
2011年3月15日9時25分
[東京 15日 ロイター] 東京電力<9501.T>は15日、午前6時14分ごろ、福島第1原子力発電所2号機の圧力抑制室付近で異常な音が発生し、同室内の圧力が低下したため、同室で何らかの異常が発生した可能性があると判断したと明らかにした。職員50人程度を残して社員と協力会社の社員が退避したという。東電によると、午前8時30分ごろ、発電所正門付近で8217マイクロシーベルトの放射線量が検出されたが、8時50分時点で、2208マイクロシーベルトに低下したという。
東電は、住民の避難圏の拡大も検討している。
福島第2原発4号機の原子炉は冷温停止状態になっている。
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