと、重たくてかさばる両機とも放出してしまい、一眼レフ機の店仕舞いをさらに進める方向もあり得ます。

でも現状そこまでの判断はありません。

もう少し、この2台お付き合いを続けるつもりです。

 

つまらない趣味の話に毎度お付き合いくださり、誠にありがとうございます。

 

では、ごきげんよう。

さようなら。