今週の辻堂では新しい花器を使って 春のラウンドをアレンジしました。
先週のレッスンとは花の色味が全く違いますが 春の若々しい感じや生命力を感じる色を選んでみました。
実際 花屋さんに行き どんな風に選択しているのかと言いますと 花器やデザインの制約である程度はイメージをしていきますが
まずはその日一番目を引いた花がそのデザインで使えるかを考えています。今回ではダリアでした。そして その隣にあった2種類の大輪ガーベラ。どちらも色味の系統が似ているので この花達をメインに決定。
メインの色味に合う 顔(花の形)の違う花(カーネーション)を次に選び。
その後は 青みのピンクを主流に全体をまとめるスイトピー 白(うっすらピンク色のぼかし)のチューリップ アクセントに反対色のブルースターと選択しています。
色のイメージをつくり過ぎてから花屋さんに行くと 全く思った花にならない事も多く その時花屋さんで「私を選んで!」と主張している花を選んだ時の方がまとめ安い気がします。
花屋さんでも仕入れの段階である程度 色味を考えて買っているはずで 無理に自分の感覚に固執していると迷いの迷宮入りとなってしまいます。花数の少ない花屋さんほど 仕入れの人のセンスがわかります。 幸い私の購入している鈴花園では 花の種類も多く お教室用やアレンジ 花束など作品を多く作っている花屋さんなので トンチンカンな花しかない・・・なんて事はありません。
今回も新しい花器にとてもよく合うお花が選べました!