*通訳って本当に怖いと思ったこの事件。
私は独語通訳の仕事はNHKで一度やっただけだけど、ウィーンでは、たまたま出くわした独語の出来ない日本人の為に、何度も通訳をした事があります、ボランティアで。
正しく通訳するのも簡単ではないけど、相手が言葉が出来ない場合、悪意を持って、嘘を訳す事だって出来てしまうのが恐ろしい。
この事件は、特に、とても信頼している事を悪用したのだから、本当にたちが悪い。
しかも、若しかこの時点で発覚しなければ、博打の胴元は大谷さんの資産を、根こそぎ奪ったかも知れませんね。
どんな依存症でも、依存症の人のやる事は、常識を逸脱しているので、常人には、その行動を理解どころか、想像すらできません。
信頼している人に裏切られる事くらいショックな事はなく、心が壊れてしまいます。
大谷さんの奥様も、ショックで泣いたそうですが、丁度ご結婚直後ですから、二人で支え合って、乗り越えられると信じています。
■ドジャースタジアムの試合前に声明を発表
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。水原氏が大谷の資金を盗用した疑いで解雇された20日以降、この問題について初めて口を開いた。声明は日本語で読み上げられる形で行われ、これまで米メディアに報じられてこなかった新たな証言も出てきた。
大谷は「現在進行中の調査もありますので、今日話せることに限りがあるというのをご理解していただきたい」とし、水原氏との間に何があったのかを丁寧に説明。
自身が賭博に関与した事はなく、口座から送金を依頼したこともなかったこと、水原氏が大谷の口座から資金を盗用し、なおかつ周囲に嘘をついていたことなどを明かした。
この問題に関してはこれまで米スポーツ専門局「ESPN」が水原氏のインタビューを報じるなど米メディアにも広く伝えられてきたが、大谷は20日に韓国・ソウルで行われた開幕パドレス戦での出来事も詳細に語った。
水原氏の違法賭博に関して、大谷が初めて知ったのは開幕戦の後のチームミーティング。
「そのミーティングで彼(水原氏)は英語で全て話していたので、僕(大谷)に通訳はついておらず、完全には理解できていなくて、何となくこういう内容だろうなと理解していましたが、何となく違和感も感じていました」と回顧した。
その後、水原氏は大谷に「ホテルに帰った後で2人でより詳しいことを話したいので、今は待ってくれ」と願ったそうで、大谷はそれを受け入れたという。
「試合後、ホテルに戻って一平さんと初めて話をして、彼に巨額の借金があることをその時知りました」
「彼(水原氏)はその時、僕(大谷)の口座に勝手にアクセスし、ブックメーカーに送金していたと伝えました」
とホテルでのやり取りも明かした。
大谷は「正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の、うまく言葉では表せないような感覚で1週間過ごしてきた。うまく言葉にするのは難しいなと思っています」と胸の内を明かし、
「気持ちを切り替えるのは難しいですが、シーズンに向けてまたスタートしたいですし、お話できて良かったと思っている。
今日は質疑応答は、これがお話できるすべてなので、質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います」としていた。(THE ANSWER編集部)