太宰府内山の妙香庵の最澄像前に設置された「蓮華のともし火」です。
蓮華に香炉をいただく形となっています。
花弁は4重に重なっていて、それぞれに意味があるそうです。
外側の4枚の花弁は本覚花弁とされ「忘己利他」「悉有仏性」「千照一隅」「道心」「六根清浄」
の言葉が浮かびあがっています。
2重目の花弁は観諦花弁とされ「一佛乗」「空仮中」「仏法僧」「菩提心」の文字が、
3重目の花弁は姿勢花弁とされ「慈悲」「合掌」「精進」「道心」の文字が、
中心の花弁は「縁」「夢」「絆」「和」の文字が彫られています。
千年のともしびはこの竈(カマド)の中で燃え続けます。