「古漬」が見直されています☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

山形県酒田市は、日中真夏日といっても３０度を少し超える程度です。

昨年のような酷暑というような暑さではありません。

そのお蔭か、今のところ東北電力管内の消費電力もひっ迫するようなことはなく、計画停電を免れています。

家庭での節電の努力が実を結んでいるという見方もできます。

「節電」というキーワードを反映して、今年のヒット商品の中に、昔ながらのポットが登場しています。

電気ポットは、コンセントからプラグを外すとお湯を保温が出来ないのに対し、昔ながらのポットは魔法瓶効果で電気なしで長時間お湯を保温できます。

これと同じように食品の需要にも変化が表れているようです。

従来は、冷凍・冷蔵の製品に需要が傾いていましたが、今年は常温商品の需要が増しているようです。

これは、電力不足から必要以上に冷凍・冷蔵製品に頼らないという消費者心理と、いざという時に日持ちのする常温食品があれば安心という考えからだと思います。

漬物業界でも近年は、冷蔵保存が必要な「浅漬」の需要が多かったのですが、今年は常温で持ち歩ける「古漬」が見直されています。


常温でも持ち歩ける人気の漬物の梨屋 「酒田おつけもの（３種）」


常温で持ち歩ける「古漬」は、冷蔵に頼らない先人の知恵から生まれた漬物です。

夏場でも長期間の常温保存が可能で、持ち歩きにも便利です。

これからの夏のお盆の帰省時には、先人の知恵から生まれた漬物をどうぞお土産にお持ち帰りください。



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