寺の位置に目に見えるような
大きなカラーシールを張ってゆくと、
密に寺がある部分は
もうなんかぐちゃぐちゃになってゆきますね。
でもまあそれで雰囲気が
強調されればそれでいいかもしれないね。
それからシールの色も苦労しましたよ。
徳島県は何か阿波踊りのイメージからか赤にし、
愛媛はキャラクター「みきゃん」が
いることから黄色、香川は天空の鳥居とかの
イメージから緑としました。
そしたらまあ高知は海のイメージから、
やっぱり青かなとおもい
その作業を始めましたのですが、
「青」のシールの上に書き込んだ数字が
めちゃんこ見えにくいのです。
試しに、赤色のマジックで書いても
同じでした。
これだったら、わかりやすい資料には
ならないなあと思い、
シールの色を変えていくしか方法は
ないようです。
とはいえ、いろいろシールには
きめられた色の在庫しか手元にないので、
どんな色でもというわけにはいきません。
いろいろ考えた挙句、
シールの在庫から考えれば、
ここは「白」にしようと考えて
作り始めることにしたのです。
ふふんとか言いながら
模造紙にまたがり作業をしていると、
ミセスが「たのしそうやねえ」と言ってきます。
「そりゃあ、楽しいですよ。
見に来た人がこれを
ワイワイとみてくれたら、
こんなに楽しいことはないからね」
と、doironはのたまわるのでありました。
そうそう地図には、八十八ヵ所の
一覧表も作って貼り付けていきます。
これも結構手間でしたね。
そうしてできた案内地図がこれです。
ウヒャー、お寺の配置が、
めっちゃ癖が強いですね。
千鳥も真っ青です。
寺は四国の周りに配置されることが多く、
しかも近畿、すなわち京都に近い部分に
多く集まっています。
なんか配置に隠された様々な意図が
あるような気がしますね。
そもそも四国巡礼の八十八の寺は
だれが決めたのでしょうか。
信仰上は空海が42歳の時に
決めたと言われていますが、
史実ではありません。
平安時代から鎌倉時代にかけて、
お遍路はありましたが、
今の八十八ヵ所に決まっていったのは
江戸時代ころだと言われています。
長い歴史があるので、
一言で表すのは難しいようですね。
地図ではなんかくちゃくちゃになりましたが、
雰囲気的にわかってもらえたら
よしとしましょう。
そしてお寺の名前は、
県ごとに並べました。
ここで難しいというか、
不器用なdoironにとって難しいのは、
両面テープを使ってこれらを
貼り付けるのがとても難しかったです。
こんな工作って苦手なんですよね。
その苦手さというのは、
最後の最後、これらの紙を
地図の模造紙に貼り付けることです。
苦手ですねえ。
少し曲がっただけでも、
模造紙にしわができるし、
下手したら破れたりしてしまいます。
バランスもむつかしいです。
夜、心を静めてお酒でふらふらしながら、
慎重にしかし大胆に取り掛かりましょう。
ボードに張り付ける作業も
半分まではうまくいきました。
よしよしこれで、あと半分というところで、
少しだけ、ほんの少しだけ
シールの位置がずれてしまいました。
数マイクロメートルか
数ナノメートルずれてしまったのです。
おかげで左下部の方に
若干しわが寄ってしまいました。
若干ですよ。
doironの顔のようにつるっとはいかず、
目の周りの様なこまかいしわが
できてしまったのです。
もう張り直すこともできませんね。
ましてや書き直すなどもってのほか。
まあこれもまた不器用なdoironの
仕業だと笑ってやってください。
展示会の現場にも
そんな癖の強い笑いが
きっと混ざって楽しいことでしょう。
まず一段階が出来上がりました。
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