Universo likes bath??!
お風呂に興奮するウニちゃん♪
この後、落っこちて、びしょびしょに成ったんだよね~~!
タオルで拭いてやったら、ぴっかぴかに成りました。♡♡♡
Strauss parafrázis (シュトラウスを編曲)
シュトラウス主題をピアノ曲に編曲した作品をジョルジ・シフラ
(ジエルジ・ツィフラ)が弾いています。
1955-01-02 だから、ハンガリーから亡命してまだ二年目の録音です。
33歳の時で、強制労働で腕の腱も伸びていたし、戦争で片耳の聴覚も失っている
のに、どうしてこんなに弾けるのだろうか??と思う程に素晴らしい演奏です。
今現在の若いピアニストで、世界のトップと言う人達の演奏を何人か観ましたが
指は相当な速さで回っているものの、ツィフラの正確な打鍵と比べると、正確さ
が足りてません。何だか、速いのは速くても、指が折れている様に聞こえます。
正確な打鍵とはベルカントのテクニックに似ている事に気が付きました。
ベルカントでは、目の下1㎝ラインの声の通る「点」を通します。
そうすると、小さい声でも良く通るし、ホールの天井をかき鳴らす様なフォルテも
出せます。
正確な打鍵=無駄なく良くフォーカスされた音は、同じように良く通るし、どんな
スピードに成っても、一音一音がパラパラパラと綺麗に聴き取れます。
ツィフラの演奏を見ると、姿勢がとても良く、肩にも力が入ってなく、
ムダな動きは一切ありません。
肩から無駄なく、するっと手に力が落ちていれば、力まなくても、すとんと正確な
打鍵が出来るのかな、と感じます。
21世紀を担う若者に、これが出来ている人は見当たらないのは、先生が居ないのか
難しすぎて、なかなか出来る様に成れないのか、それとも、気付いてないのか?
ただ単に才能が足りてないのか?
まあ、100年に一人も生まれて来ない人と比べるのは酷なのかも知れません。