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原発の延長反対  地元自治会が意見書  福井・高浜

2016-12-22 12:13:48 | 記事
<原発の延長反対 地元自治会が意見書 福井・高浜>

★ 若狭の“原発全廃!アメーバデモ”の成果実る

若狭の原発を考える会がこの数年、“若狭の家”を現地に設置し、
90数回にわたる“アメーバデモ”
(太鼓・ハンドマイク・旗のぼりでビラ配布と面談)を
福井現地で繰り広げてきた成果がついに実りました。

2016年12月26日で審理終了となる世界史上初の稼働中原発の停止決定
の大津地裁仮処分(2016年3月9日)の大阪高裁抗告審が、
2017年2月にも決定を出す。

それに向けて、2017年1月22日に
「高浜原発うごかすな!関電包囲全国集会」も計画されているが、
この抗告審への大きな影響を与え、関電や安倍政権の
のどぼとけに迫るのは確実だ。

若狭の原発を考える会のメンバーは
木原壯林・共同代表(京都工芸繊維大学名誉教授)を先頭に、
12月21日、22日も寒風にもめげず、若狭のアメーバデモを展開中だ。
(2016.12.22稲村守)


■以下、 (12月19日 毎日新聞 朝刊30面より) ■

関西電力高浜原発(福井県高浜町)に隣接する高浜町音海(おとみ)地区
の自治会が12月18日、原則40年と定められている原発の運転延長に反対する
意見書を採択した。近く関電と県、高浜町に提出する。

運転後40年超の高浜1、2号機は20年の延長を認められ、
関電が再稼働を目指している。立地自治会の反対意見書は異例で、
関電や行政は対応を迫られそうだ。

若狭湾に面した内浦半島の根元にある高浜原発に対し、
音海地区(2016年11月現在136人)は半島部分を占める形で隣接する。

意見書は近く最終的にまとめるが、文案を基に採択した。
文案は、東京電力福島第一原発事故以降
『原発に対する負のイメージが増幅され、
ますます人が寄りつかず衰退が加速する』と、
運転延長が一層の過疎化をもたらすと懸念する。

さらに関電などの説明不足を批判、高浜原発の安全対策工事の影響にも
不満を示し、『高浜原発の運転延長に強く反対する』と結論づける。


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