日曜日に兄夫婦と妹が東京からやってきて、無残なことになっていた畑のビニール囲いの道具小屋を修理してくれた。
やる気だけはあっても、あとどれくらい続けられるか。
3~4年? それとも近々ギブアップ?
それに借りている畑だから、しっかりしたものは設置できない。
そんな、なんとも心もとない現状だから、お金はかけられない。
もともとこの小屋、トマト用の雨よけ支柱を使っている、超簡易だし…。
ということで、私は物置や濡れ縁の下をひっかきまわして資材集め。
兄と妹が実際の作業。
あたりの畑はいずれも春夏野菜の準備が始まっており、数日前など砂嵐状態だったが、この日は有難いことにポカポカと暖かく、そして無風の作業日和だった。
あれが欲しい、こんなのないか?
ちょっと待ってて、探してくるからぁ!
これでどう?
さぁ、ここどうするぅ!
何しろかき集めて直そうというのだから、なんとも慌ただしい。
それでも、傾きが修正され、有り合わせの物のみで何一つ部材を購入することもなく、しっかりとした道具小屋に蘇った。
ただ一人離れて住み、しかも一人ぼっちになってしまった妹を、姉を、気にかけてくれる兄姉妹の存在は大きく頼もしい。
姉も兄も弟も妹もいる私って、すごく得している。