ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

雨でもなんとかなる男5

2022-05-23 20:47:50 | 旅行

白糸の滝で、駐車場から
坂道を下ってゆきますと、
たくさんの滝が眼下に見えてきます。

この場所はいいところですねえ。

滝が見下ろせる上に、
背後には富士がそびえているではないですか。



遠くを見てみると富士の手前に
細長い雲がまるで竜のように流れています。



不安定な天気の中で、
もう自然そのものが
ありがたい景色を作ってますねえ。



そして白糸の滝は、
竜富士の前に何本も轟く
水の竜とは、またなんて素晴らしい
景色なんでしょう。
めったにやらないんですが、
ここの景色はインスタグラムに
あげましたねえ。

それに撮りためた何枚もの写真で
絵を描きたいほどです。

そこからさらに下ってゆきますと、
下の川のところに出てゆきます。



何本も舞い落ちる滝は、
もうまるで富士の水が奏でる
フルオーケストラです。

もう音に酔いそうなほどです。

しかもこの時はほとんど人もいなくて、
とってもぜいたくな
名所巡りとなりました。

ふと降りてきた山の斜面を見ますと、
小さな石が立っています。



そこは「食行身禄」の碑といわれています。
これは人の名前で、
この滝のあたりで水垢離などの
修行をした人です。



冨士講という民衆信仰があります。
富士を信仰する団体です。
角行という人に創設され
江戸時代から始まり、
その中興の氏として食行身禄という人が、
ここで水垢離を行うなどして
発展していったそうです。

今は以前ほど活発ではないそうですが、
こういった宗教団体の活動が、
富士山を世界遺産にしたんだ
といわれています。

ここは観光地としても
すごいところなんですが、
富士に魅せられ、その力を受けよう
という人たちの聖地でもあるんですね。



ずっとしばらく下ってゆきますと、
「音止めの滝」という案内があります。

密談をするときに滝の音が
やかましくできなかったので、
神に念じたところ音がやんだ
という滝です。

この滝までを「白糸の滝」と
呼んでいるそうです。

最後に、本来の入り口であるあたりに
行くと、高原ぽい雰囲気で
いろんなお店が並んでいます。



ここのソフトクリームは
おいしかったですねえ。
総選挙第1位とか。
まあどんな総選挙かもわかりませんし、
今年はどうなんかわかりませんが、
なんかこういう表示には
はまってしまいますねえ。

ほんとはねえ、こういう高原ぽい
観光地のお店でビールでも飲んで
富士を眺めるのが、
doiron富士講の震災なる儀式なんですが、
車なんで仕方ないですね。
宿まで我慢しましょう。

一般道を歩いて駐車した
滝の駐車場をめざします。
ちょうど子供たちの
学校帰りの時間ですねえ。

富士を背景に元気そうに
歩いていましたし、
バス停ではなんとドリルを開いて
宿題する子供もいました。
なあんかいい感じのところでした。

さあ、それでは車に乗って、
ちょっと山手の宿を目指して
走ってゆきましょう。

車で走っていると、
ちょうど富士山のトレイルレースの
注意看板が立っていました。
明日からレースが始まるみたいですねえ。
元気だったらなあ、
絶対走っていたやろなあ。
そんな看板も見つつ
田貫湖のところにある休暇村を目指します。

田貫湖ってたまに聞きますよねえ。
もともと、狸沼とか言われていたところを
堤防で覆って作られた人造湖です。
富士五湖のような湖とは
少し経路が違います。
車で走っていると、
途中別荘地のようなところもありましたねえ。
いいところです。



湖沿いを快適に走り、
やがてコテージとか出てきたら、
宿に到着となります。

続く

コメント
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