ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

ダホチャリ 福井11

2022-12-28 21:31:06 | 旅行

お店の前に旗が飾られています。



そこにはボルガライスと書かれていて、
こんな絵が描かれています。
どうもオムライスの上に
カツが乗っかっている絵ですねえ。
どんなのかなあと店に入ると、
ちょうど一人分のカウンターが
開いていたのでそこにオッチンし、
「ボルガライス」と注文しました。
どれどれどんな感じで
出てくるかなと待っていますと、
ジャジャーンと登場です。



イラスト通り大きなオムライスの上に、
巨大なカツが乗っかっています。



オムライスの中身はというと、
タマゴの下の米の部分も
すっかりオムライス飯ですねえ。
なんともこれはボリューム満点です。

お腹がいっぱいになって、
帰りの運転が眠くならないか
心配になるほどでした。

「武生に来たらボルガライス」と
宣伝している地方の名物料理なんだそうです。
しっかり食べてゆきましょう。
ああ、おなか一杯だあと
腹筋でひとつに割れた腹を
なでながら出てきますと、
なんとまあ外に行列が
できているではないですか。

もしこれが店に入る前だったら、
並ぶのはいやなので
食べなかったかもしれませんね。
おいしい地域飯を食べて幸せでした。

ではここから武生の街中を歩いてみましょう。
ダホンでもいいのですが、
神社の駐車場で自転車を引っ張り出して、
社務所の前で組み立てるのもどうかなので、
ここも歩いて回ることにしました。
まずは駅の方に歩いてゆきましょう。
金沢に住んでいたころは
大阪から雷鳥で武生の駅を
過ぎたころくらいから、
もう気持ちは金沢になっていました。

一人暮らしだったので
今夜は何食べようかなあ。
駅でお寿司でも買って帰るか
なあんて考えたりしていたなあ。

大神宮から西向いてまっすぐ行くと、
左側に越前市役所があります。



ここは前田利家が居城を
築いた後なんですねえ。
まだまだ力が強いころではなく、
敗戦後ここに籠ったと
言われる城です。
石垣なんかが残っていて
再現されています。



そんな越前府中城跡を抜けたら
武生駅に到着します。



ここは特急が止まる駅ですね。
サンダーバードやしらさぎの停車駅です。



だからやっぱり駅の名前に
なじみのある駅ですね。
遠い40年くらい前の記憶が
よみがえってきます。
人間の脳味噌ってすごいもんですね。
脳梗塞でもこの辺の記憶は
ペチャンコにはつぶれていないようです。

さあ、ではまた歩きを続けてゆきましょう。



都会の雰囲気のある街中を抜けて、
次にたどり着いたのが
武生公会堂記念館です。



古い建物ですねえ。
この辺りはきっと雪深いんでしょう。
古いけれどもなんかがっちりと建っています。

ここから少し住宅地みたいな
中を歩いてゆきます。
するとそこにあったのが、



いわさきちひろが生まれた
という記念館です。



安曇野や東京にも展示館が
あったちひろですが、
北陸のここにゆかりの地が
あるとは知りませんでした。



ふ~ん、こんなところに
記念館があるとはねえ。
入ろうかどうしようか迷いましたが、
何となく気が進みませんでした。
で、外からながめていたら、
ふと気づいたら展示物の合間に
人の顔があり、こちらを向いて
にこっと笑ってはりました。



ドキッとしましたよ。
でもめげずに、引き寄せられずに
前を去ることができました。
そしてそこから越前箪笥の展示館のある



古い通りを抜けたら大神宮に帰ってきましたよ。



さあ、これで今回の旅は終わりです。



自転車で走り回ることもしたし、
和紙の里で勉強や買い物もし、
武生の町と戯れてきました。



旅わりもあってなかなか楽しい旅でしたね。
また機会を見つけて、
自転車旅にもいかなくちゃ、
そして絵もいっぱいかかなくちゃと
自分に言い聞かせた、
とてもいい旅だったのでした。

おしまい。


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