宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

赤宝満

2010-01-26 | 百景

今日の太宰府は雲ひとつない快晴。
天満宮や観世音寺では文化財防火デーにあわせて
防火訓練がおこなわれました。
年によって竈門神社でも持ち回りで実施されています。
乾燥した今の時期はとても気にすべきは火災。
出火のトップは断トツに「放火」と聞きます。
そういえば金閣寺も放火でしたね・・・

夕方は光のかげんで宝満は燃えるような赤でした・・・

「飛梅」の開花

2010-01-21 | Weblog

一昨日からの温かい陽気のせいでしょうか?
太宰府天満宮の「飛梅」が開花しています。
枝半ばの数輪が白い花を咲かせています。
梅の開花は前月の最低気温日と相関性があるとか・・・
寒さを経ての開花・・・
人も世情もそうあってほしいものです。

宝満山研究会第23回例会

2010-01-17 | 例会

2010年1月16日午後3時より21名のご参集により
今年初めての例会が太宰府市国分の
文化ふれあい館実習室にて開かれました。

昨年の活動の振り返りを行った後に
会友末永さん製作のビデオ作品「宝満山六所宝塔の落慶法要」
「私と宝満山」の上映をおこないました。
また、テレビ報道での山の寺研究会の様子も紹介されています。

引き続き筑紫野古道研究会製作の「秦の直道」を上映しました。
この作品は古代の計画道路が山路をいかに越えているか?という
道の根源に迫る苦闘の現地レポートでその企画に脱帽です。
陝西省の文物局とのやり取りまで詳細に記録されていて
クオリティーの高さをもつ映像でした。
(NHKの特番がボツにしたソースだったという裏話も・・・)
主催者は今年も直道ルートの探索に出かけるのだそうで
内モンゴルから西安までの探索に同行する団員を募集されていました。

最後に本年の活動について意見交換をおこないました。
下記のような内容が出されています。

・山の荒廃の状況の再確認と植樹などの活動
・復興された六所宝塔の見学会
・下宮地区礎石群の発掘報告
・宝満山中の七窟の探訪
・山中の地名考証
・里山としての宝満山の考察
・宝満山の史跡指定に向けた取り組み
・会報の発行
・会費の再検討
・会の活動のPR活動

開催は基本的に隔月の第三土曜日で実施予定。
(3/20,5/15,7/17,9/18,11/20,1/15)

夕刻、天満宮門前の食事処日和で懇親会もおこないました。
会場が直前に変更になったにも関わらず
多くの方にご参加いただきありがとうございました。

降雪中の宝満山

2010-01-14 | Weblog

昨日の平地での積雪は気温が高かったせいか
今朝にはすっかり道からは姿を消してましたが、
今日は宝満には日中いっぱい降雪してました。
この分では難所ヶ瀧も氷柱のオブジェが
十分見ごろになっているでしょう。

明後日土曜日の研究会では今後の活動などについて
少しお話合いができればいいのではと思います。
御出席できなくてもこのブログに書き込みができますので、
ご意見・ご要望をお寄せください。
よろしくお願いいたします。

第23回例会の会場変更

2010-01-12 | Weblog
告知しておりました宝満山研究会の
第23回例会の会場が天満宮さんの関係で
下記に急遽変更となりましたのでお伝えします。

予定されていた皆様にはご迷惑をおかけします。
どうかお間違えのなきようにお願いします。
また、5時半からの懇親会は天満宮門前のお店で
予定通りおこないますのでふるってご参加ください。
なお、懇親会においでの方は事前に幹事ないし
このHPのメールにてご連絡ください。

日時;平成22年1月16日 土曜日 午後3時から
場所;太宰府市文化ふれあい館 1階実習室 1B
   太宰府市国分4-9-1 092-928-0800
   http://dazaifu.mma.co.jp/
内容;
会友末永氏製作ビデオルポ「私と宝満山」上映
筑紫野古代道路研究会製作番組「秦の直道」上映

懇親会;天満宮門前 食事処日和 5時半~ 会費4,000円(予定)
    http://websp01.com/hiyori/


今日の太宰府の蝋梅

謹賀新年

2010-01-01 | Weblog

謹賀新年

皆様にとって良き年となりますように・・・
昨年は天台宗による宝塔の再建、
九博での企画展「祈りの山宝満山」展の開催、
テレビによる連続取材・放映など、
山にとっても世間に注目される年でした。
多くの人のつながりにより
山がさらに良き場所になりますように・・・


元日朝の宝満