スーパードラマTV=550チャンネル で、「レイ・ドノヴァン」と言う、ハリウッドのスキャンダルをもみ消す「仕事人」の話をやっている。
主役のレイの父親ミッキー役がジョン・ヴォイト (75歳)191cm 「真夜中のカーボーイ」1969年公開映画 でアル・パチーノと共演。1975年に娘のアンジェリーナ・ジョリーが生まれる。
この変な映画を、当時まだ子供だった私が、姉に連れられて観に行ったのだった。パチーノは可愛かったけど、ヴォイトはやたらとでっかくて変てこな顔で、話の内容も、男娼で大儲け出来ると勘違いした「田舎者」の話で、とても子供の観るべき映画ではなかったような・・・・・
最後に、極貧のまま、パチーノが暖かいフロリダへ行きたい!!と、バスの中で死んでしまう悲惨な終わりだった事が強く記憶に残っている。
この映画も変だったけど、今テレビで放送している、「レイ・ドノヴァン」も設定があまりにもひどくて、こんな家が本当に有るのだろうか?!
と考えてしまう程にひどくて、ヴォイト演ずる父親に恋人を殺されて恨みまくっている息子レイは、父親殺しを逃亡犯であるサリー(ジェイムズ・ウッズ)に依頼すると言う話。。
レイは、馬鹿な事件を起こす、ハリウッド・スターのスキャンダルをもみ消す仕事=殺人も含まれている=で大金を稼ぎ、妻と娘と息子を養っている、と言う父親と言う設定で。。
レイは父親が麻薬の売人をやっていて、姉妹を麻薬で死に追いやった事や恋人を殺された事で、決して麻薬には手を出さない、真っ当な所もあるんだけど、父親や兄弟達は、麻薬をやり、深酒をし、非常に乱れた生活習慣を何とも思わない人たちで、こんなはちゃめちゃな家に生まれなくて良かったな! とつくづく思わせる、本当にひどい話。
それにしても、ジョン・ヴォイトって、変な役しかやらないのかしら?! この役を楽しんで演じている、とインタビューでしゃべっていた。
嫌われ者で、どうにもならない人間で、でも、最高の役どころだと言っていた。
まあね、極普通の人を演ずるのが一番難しいだろうから、これだけ「強烈な人格」は、演じていても面白いんでしょうね、役者としては!
私もオペラ「マクベス」のマクベス婦人の「夢遊の場」を演じながら歌うのは、本当に面白いですもんね、あとは、トスカがスカルピアを
「これがトスカのキスよ!!」と叫びながら刺し殺す場面とか、最高に面白いから♪♪
人前で堂々を人を殺せるなんて、実際には有り得ない事だから、だからお芝居は面白い。 (*^o^*)
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