ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

梅雨明けの日に出会ったビール1

2023-07-20 20:59:00 | 日常

いよいよ梅雨が明けましたねえ。
今年の梅雨は長かったねえ。
展示会をやってる最中に梅雨が来て、
店長と話したりしていましたので、
もう二か月近く続いていました。

実際にはこの辺りはさほど
雨も降らなかったのですが、
さあいざでかけようとなると、
梅雨だから雨が心配やなあ
とためらったことも多く、
気持ち的にすこしいらいらしていました。

といっても、まあ京都や奈良や
浜寺や日根野、山口もうろうろしてきましたし、
この後ブログで紹介するように
高野山も行ってきましたけどね。

そんな梅雨もついに開けましたね。
doironには大好きな夏がやってきました。

じつは昨晩大雨が降った今日も、
空を見たらぼちぼち梅雨明けやろなあ
と思いつつ、耐え切れず
早朝からうろうろしてきました。

最後に行ったのは岸和田の臨海地帯です。

歩きながら、ああこの辺が
首藤さんの会社だったなあ
と思い始めた時です。

鉄鋼会社の片隅に「ビール販売」
の窓口があるのです。

え、ここは首藤さんの会社の鉄工所
だったよなあと思いつつ、
ふと思い出したのが
「鉄鋼会社が岸和田ビールを醸造している」
というニュースでした。

二か月くらい前に流れていたニュースです。
ああ、そうそうこんなニュースが
流れていたなあ。
それがまさに首藤さんの元居た
会社の中で販売されているとは驚きでした。



そうです。
首藤さんは晩年は鉄鋼会社の役員を
してはりました。

すこし昔のことを紹介しますと、
ジムで知り合い始めたころ、
首藤さんもマラソンやっており、
よく大会でお会いしました。

8歳くらい上なんですけど、
はじけるように走る姿が
とても印象的でしたね。
水泳も癖のある動きですが
長い時間もくもくと泳いではりました。

そんな首藤さんがマラソン時に
来ていたウェアには
会社の名前が書かれていたのを
覚えています。

その名も「北海グループ」です。

まだあまり知らなか頃は、
ああこの人はあの癖のある泳ぎで
鮭でも捕まえているのかな
というような印象でしたね。

でもその名前というのがなんと
鉄鋼会社の名前であることは
そのすぐ後にわかりました。

社長が北海道出身だったからなあ。
何となく説明も受けたのに、
よく覚えていません。
九州から集団就職で北海グループに
入るとは不安の塊だった
みたいなことも話されていたのを
うっすら覚えています。

彼が務めていた会社の給与システムが
こうやねんと自慢げに話されていたのは、
意外にしっかり記憶に残っています。

でも会社自体が危ない時も
あったようで、ステンレスで
表札を作るなどいろんな活動を
されていたのを思い出します。

会社の実績は意外に華々しいもので、
神戸の鉄人28号を作ったり、
地元の駅前にある巨大な髭のような
ステンレス彫刻もその会社が作ったものです。
中国にも会社を作ったりもしていて、
一時は中国にも赴任されていたのを
おもいだします。

とまあ会社のことなんで、
あまり書いてはいけませんね。
まあそういう鉄工所という固い仕事である
という一方で、やわらかい発想で
会社は頑張っておられたというのが
強い印象です。

そんな固い仕事の会社が、
ここへきて世の中を柔らかくする
ビールを作るとは、
すごい発想ですね。

もともと得意な仕事は大きな鉄製品の
溶接部分だとよく話されてました。
そんな技術を駆使して、
首藤さんの印象から勝手に考えると、
毎日ビールを飲みながら
なんか次の新しい仕事に
手を出そうなんて考えて
おられたのかもしれません。

勝手に書いてごめんなさい。

続く


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