おいでました山口に７

湯田温泉の最後の訪問地である
山口線の「湯田温泉駅」をたずねました。



駅に立つ巨大な白狐



その名も「ゆう太」。



いろんな形で地元を応援している駅です。
地元の温泉卓球大会には
石川佳純も来るとか。



引退してもいろんな形で頑張ってますねえ。

さあでは雨がひどくならないうちに、
doironは次の目的地を目指します。
それは秋吉台です。

昔はカルスト台地という名で
学校の授業で習いましたね。
山の斜面に石がごろごろとある
そんな写真を教科書で見てました。

記念切手の秋吉台の映像も
記憶に残っています。
日本最大のカルスト台地です。
とはいえ、まだここには
行ったことがなかったです。

どんなところから山を眺めるんだろう。
そもそもここに行くのは
秋吉台に行くという表現で
いいのだろうか。
秋芳洞の一部としてこの景色が
あるんだろうか。
だったら秋芳洞に行くと
言った方がいいのだろうか、
とかなんかあやふやな知識のままで
ナビを秋芳洞にセットして進んでいきます。

たぶん昔走ったであろう道も通り、
山の方に向かってゆきます。
しかしねえ、あたりは濃い霧に



包まれてゆきますよ。



雨も降り始めました。

山の中腹に岩がごろごろする
あんな景色を見るのは無理かなあと、
少し諦めながらも
とりあえずは現場に行こうと
運転してゆきます。

最初、秋芳洞の入り口のところに来ましたが、
この辺は町ですし
ちょっとイメージが違います。
鍾乳洞の中を歩くのは
１時間余りかかりそうなので、
入ってゆくのはやめて
道路標識に基づいて
秋吉台の方に向かってゆきましょう。

そうしてたどり着いたのが、
秋吉台のジオパークセンター
カルスターです。

雨も降ったりやんだりの景色で、
濃い霧の中駐車場から
歩いてカルスターを目指します。

朝、旅館の水筒に詰めてきた
コーヒーを持っていきますよ。
あずまやでも見つけて、
そこで山の景色を見ながら
モーニングコーヒーをいただきましょう。

カルスターに到着すると、
そこには電動自転車や、
小型自動車のレンタルもあるようです。



カルスト台地の中を走り回れるような
取り組みをしているんでしょうねえ。
今日はこの雨や霧じゃダメでしょう。
ここには無料休憩所があります。

大地の方が見渡せる席に座り
コーヒーを飲んでいると、
担当の方がいろいろと
説明をしてくれました。

今日はねえ、遠くは見えないでしょうねえ。
でもまあ車で大地の中の
一般道を走り回りつつ、
駐車場とかに泊まれば
少しは景色も見えるかもしれません
と説明してくれました。

ああ、そんな道があるのですね。
ではコーヒー飲んだら
向かってゆきますと言っておきました。

駐車場に戻る前に一応展望台の方に
上がってみましたが、
やはり景色は無理でした。



濃い霧がただ立ち込めるだけでしたね。

一瞬でもいいからカルスト台地の
景色が見えないかなあ
と思っていたのですが、無理でしたね。

でもまあそういう道があるなら、
希望を抱きつつそちらを
走ってみることにしましょう。



車に乗って、教えられた道に
入ってゆきますと、



左右の景色は草原で、
まるで美ヶ原を走っているような感じです。

天気よければいいでしょうねえ。

遠くの景色が時折ガスが弱くなって
一瞬見えたりもしますが、
なかなか立ち止まって
景色を見るような感じでもないし、
先ほどから雨もかなり強く降り始めました。

こんな道で閉じ込められて
走れなくなったら新聞沙汰やなあ
とか思いながら進んでいきます。

続く