どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『国立西洋美術館の常設展 その2(新館)』なのだ

2020年11月11日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

前回のブログの続きで 2022年春まで休館中だけど 国立西洋美術館の常設展を見たのだ

国立西洋美術館
https://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

前回のわ 本館の展示で終わりにしたので 今回わ 新館の展示で ぼくらが気になった作品をご紹介するのだ

ヨハン・ハインリヒ・フュースリが描いた<グイド・カヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ>なのだ


たぶんだけど 国立西洋美術館の所蔵で ぼくらが見たことがある中で1番大きな作品なのだ


アリ・シェフェールが描いた<戦いの中、聖母の加護を願うギリシャの乙女たち>なのだ


オスマン・トルコ帝国からのギリシャの独立戦争(1821~30年頃)を題材としているそうで 洞窟の中に身を隠し イコンに祈っている場面なのだ


ジャン=フランソワ・ミレーが描いた<春(ダフニスとクロエ)>なのだ


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ダフニスとクロエわ 古代ギリシャの詩人ロンゴスが書いた恋愛物語で 幼くして捨てられ 牧人に育てられたダフニスとクロエの成長と愛の成就が語られているそうなのだ

前にも書いたけど この作品わ 連作『四季』の1つで パリに新築する銀行家のトマ邸の食堂装飾のため制作したものの2番目の連作の作品 <夏(豊穣の女神ケレス)>わ ボルドー美術館所蔵 <秋>わ 天井画だったけど火災で焼失して写真が残るのみ 以前見たことがある<冬(凍えるキューピッド)>わ 山梨県立美術館所蔵なのだ


ギュスターヴ・ドレが描いた<ラ・シエスタ、スペインの思い出>なのだ



ピエール=オーギュスト・ルノワールが描いた<アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)>なのだ


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ドラクロワの名作<アルジェの女たち>の影響が色濃いルノワールの初期の代表作で フランスから返還される際に フランスわ この作品を返すのを惜しんだそうなのだ


ギュスターヴ・クールベが描いた<罠にかかった狐>なのだ



クロード・モネが描いた<睡蓮、柳の反映>なのだ


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オランジュリー美術館の睡蓮の大装飾画の<木々の反映>に関連付けられる作品だそうで 第二次世界大戦で ナチスの手を逃れるため疎開していた先の影響で 画面上の4割が失ってしまったのだ・・・

残っている部分の睡蓮の色や 柳の色が美しいだけに 上の部分が失ってしまったのわ 残念なのだ



クロード・モネが描いた<睡蓮>なのだ


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この作品もオランジュリー美術館に設置された長大な「睡蓮」の大装飾画が完成するまで外に出さなかったと言われる関連作品の一つだそうなのだ

規制線があって 間近まで近づけないけど 睡蓮の花とかわ 立体的な筆の後がきっちり残っているのだ




サインのある場所にわ あえてなのか 分からないけど 塗り残しっぽい感じもあったのだ



クロード・モネが描いた<陽を浴びるポプラ並木>なのだ


ポプラ並木わ 数多く描いていて連作で なんとなくだけど 夏のポプラ並木を描いた気がするのだ


ギュスターヴ・モローが描いた<監獄のサロメ>なのだ



ギュスターヴ・モローが描いた<ピエタ>なのだ



アンリ・ファンタン=ラトゥールが描いた<聖アントニウスの誘惑>なのだ


悪魔たちが美女に姿を変えて アントニウスを誘惑しているのだ

全体的にぼやけて描いているから 幻想的な感じで 美しいのだ


フィンセント・ファン・ゴッホが描いた<ばら>なのだ


この作品わ ゴッホが入院したサン=レミ精神養老院に咲く薔薇を描いたそうなのだ


ダンテ・ガブリエル・ロセッティの2点なのだ



<愛の杯>なのだ


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解説に一部にわ こう書かれているのだ
『女性が金色の「愛の杯」を掲げています。背景には、旧約聖書の物語を表す4枚の真鍮の皿と、中世や永遠を象徴する蔦の葉が見られます。額縁の銘文には「甘き夜、楽しき昼/美しき愛の騎士へ」とあり、この女性は、戦いへおもむく恋人のために乾杯しているのかもしれません。』


<夜明けの目覚め>なのだ



ジョン・エヴァリット・ミレイが描いた<あひるの子>なのだ


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少女の汚れた靴とアヒルの組み合わせわ アンデルセン童話を想起させるそうだけど 正確な主題はわかってないそうなのだ・・・


ポール・シニャックが描いた<サン=トロペの港>なのだ


絵具を混ぜ合わせず 細かい点を並べていく点描の技法で描いた作品なのだ

遠くで見ると 風景として色が統一しているけど 近づいて見ると 色が混ざってなくて 点になっているのが わかるのだ



ピエール=オーギュスト・ルノワールが描いた<帽子の女>なのだ


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真珠色の時代に入ったころの作品で 国立西洋美術館わ ルノワールの作品を10点くらい所蔵しているけど 1番好きなのだ


藤田嗣治(レオナール・フジタ)が描いた<坐る女>なのだ


著作権のことがあるので 2点撮りをしたのだ

金箔を貼った上に 藤田特有の乳白色の肌色の婦人が描かれているのだ


今回わ 休館ということで たくさん写真を撮ったし 本館と新館 2つのブログに分けて書いたけど 好きな作品を見れたのわ 良かったけど これから 1年半も国立西洋美術館が休館だなんて しょうがないことだけど ショックでもあるのだ・・・

でも この休館中に たぶん国立西洋美術館作品の地方への企画展があるような気がするので その地域にお住まいの方わ 素晴らしいが見れると思うので ぜひ ご覧になってほしいのだ


この後わ 上野駅の東側の方にあるファティカンパニーノ>でランチをしたのだけど そのことわ 今度書くのだ