ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

雨でもなんとかなる男3

2022-05-21 21:07:22 | 旅行

静岡県の富士山世界遺産センターに
入ってゆきます。

入館料は300円。

中にはきめ細かく動く女性の案内人が
結構な数いますねえ。
観光寄与にもなるということで
静岡県がお金を出しているんですねえ。

まあ本物の富士山ほど観光に
寄与するものはないけどね。



中に入ると、先ほど外に見えていた
逆さ富士の中をぐるぐる回りながら
上がってゆくコースになっています。

壁面には富士山の景色が流されており、
それを見ながら歩いていると、
自分の影がまるで登山者のように
山道を登ってゆきます。

また富士山は写真にするといろんな姿が
浮かび上がってきます。
それを一覧などにして
展示している場所もあります。
シルエットそのものが立派な一枚の絵ですから、
どんな写真も富士山の
かっこいい写真になります。

逆に格好悪く写そうとしても無理ですねえ。
富士山を登っているような姿を見ながら、
昔この山に登っているときのことを
思い出しましたねえ。
若い時は5合目から日帰りしましたねえ。
無茶な登りでした。

山頂に着いた時には、
くたっと30分ほど昼寝をしましたね。
目が覚めたら、周りに自衛隊の人たちが
整列していたのには超驚きました。

二回目は山登りにすっかり慣れたころ、
山友達と上りました。
マラソンをやってたから
この時はめちゃ元気でしたね。
そして三回目は、昔行ってたジムの人たちと
上りましたねえ。
若い時に行っててよかったなあって思います。

ぐるぐると建物内を回ってゆきますと、
一番上には展望台があって
富士山を眺めることができます。



今日の富士山はというとこんな感じ。

山頂付近は雲の中ですねえ。
でもまあ雨が近づいているというのに
これだけ見えるというのは
ラッキーですね。

雨男だけど何とかなる男の本領発揮でしょう。
ここにはこんな写真パネルもありますので、
ニセ写真を撮ることもできます。

そうそうここには、
各地で富士と呼ばれている
写真もありましたねえ。

一時期関西の富士と名が付く山に
登りましたねえ。
どれどれと眺めてみると、ありました。



「紀州富士」と書かれています。

あの竜門山ですね。
それから、遠くから見える
富士山についても掲示されていました。

西側については、大峰の仏性ヶ岳からも
見えるそうです。



しかもここに貼られてあった写真は
なんとその山から見えるダイヤモンド富士で、
再遠望(292km)の姿なんだそうです。

これはもう明日のダイヤモンド富士見学の
いい前兆といえますね。



こうしてさまざまな富士の姿も見学し、
世界遺産センターを満喫した
我々だったのです。



旅の始まりとしてはいい感じですね。

では、ここから富士山本宮浅間大社を
目指して歩いてゆきましょう。

先ほど眺めた景色の中にも、
ここの赤い鳥居が見えていましたね。
しばらく歩くと、おお~富士山が見えてきました。



わずかに雲がたなびいていますが、
山頂もくっきり見えます。
何とかなりましたねえ。
たとえ一回でも山頂が見えたら
最低条件は達成です。



全く山も見えずに帰るくらいなら、
ここに来る必要ないもんねえ。

それにしても富士山はきれいな山です。
景色にバエますねえ。

天空を切り裂く見事な山肌。
5月くらいの季節だと、
抱いている雪はまだまだ多く、
人を寄せ付けない強さを
誇っているようです。

こうしていつも厳しく
また一方でやさしく人々の
暮らしを見ろしている姿は
神々しささえ放っているようですね。

続く


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