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コロラトゥーラにHaを入れないコツ

2019-04-08 22:42:11 | 音楽、芸術

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ベルカント唱法はマスターするのに20年は掛かる、と言われている位い難しいので、近年では真面目に習得しようとする人が居ない、と本場のイタリアでさえ言われています。
 
イタリアでさえ、出来るのが数人だけだ、と言う事です。
 
プッチーニやヴェルディ後期の作品には、ベルカント唱法は必要ないと勘違いしている人が多い事も、真面目にテクニックを学ぼうとしない一因に成っていると思います。
 
 
ベッリーニ・ドニゼッティのオペラは、完璧なベルカントのテクニックが無ければ歌えません。
 
ベルディの初期の作品には「ドラマティック・コロラトゥーラ」の物が多く、これを歌うにも、ベルカント唱法は必須です。
勿論「椿姫」にも、です。
 
日本人にはベルカントが出来ない人が多くて、ヴェルディ作曲「椿姫」や
ドニゼッティ作曲「ランメルモールのルチア」のコロラトゥーラが全くダメな人が多いです。
 
コロラトゥーラにHaを入れてはいけないのに、出来ないものだから、音と音の間に
Haを沢山入れてしまって、メロディラインが出来ず、まるで切り刻んだ挽肉の様に成ってしまっています。
 
イタリア語にはHA=ハと言う音は無いし、楽譜上のどこにもHA=ハとは書かれていません。
 
メロディラインを美しく出しながら、且、滑らず、音を一音一音明瞭に出すには、完璧なテクニックが必要です。
 
先ず、ベルカントのレッスンを受けた事の無い人には、説明しても殆ど分からないとは思いますが、
 
一応、コツを書いておきます。
 
 
「鼻孔の裏側から、小さな金づちをぴぴっと当てるが如く、息漏れの無い様に、一音一音綺麗に響かす。」
 
HAを入れている人は、口から息漏れさせながらやっているから、全てバラバラの挽肉状態に成ってしまうのです。
 
息は絶対に、ほんの少しも漏らさずに、鼻孔より上に上げたまま保たなければなりません。
 
口の前に蝋燭を灯して歌い、それが全く揺れなければ、漏れていない証拠です。
 
 
 
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お昼ご飯と夕飯

2019-04-08 22:02:52 | グルメ

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今日は午前中にレッスンをしてお腹が空いたので、午後からのレッスンの前にお昼を食べました。
 
酢豚定食
 
メロンソーダ
 
メロンソーダは父の好物だったので、たまには飲んでみよう!と思い注文しました。
これは毎日飲みたいとは思わないけど、甘くておいしい(^^♪
 
 
夕方に帰宅してから、くたびれて、いつの間にか眠っていました。
 
夜七時過ぎにスーパーまで出かけて、食料を仕入れて来ました。
 
 
椎茸たっぷり、お茄子一個、玉葱一個に火を通してから豚肉を入れて
ベルのジンギスカンのたれを入れて、その上に豆苗を沢山乗せて蒸し焼き。
 
一日に二回も豚肉を食べる事はあまりありませんが、「肉体労働」をした時には、お肉が一番回復に役立ちます。
 
 
浅田真央さんも、試合前にはよく、お肉、お肉が食べたい!と言っていましたね。
 
マリア・カラスはオペラの舞台の前、一時間まで、巨大なビーフステーキを食べていたそうです。
 
「歌う事は、食べる事よ!」と言っていました。
 
お腹は空っぽの方が良く鳴る、と言う説が有って、本番の日は、朝ミルクいっぱいだけ。
とか、バナナだけ。
と言っているオペラ歌手はかなり多いですが、端役で出るならそれでも持つかも知れませんが
グランドオペラのプリマドンナを、延々と最後まで声枯れ無しに歌い続けるには、先ずはスタミナです。
 
偉大な歌手の言う事には、膨大な経験と理論に裏打ちされているので、参考にするべきです。
 
マリア・カラスの共演者だった超一流の歌手達が口を揃えて、本番の一時間前まで食べているカラスだけが、最後まで、スタミナが持っていたと言っています。
 
 
 
「食で身体は作られる」 これは大事な事です。
 
 
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