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漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

「温海かぶ」の色は自然色☆

2017年02月01日 08時07分51秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

2月1日(水)の山形県酒田市は、どんよりとした曇り空、新たな降雪はありません。

今日の天気は、暴風雪、最高気温は5度、最低気温は0度、降水確率は60~90%、夕方までの積雪量は1~4センチの予報となっています。

先日、お客様とお話しをしておりましたら、「温海かぶ」の漬け方の話になりました。

「温海かぶ」は、砂糖と塩と酢を使って漬けるのですが、そのお客様は「色はどうやって付けるのですか?」と聞いて来ました。

「温海かぶ」の色に関しては、まだまだご存じない方も多いようです。

「温海かぶ」は、果肉は白、皮が赤紫です。


漬ける前の状態の「温海かぶ」(漬物の梨屋本社工場)



「温海かぶ」を酢で漬けることで、皮の赤紫の色素が溶け出して、浸透圧により「温海かぶ」全体が赤紫になるのです。

そのため、「赤かぶ(温海かぶ)」の色には、ロットにより多少の色の違いが出ます。

漬物の梨屋「赤かぶ(温海かぶ)」



この皮の赤紫色の色素の素となっているのが、ポリフェノールの一種であるルブロブラッシンです。

ルブロブラッシンには、抗酸化作用があることが判明しており、老化防止やがんの予防などに効果が期待されています。

是非この機会に、「温海かぶ」の色素と健康効果を覚えて頂きたいと思います。



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