21世紀 脱原発 市民ウォーク in 滋賀

<脱原発 市民ウォーク in 滋賀> の 活動報告、お知らせなど を掲載 ♪
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関西電力本店前に 全国から千人 (1月22日)

2017-01-25 17:12:27 | 記事
< さいなら原発・びわこネットワーク ニュース第6号より >

★ 高浜原発うごかすな! 豪雨と厳寒・ビル嵐めげず ★
★ 大阪高裁抗告審勝利に向け、全国から ★ 


1月22日、福井と近畿6府県の反原発市民団体が呼びかけた
「高浜原発うごかすな!関電包囲全国集会」が開かれ、
1000人の市民が参加して反原発の怒りの声をあげた。

午後2時からの大阪中之島公園・女性像前での
デモ出発前集会には、450人が参加。

ふぇみん婦人民主クラブの岡田啓子さんが司会を務め、
若狭の原発を考える会・木原壯林代表が
「反原発もはや社会通念・民意である。政府・電力会社の
心胆を寒からしめるような一大決起を」と主催者あいさつ。

木原壯林さん、(右へ)原告・西村さん


さいなら原発・びわこネットワークの稲村守事務局長は
「3.9大津地裁仮処分を守り抜くため、昨年5月連休後半に
6日間で750人の参加を得、原発全廃!びわ湖一周デモを実施した。
びわ湖ができて260万年で初めての一周デモだ。
私のガラケーは2週間鳴りやまず、『私も何かしたい』と
老若男女から参加申し込みが後を絶たなかった。
1450万人の命の源、びわこを守り抜くために原発再稼働はさせない。
高浜原発・全原発廃炉に向け闘う」と決意表明。

関電本店近くまでのデモ行進は600人に膨れ上がり、
デモ開始と同時に土砂降りの雨。
40分間、大阪駅前の繁華街を行進し、デモ終了と同時に雨は上がった。

関電本店前ではすさまじい厳寒と嵐のようなビル風の中、
午後4時から90分、22人があいさつ。
北海道・泊から鹿児島・川内原発までの原発現地報告、各団体の発言が続いた。

関電本店に怒りのこぶし


司会の若狭の原発を考える会・橋田秀美さんの進行で、
木原さんが主催あいさつ。

再稼働阻止全国ネットワークのたんぽぽ舎・柳田真代表は
「80人の原発現地活動家が全国から参加し、昨日から本日午前中と
8時間の相談会を持ち、闘争方針を決定した。
若狭のアメーバデモの積み重ねなどの長年の大衆闘争の積み重ねで、
情勢を切り開いてきた。5年たって、圧倒的国会議員を擁する安倍政権と
電力会社が全力をふりしぼって、3基しか今原発は稼働していない。
自信を持ち闘おう」と激励あいさつ。

福井から「高浜原発至近の音海(おとみ)地区自治会で反対決議をあげた。
地元立看板から、今度はのぼりを作って他地域にも広げようとしている。
原発40年の節目に脱原発を」と高浜町の東山幸弘さん。

井戸謙一弁護団長は、
「関電は高裁では全力で闘い32通、私たちも35通の書証を提出。
電力を起こすのに原発に頼る必要はない。一私企業の儲けのために、
市民がリスクを負う必要はない」と。

井戸謙一弁護団長


釜ヶ崎日雇労組・三浦俊一副委員長、
大阪ユニオンネットワーク・丹羽通晴事務局長もあいさつ。

三浦俊一さん


原子力発電に反対する福井県民会議・宮下正一事務局長からは
「もんじゅをついに廃炉に追い込んだ。40年間、もんじゅ廃炉のため
組織を作り活動してきた。2月の結果次第では
次々に仮処分を申し立てる。私たちは勝利する。
それは勝つまでやめないからだ」と。

宮下正一さん


“原発いらない福島の女たち、車イスの女性も発言する。
関西に避難してきた女性たちも、怒りのこぶしを上げる。

巨大な関電本店ビルも怒りのシュプレヒコールで、揺らいでいた。
                
関電本店ビル

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<第6回さいなら原発・びわこネットワーク総会>

日時:2017年2月25日(土)14:00~16:30
場所:日本基督教団大津教会(JR大津駅より北へ徒歩5分、大通り西側)
内容:14:00~14:40総 会 
   14:50~16:30 記念講演
記念講演:原発と人間と戦争~若狭・福島・沖縄・京丹後の現場から
講師:釜ヶ崎日雇労働組合・三浦俊一副委員長

※記念講演はどなたでもご参加いただけます。
 三浦さんは、ドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」に登場されています。


関連事項 → 9条ネット滋賀ニュース90号



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