日本には浅田真央選手と言う、15歳にして世界チャンピオンに成った程の天才スケーターが存在するお蔭で、当たり前の様に世界の頂点に立って来ました。
ところが男子は、今回が初めてのグランプリファイナル優勝で、勝てそうで勝たして貰えなかった高橋大輔選手が、真央選手同様に、ショート一位、フリーも一位の完全優勝で決めてくれました。
「絶対王者」とか言われている、パトリック・チャンは3位に沈み、「得点が伸びません。。」とか言われていましたが、当たり前の評価が出ただけだと思います。
世界一のスケーティング技術だそうですが、氷に対しての角度とかなんとかは、素人には分からないので、彼のスケーティングは表現力には乏しい感じが伝わってきて、どう見ても「芸術点」が高く成る要素は無い様に見えます。
それに、滑走中の音が大きい。本当に上手い人は、そんなに大きな音を立てないものでは?!
キムヨナとチャン、の二人は、どう見ても、不当に得点が出過ぎる様にしか見えませんので、今回は「妥当な」点数が出た様に思えます。
高橋大輔選手の「道化師」は、道化師カニオの苦しみが伝わってくる程の表現力で、只のスケーターではなく、得点には関係無く、彼だけは既にプロの領域にまで達し、「選手」ではなく「芸術家」の域に入っています。
後半の演技で、涙が出て来たくらいです。
怪我の後に、ここまで更に成長出来るなんて、大した人だと思いました。
気になるニュースが入って来ました。あのキムヨナが現役復帰して、ドイツ大会でのショートプログラムで、今期最高得点を出したそうです。
スケーティングが速くてジャンプを決められるかも知れませんが、体が固くて、ビールマンスピンやら荒川風イナバウワー等々、姿勢欠点が目立って、とても美しいスケーターとは言えません。
異常な得点上乗せを止めて欲しいね!