3月になった。
時々ページをめくる「イラストで楽しむ日本の七十二侯」によれば、季節は春、二十四節気では雨水の末候(新暦2月28日~3月4日頃)で、七十二候のうちの第六候・草木萌動(そうもくほうどうす)、「草木が芽吹き始める」という意味とか。
僅かの変化に喜んだりガッカリしたり、年齢を加えるほどにこの季節が待ち遠しくて、しかも大好きになってきている。
そんな気持ちからか、この本を開くのは、春の兆しが見え隠れする時期が多い。
カレンダーも1枚めくった。
自室は生命保険会社からの頂き物でヒヤシンスの画。
気に入っているが、あまり見ることはない。
寝室は医療保険会社からの頂き物。
これもあまり見ることがない、というか、この部屋にカレンダーは必要ないんじゃないかな。
居間で私が座る位置からの対面に下げているのは、字が大きくはっきりした数字だけのもの。
その倍以上のサイズで、数字だけのものがキッチンにも。
スケジュール他さまざまなメモがされていて、これ無くしては“あたふた”どころでは済まないし、周りに迷惑のかけっぱなしになるかもしれない。
それほどお世話になっているのに、下部の頂き先の会社名は切り取ってある。ごめんなさい。そうそう、居間のも切り取っちゃっている。
草木萌動
地虫出ず野辺の空気のほころんで