四国の巡礼の絵の展示会をするにあたって、
事前に四国に頻繁に行ってきました。
一番最初は香川県にいき、
次に高知県、愛媛県といって
お寺を確認してきましたし、
ついでの旅行も楽しんできました。
あと残っていたのは徳島県で
ここにもワクワクと出かけてきました。
こうして現場に行くことで
感じたことは数多くあり、
以前の巡礼後に描いた絵も
4枚くらいは描きなおしましたね。
でももっともっと深く感じたのは
お四国を昔一緒に回っているときに感じた
亡くなった首藤さんとの思い出です。
世間ではお四国は一人で歩いていても、
弘法大師と一緒なんだということで
「同行二人」という言葉で表しますが
doironの場合は首藤さんも加えて
「同行三人」という事になるわけです。
首藤さんが、少しの九州弁で、
言ってた言葉まで思い浮かぶこともあり、
人間の脳ってこんな記憶が中に残っていて、
一体どうなっているの?って
実感することもたびたびでした。
なのでまあ展示会の時には、
珈琲店の前にA4の大きさで
中の展示の案内を出すのですが、
そこには「同行三人」という
言葉を乗せようと今は思っています。
そんなことをたびたび考えるので、
彼の夢を時おり見るのも
一つの楽しみになっていたりもしています。
で、その準備の下見なんですが、
あとのこりこのブログで
紹介していなかったのが
3月末にミセスと出かけていた
徳島のことでしたので、
これについて書いていくことにします。
本州と四国とのつながりは、
3本あります。
明石海峡大橋で淡路島に渡り、
鳴門大橋で四国に行く方法が
まず一つです。以前の
四国の巡礼ツアーはすべてこの道で行きました。
そしてもうひとつが瀬戸大橋で
広島方面にはさぬき大橋なんかもあります。
今回の四国行ではこれらの橋を
3本とも利用しました。
そしたら徳島行はどうしたかというと、
なんと和歌山からフェリーで
四国に渡るという方法をとったのです。
以前、ランニング仲間たちと
夏の合宿で使ったことがありましたね。
大勢でH後さんが押さえてくれた
施設に行きましたね。
とても楽しい合宿だったことを
覚えています。
ネットで時刻を調べて、
朝からミセスと軽自動車で出かけました。
泊まるホテルは徳島市内のホテルです。
素泊まりにして、まちで
夕食をという計画で予定しています。
一見なまぐさな旅行に見えますが、
そんなことはないですよ。
ちゃんとお四国周りも行いますよ。
高貴な旅になるはずです(^^)
和歌山から乗るフェリーの
出発時刻は午前8時25分発です。
場所は、阪和道の和歌山から
まっすぐに走って行ったところ。
まあ一時間も見ておけば
いいでしょう。
という事で、午前7時前に
軽自動車で出発しました。
ほぼ一時間でフェリー乗り場に到着です。
切符を買いましょう。
二人で値段は12800円。
高速代とガソリン代を考えたら
値段的にはすこしこちらの方が
かかりますねえ。
でも乗船中は楽ちんです。
極端に言えば寝ていても
徳島に到着するのですからいいですね。
当日はとてもいい天気で、
波も静かなゆったりした船旅でした。
和歌山を出る時の景色がこれ。
海の景色は広くていいですねえ。
あの島は雑賀崎の中ノ島と双子島かなあ。
そんな景色に見送られて出発です。
ベンチに座って持参の新聞読んだり、
テレビを見ているうちに
淡路の沼島の近くを通ります。
よく見ればあの上立神岩も
見えているような感じです。
船旅の時間はほぼ2時間。
のんびり過ごしているうちに
いよいよ発心の道場である
徳島県に上陸していきます。
続く
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