90ページの雑記帳-2(丼・行・ぶろぐ。)

ようこそいらっしゃいませ。
自分の文章力も省みずに(笑)、旅の話を主に色々と書いていきたいと思います。m(_ _)m

輪行チャリ鉄mini-trip・北大阪急行延伸線を超小径車でチャリ鉄。

2024年09月01日 | 「輪行チャリ鉄」な旅

 

 DAHON K3。超小径14インチタイヤで軽量なこの車は、これまで保持してたロードバイク(低価格系)が扱いづらくなってきて稼働率が下がってきたところで、私は折りたたみ小径車の方がやっぱり好きだなぁ…と思い、未だ寿命には程遠いロード車を申し訳ないが処分としてK3に買い換えし、DAHON MuーSP9とともに完全な“ #おりたたぶ ”体制の自転車ライフに突入しました♪。そのK3を本格的に輪行チャリ鉄活動してきました。

 

 今年2024年3月に、千里中央駅から箕面萱野駅まで約2.5kmが延伸開業部分とついでに、江坂駅までk3を漕いだついでに、北大阪急行線全線を完乗してと、駅メモ https://ekimemo.com/ コンプリートを狙って行ってきました。

 箕面萱野駅前某所のパーキングに車を止めて、DAHON K3を車から取り出す。K3は前述のとおり、自動車トランポも超気軽です。モチロン電車での輪行も、簡単で軽くて良きです。ただ、輪行袋は現状20インチ用を流用しているのでサイズがダボダボ状態でストラップも上手く掛けれずであんまりきれいに担げてないので、専用輪行袋を買うかどうするか考え中です。

 箕面萱野と言うと、昔バイク乗りだった時代にはこの近くの南海部品箕面萱野店には良く来ていたものでしたが、この駅のある場所が、その頃どんな光景だったかは全く覚えていません。ですが、現在の北大阪急行線箕面萱野駅前は、高架駅舎とバスロータリーが機能的にデザインされ作られている感じで、さすがに一から新規開業したばかりの路線だけあります。

 一通り駅周辺を観察したところで、新御堂筋を南下する方向に漕ぎ始めます。基本的に箕面萱野から江坂までは標高的には下る一方なのですが、次の箕面船場阪大前駅までは、このポタリング唯一の上り勾配になります。3速しか無いK3はしんどいかなぁ、と思いましたが、結構登坂力がる感じで以外と登れました。まぁ、高低差50メートル位なので大げさではありますが😊

 箕面船場阪大前駅の駅前空間は、延長開業がされてからであるものの未だ工事続行中です。駅の東西を結ぶ歩道橋の欄干に駅名の看板が出ていますが、メインとなる駅の入り口がどれになるのかちょっとまだわからない感じです。

 

 駅前から南側新御堂筋に面して、ショウウインドウにキーボードや電子ドラムを飾ってて格好良いお店があったりするのを眺めつつ、緩く坂を下っていくと、ちょっと年季の入った中層級マンションが集まったいかにもニュータウンな街に入ると、千里中央駅に着きます。

 千里中央駅は、延伸前の北大阪急行の終点駅でもあり、大阪モノレールとの乗り換え駅でもあるターミナル駅で、また駅前再開発のからみからか閉鎖された大きな施設があったりと、じっくり見ると見所が多そうなのですが、撮った写真のファイル破損とかピンボケ多発で、改札外を撮った1枚しか残っていませんでした(泣)

 ここから江坂までは既成路線ですが、未乗車線になります。モノレールでは千里中央には来ていましたが北急線は乗った記憶が無いから多分初乗りなのです。。。そんな北急線沿いに新御堂筋を緩く下って行き、次の桃山台駅に到着です。交差点を挟んで北と南に駅舎が見えますが、北側のが新しい感じです。駅近くに車庫が有るはずですが、今回は寄り道せず次を目指します。

 次の駅は、緑地公園駅。中高層マンションの多い駅前ですが、服部緑地の最寄り駅で、大阪府では有名な大公園ですが私は行ったことが無いので、ここはちょっと寄り道してみました。

でも、とくに思い入れのない公園だったりするので、入口広場周辺をちょろっと回っただけですぐ沿線に戻って来ました。って言うか、腹が減ってきたので早く終着の江坂に出たくなってしまったものなのでした😊

 そこから南下して行くと名神高速道路を潜ります。この高速道路から下の風景は何度も見たことがあるけど、そこを自転車で走るのは不思議な感じがするのを覚えつつ、住宅街からビル街に変わってきたら江坂駅に到着で、この小旅の終着点です。大都会を感じます。腹が減ってきていたので、牛丼屋で安っすい昼メシと致します♪
ここまで14.5km程の距離、快適に走れました。K3の適正身長は180cmとされていて、若干5cmほどオーバーしている私なので、ちょっとだけ乗車姿勢に窮屈感を感じたりしますが、そこも含めて無理に長距離アタックせずに、30km前後までのポタリング的ライド主体に使おうと思いました。

 

 江坂からは北急線に輪行乗車して箕面萱野まで帰る訳ですが、折角なので、8000系先代POLESTARにて恐らく乗り納めになるでしょうが、そちらで帰りたい所です。対向列車には9000系POLESTARⅡ後期車の姿が見えました。初期車の無骨な“銀色鉄仮面”を脱した好ましいデザインの車でした。

8000系は残り3編成まで数を減らしていて絶滅危惧種状態にあるせいかなかなか出会えず、江坂で50分程やり過ごしたものの、風が強く寒くなってきたので一旦メトロ車で千里中央まで移動。その後また30分程待ったところ、やっとお目当ての8000系が来ました❤ この電車で新規開業区間を行きます。

 

北急線 箕面萱野延伸線 前面展望撮ってみた。初代POLESTARにて 箕面船場阪大前駅⇒箕面萱野駅

(YouTube面にも書いてますが、スマホが古いせいか動画が“カクカク不良”入ってしまいましたがお許しください。自分で撮ったものの記録として晒しています。m(_ _)m )

 2.5kmの末端区間は、地下鉄から高架区間となりますが、架線が無いので乗ってても外から見ても独特な雰囲気です。箕面の山々を背景に建つ箕面萱野駅に帰って来ました。大分待ちましたが、8000系POLESTARに乗れて良かったものです。

 超小径車クラスのDAHON K3で、本格的に輪行チャリ鉄活動しましたが、小径タイヤ故の神経を使うところもあるけど、小気味よく乗れる楽しさは、MuーSP9とは違う味わいで面白いものでした。

 


↓ STRAVAで記録した箕面萱野駅~江坂駅までの走行ルート

 …拙い旅のお話ですが、最後まで拝読くださいましてありがとうございました。


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旅の相棒(自転車達)DAHON K3

2024年07月20日 | 旅の相棒(旅のツール)
≪ K3 ~DAHON~ ≫

 2024年の4月に購入しました。ダホン K3は、超小径14インチタイヤに3段変速付きで、車重7kg台の軽量車体なこの車がが出た頃から気になってましたが、今回、実質休車状態の安価ロードの代替として購入してしまいました♪ 代替とは言え、車体価格はそのロードより1万円程高く、DAHON MuーSP9とほぼ同額、そして、これにより完全な “おりたたぶ” 体制の自転車ライフに突入しました♪。
 
 ロードバイクもよく走れるし、1日100km台走るとかが出来てしまうし、すごいものだなぁとは思いましたが、何というか、走ることに気が取られて距離乗っても旅感が薄いって感覚を持ってしまって、乗る機会が減っていき、街乗りもあんまり気軽に出来ない車でもあったりしたので、またしても丸2年乗らない期間を作ってしまい、潮時かと思ってしまいました。

 20インチで451ホイールのMuーSP9と比べるとさすがに速度は遅く、速度30km/h以上では前輪とハンドルが暴れ始める感じになり、それなりにセーブして走る必要がありますが、普段使いの街乗りにはとても良い感じで乗れます。大雑把に見て30km以内なら、軽く乗れて小径車独特のハンドル感覚も楽しい、いいチャリであります。
 この子とは、末永く楽しめそうであります♪ 
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輪行チャリ鉄6輪旅2023年栃木編・宇都宮ライトレール初乗り♪

2024年03月06日 | 「輪行チャリ鉄」な旅

 2023年の10月、毎年秋に決行している6輪無宿旅(自転車2輪+軽自動車4輪  #SixWheelJourney )は、栃木県と甲信地域の旅をしました。勤務終了後の夜からスタートしましたが、その夜から全国的に雨に見舞われ、初日に一気に宇都宮まで向かう予定だったのを変更して、先ず自転車を使わない旅程を入れて、山梨市の“聖地巡礼”に向かい、雨天をやり過ごすこととしました。
 旅程2日目に宇都宮市に到着しました。天候は回復する予報となっていました。良好💗





 宇都宮市を目的として訪れたのは、この時期のタイムリーな話題になっていた、新規開通した芳賀宇都宮ライトレール線に初乗車及び輪行チャリ鉄を行う為なのでした。私はいちおう、日本全国路面電車の全社局線に乗車した(但し、全路線ではありませんでして、札幌市電だけはすすきのからの東半分の一部以外が未乗ではあります。。。故の“いちおう”)人なので、タイトルホルダー所持の為にもと、この年の秋の長旅で訪線しようと決めていたものでした。



 宇都宮駅東口の立体駐車場に車を駐めて、ここをベース基地としてDAHONを組み上げ、芳賀高根沢工業団地まで漕ぎ始めます。
 立体駐車場と一体の駅ビルをJR駅側に出ると宇都宮ライトレールの宇都宮駅東口駅と繋がっていて、HU300形の黄色い電車と初対面♪ 各種情報で姿は知っていても、現物のスタイリッシュさに改めて感動します💗💗💗



 宇都宮ライトレールの愛称“ライトライン”は、雷の多い地域から稲光に因んで“雷都”ライン、となっているとのこと。なるほど、色使いが何んとなくピカチュウ的でもある♪ もしも、テールライトが丸形で2つとかのデザインだったら、もっと似そう。ピカチュウとコラボとかあっても人気が出ていいかも♪♪




 …妄想はひとまず置いといて、ひととおり電車と駅周辺を観察したのちライトラインの線路に沿って漕ぎ出します。いままで歴史的にも路面電車の無かった市街に線路を敷くのは、利害の調整とか色々と並大抵ではない苦労があったことかと思いながら進みます。路面電車の専用信号なんてものも、ライトラインが出来るまでは宇都宮にはまず有りえ無かったものですね。



 次に続く停留場、東宿郷~駅東公園前~国道4号線宇都宮バイパスの立体交差部までは、大きなビルやマンションが立ち並び、都心感が溢れているが、本来の都心中心部はJR線の西側で、東武電車の駅との間あたりだそう。でも将来、このあたりもライトラインが通ったことで、新たに賑わいを増していく事でしょう。





 ライトラインの停留所は、各停留所ごとにそこの地域の歴史や特徴を象徴した、イメージフォトパネルとでも言える画像を電停に表示して、マイレール意識を醸成していくと言う戦略なのでしょうと思います。







 国道4号線宇都宮バイパスを越えてから住宅が増えて来て生活感が出てくるのが、峰~陽東3丁目~宇都宮大学陽東キャンパスまでの区間。とくに宇都宮大学陽東キャンパス停留所は、大学とともに大型SCのベルモールの最寄りでもあり、上下列車からの乗降が多いですが、ライトラインが開業するまでは自動車一択だったものが、公共交通を使う人が増えることで道路渋滞緩和にもなっている、ライトラインの成功の一端を垣間見せています。



 宇都宮大学陽東キャンパスを出てから、暫く行くと道路の真ん中で併用軌道が終わるとともに急勾配で高架線になって右側に大きく急曲線となり、県道64号線(鬼怒川通り)の宇都宮方面行車線を塞ぐことなく立体交差して、高架を降りると平石停留所です。
 
輪行チャリ鉄6輪旅2023年栃木編・宇都宮ライトレール初乗り♪平石停留所付近

 平石は、宇都宮ライトレールの車両基地があるため、また近い将来の急行運転に備えて、退避可能な2面4線構造の立派な設備の駅ですが、駅周辺には田畑が多く人家は少なくで鄙びた空気が漂いますが、いずれ開発の手が入り賑やかになりそうな予感がします。ここはトランジットセンターとなっていて、パークアンドライドの駐車場と駐輪場が併設しています。







 平石を出て国道4号線の下をアンダークロスして進むと、少し人家が増えて来たところで、平石中央小学校前停留所です。交差点の斜向かいに駅名由来の小学校校舎があります。人家が増えるとは言え郊外の農村地帯の雰囲気です。



 ここから次の飛山城跡までが、ライトラインのハイライトかなぁ、と個人的に思っています。鬼怒川の堤防を高架橋で渡り、坂を下ったところに飛山城跡停留所があります。この鬼怒川を渡る箇所は、既存の道路橋がここより上流側・下流側ともに1kmから1.5km程度離れている道路橋の空白地帯みたいな地域に、新しい宇都宮市街へのアクセスルートを開発したのは、宇都宮ライトレールの強みになっているように思えます。



現状この橋梁上を、ライトライン車両は軌道法の適用で最高速度40㎞/hでゆっくりと走っているように見えてしまいますが、急行運転を始める頃には最高速度70㎞/hに引き上げられるので、その様子も様変わりしている事でしょう。
 
輪行チャリ鉄6輪旅2023年栃木編・宇都宮ライトレール初乗り♪鬼怒川を渡るHU300型車内
(…たぶんスマホの熱だれで画像がカクカクしていますが、ご了承くださいませ。。。m(_ _)m)

 ところで私は、“輪行チャリ鉄活動”でライトライン線を訪線しているので、今いる鉄道橋の見えるところから約1km下流側の鬼怒橋道路橋まで迂回する感じで川を渡り、また1km少々上流側に走ってライトラインの高架橋が近づいたところで堤防をおりると、やっと向こう岸の飛山城跡停留所に到着です。ここも周辺は郊外の田園地帯で、“駅舎”の前にはパークアンドライドの駐車場が整備されています。



 ここを出ると、線路は丘の上に登っていく様に敷かれていますが、掘り割りに作った新設軌道に沿った道路は全く無く、ちょっと線路から離れた家屋と田園の間を抜けて坂を登っていくと、清陵高校前停留所です。清陵高校、と言うことで、ここは高校野球・甲子園によく出てくる高校かと思ってしまいましたが、どうも別の同名の清陵高校なようで、ここはむしろ副名称になってる作新学院大学の方が施設が大きいし駅名にあっている感じもしましたが、たぶん公立校と私学の違いによる故である様です。



 ここから線路は、舗装されているがフェンスで分離された専用軌道で、工場のあいだをS時に曲がっていくと、次の清原地区市民センター前停留所です。



ここも交通結節点としてトランジットセンターが併設されていて、自家用車とのパークアンドライド、路線バスとの結節乗り継ぎ、駐輪場の設置でライトライン線をメインに公共交通の利便性を高める施設と言えそうです。ただし、駐輪場は100㍍離れてちょっと遠いかな?って感じもあるし、駐車場もバスも利用率が低そうに見えるし、今後どうなっていくかが気になります。


 
 輪行チャリ鉄6輪旅2023年栃木編・宇都宮ライトレール初乗り♪清原地区市民センター前付近

 ここを出ると、線路は90度北方向に曲がって専用軌道を進み、次のグリーンスタジアム前停留所です。このあたりは清原工業団地と言うことで、大小の工場が集まった地域ですが、駅の副名称の如く、カメラ等のCANONの工場に囲まれるように立地していて、グリーンスタジアム自体は工場の裏手にて目立ちにくかったりします。そして、交差点を軸に上下ホームが千鳥配置された“駅”は、待避線のある緩急接続駅として作られていて、またイベント開催時には折り返し列車も可能な要衝のになっています。




 次の駅に向かって、線路は北上して工業団地の丘陵をゆるく降りていくと、住宅が増えてきたあたりで急勾配の高架橋と90度に近い急曲線でまた鬼怒川通りから続く道と合流し路面区間へと変わり、次の、ゆいの杜西停留所に到着。








 ゆいの杜西~ゆいの杜中央~ゆいの杜東までは、県道64号線の北側の新興住宅街がニュータウンの様なゆいの杜町となっていて、ライトライン線が新たな住民の足になってそう…な感じですが、どうもモータリゼーションに沿って開発された街なので、朝夕はともかくまだここの住民の足としてはそれほど伸びてはいない様です。その辺はまあこれからと言うところかもです。
ゆいの杜東の真横には、ネーミングライツを取得したホンダカーズ 栃木中央 ゆいの杜店 の副名称が付いていて、ホンダと宇都宮ライトレールの関係性を象徴するかの様な光景に見えます。



 ゆいの杜東を過ぎると、また沿線が工業団地地帯になって、芳賀台~芳賀町工業団地管理センター前、と続きますが、芳賀台停留所については、このあたりでトイレが近くなって、コンビニとかないかなぁ、と見たところ少し戻ったところにセブンがあったのでそこに行ったりしていたところ、芳賀台は画像を撮るのを完全に忘れてしまいました。。。😓 ここだけは画像がありません。スミマセン。因みに、そのコンビニのところで、宇都宮市から芳賀町(はがまち)に入ります。

 その次の芳賀町工業団地管理センター前停留場は、芳賀工業団地トランジットセンターが併設され、JRバスとの結節が計られています。





 芳賀町工業団地管理センター前で、県道64号線から北方向に90度曲がって次のかしの森公園前停留所まで向かう道路は、丘陵地の上から谷間の底まで降りて、またすぐ丘陵地の上の方まで上がる様になっていて、併用軌道ももちろんそれに沿って上下をするので、この部分の急勾配は67パーミル近くになると言われ、標高差は見た感じ15㍍ほどですが、ここまで漕いできてちょっとした絶望の壁?感があります。でも、ライトラインの電車HU300形は、登坂性能も強く設計されているので問題なく走ります。谷底まで駆け下りてまた登って来たら、かしの森公園前停留所です。



 駅名の、かしの森公園もありますが、芳賀高根沢工業団地の南の端になり周辺にホンダ関連の施設も増えて来て、この旅が佳境になりつつあるのを感じてきます。
 街路樹のむこう側の大きな敷地に工場の建造物が連なる光景を眺めつつ進んでいくと、ついに、ライトラインの終点、芳賀・高根沢工業団地停留所に到着。本田技研工業北門の目の前となります。ホンダ車のバイク、自動車のユーザーだったので、HONDAの聖地として感慨深いです。そしてホンダの工場以外には何もない、ホンダのための停留場感を強く受けます。






 宇都宮ライトレール、ライトラインの営業距離は14.6kmですが、22.4kmを自転車で走ってまいりました。ここから自転車を畳んで輪行で初乗車して宇都宮駅東口まで戻ります。静かで軽快な走りですが、法定で速度40㎞/hで頭打ちするHU300型は、まだまだ余力を残している感じがします。早く快速運転と専用軌道での70km/h運転開始で本領を発揮する日が楽しみになりました。そのときにはまた来たいものです。

 …余談ですが、宇都宮駅東口までライトラインで戻って来て、トイレに立ち寄った駅前ビル(確か宇都宮テラスって名前だったかと)の中に、HONDAが宇都宮ライトレールとコラボして、HONDAの電動スクーターをライトライン車両のカラーリングにした特別車を展示しているのを見つけました。宇都宮ライトレール開業に際し、それまで運転していた駅前から工場までの送迎バスを全廃したりするなどの協調関係をしているHONDAと宇都宮ライトレールの関係性を垣間見せる車両展示でありました。…ってか、これ沿線を走ってたら結構格好良いので、走ってる姿も見てみたいと思いました。






↓ スマホの位置情報ゲーム『駅メモ・ステーションメモリーズ』からの路線データベース記録





↓ STRAVAで記録した宇都宮ライトレール宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地までの走行ルート



…拙い旅のお話ですが、最後まで拝読くださいましてありがとうございました。



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…寒中御見舞

2024年01月06日 | ときどき雑談記。
 皆様、寒中御見舞を申し上げます。

 この年末年始(とくに年末)、体調をうまく維持できずの中で仕事を優先にこなして年賀状も書けず、三が日を越えて公休日にこじつけたものでしたが、元日からの大災害や、個人的ながら年末前に大変お世話になった恩師の訃報など、ちょっと言祝ぐ精神状態に程遠い状況になっております為、大変勝手ながら、元日以降この新年の御挨拶を自粛することに決めました。
 Blogの更新も非常に滞っている上での、幾分勝手な判断ではありますが、何卒御了承下さいますようお願い申し上げます。

 今回はある意味、絶望感しかないお話になってしまいまして申し訳ありませんので、近年の鉄道界の希望的話題として、去年訪れた“宇都宮ライトレール”の画像を置きまして、今稿の終わりとさせていただきます。

 能登地震で被災された皆様のこれ以上の被害の拡大がされないことを、心よりお祈り申し上げます。



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輪行チャリ鉄mini-trip・伊賀鉄道で巨匠を偲び鉄。

2023年06月29日 | 「輪行チャリ鉄」な旅

 2023年3月初旬の寒さが緩んだ日に、急遽な感じで伊賀鉄道に輪行チャリ鉄活動をしに行きました。その前月の2023年2月13日、漫画家の松本零士先生が御逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。宇宙戦艦ヤマトや宇宙海賊キャプテンハーロック、銀河鉄道999などなどの名作を世に送り出した松本零士先生ですが、鉄道との関わりも何件かあって、その中で、元近鉄線で近鉄から経営分離され系列子会社を経たのち上下分離経営となった伊賀鉄道には、松本零士先生の作画された“忍者列車”が走り、忍者のまち伊賀市のランドマークとして伊賀市民の足としてガンバっています💪。

 前年に、境遇の似ている養老鉄道で輪行チャリ鉄しましたが、今回は巨匠を追悼としての伊賀鉄道線を訪線しました。営業キロ数16.6kmのローカル私鉄です。

 京都から伊賀市なら日帰り圏内で、早朝にくるまを走らせて、9時頃までに今回のベース地点となる伊賀神戸(いがかんべ)駅に到着。近鉄線と伊賀線の共同駅ですが、改札は別々に分かれていて一旦改札を出てからの乗り換えになっています。経営分離される前は当然同一ラッチ内での乗り換え駅だった事でしょう。駅周辺はお店とかが全然無いですが、何故か駅前駐車場はたくさんあります。近辺のゴルフ場へのために置かれているのでしょうか。送迎バスの停留所があったりもします。

 伊賀神戸駅の次の駅は比土(ひど)駅。線路に沿った道路がないのでだいぶ迂回して国道422号線で比土駅に向かう感じに自転車を走らせて到着。ここも駅周囲に何も無い感じで田んぼばかりが目立ちます。ちょうど緑の忍者電車が到着しました。

 次の駅までは、伊賀線内では一番駅間が長い2.6kmの距離があり、また全線中で標高の一番高いところを通ります。伊賀線の東側を走って行くと、途中に何か公園のようであるが、フェンスとチェーンで施錠されて出入り自由じゃない感じの施設があって、城之越(じょうのこし)遺跡と看板が出ています。後で調べてみたら、古代の日本庭園のルーツであるように“伊賀上野観光協会”のサイトに書かれています。なるほど公園じゃない訳です。この横を更に進んでいき、貯水池が散在する30m程の丘陵を登り下っていったところで、次の駅上林(うえばやし)駅に到着です。駅周囲はここも基本的に田んぼばかりです。

 伊賀鉄道では比土駅~新居駅のあいだでサイクリングトレインを実施していますが、スロープのない駅では階段に板張りスロープを設置しています。近江鉄道にもこんな感じのサイクリングトレイン対応策を見ることができます。

 線路沿いのあぜ道を行けると思ったら道が途切れていたので、国道422号線まで降りて次駅をめざします。途中の丸山交差点付近は低地で浸水しやすい土地の様で、何やら注意を促す看板が多く掲出されています。この交差点から入り込んだところが、次の駅丸山駅です。僅かな集落と田んぼばかりの周辺風景です。くノ一グラウンド前駅との副名称が付けられています。近くにある元丸山小学校の校舎とグラウンドが、なでしこリーグ所属の女子サッカーチーム『伊賀FCくノ一三重』の練習場となっているためとのことです⚽️。

 因みに、チームの幟に描かれているマスコットキャラは、“くノんちゃんと名付けられ、ゆるキャラ系のかぶりものも居られますが、なかなかかわいいかも知れないです。

 丸山駅は、島式2線の交換可能駅で、ちょうど2列車が交換待ちをしました。

 緑の忍者電車(元東急1000系電車)は、よく見たら全面に中間車時代の雨樋が丸出しで残っていて、見ようによってはJR西日本の113系3800番台通称サンパチ君をも想起する安価改造をされている印象を受けます。でも、くノ一忍者顔ラッピングのおかげか幾分目立ちにくくはなっています。これは、松本零士先生がよい仕事をしたという功績に当たるのでしょうか…?

 なお、隣に停まっているピンク色忍者電車は、元々の運転台付きの顔をしています。でも伊賀線移籍に際して正面行先表示器はLED表示の小さいものに変えられているっぽいです。

 丸山駅でちょっと長く居座ったところから次駅へ向かいますが、ちょっとだけ元丸山小学校の伊賀FCくノ一の練習場まで行ってみました。しかし、残念ながら平日だからか逆に誰もいませんでした。

 集落内の道と国道422号線を繋いで、次の駅、依那古(いなこ)駅に到着です。先の丸山駅と同じくらいの立派な駅舎がありますが無人駅です。乗降人員的には丸山駅の2倍以上居られますが、それでも二桁の数字です。駅周辺の民家の割合はちょっと多くなってきています。

 写真は撮り忘れたのですが、依那古駅から次に向かう道中の田んぼの脇のほうに、新しい建物で何かメルヘン調のかわいらしい建物があって、『いなこ保育園』とのことでした。長野県安曇野市の長野県立こども病院ほどの規模ではないけど、あれと似た様なほほえましい外観の子ども用施設なので、リンクで紹介致します

 そんな沿線施設を見ながらも、線路沿いの田んぼのあぜ道を漕いで、次の駅、市部(いちべ)駅に到着です。

 副名称で「ゆめぽりす伊賀前駅」と付けられています。しかし、その伊賀市ゆめぽりすセンターは、駅から1.2kmほど離れた丘の上のニュータウンの中にありちょっと遠い様です。駅の周辺は田んぼと河川敷があるばかりで、何か所かある集落もちょっと駅からは離れ気味です。にも関わらず、比土駅よりも結構多いので、なかなか不思議な状況です。

 市部からは田んぼの中をまっすぐに走る伊賀線に沿う、田んぼのあぜ道を伝って、次の駅、猪田道(いだみち)駅に到着です。相対式ホームで交換可能駅であり、無人駅ですが小さくも立派な駅舎があります。この駅も元々は有人駅だった雰囲気を残しています。

 猪田道駅の東側には小さめの集落がありますが、そのほかはやっぱり田んぼばかりの地域なので乗降は少なそうな駅でもあり、無人駅化も止むない感じの駅です。 

 猪田道駅から次の駅までは、伊賀市街地の丘陵地帯に30m程の高度を登っていくのですが、登り切ったところから急に市街地になってたりして、こういう巡り方をしていると、伊賀市の地形的特徴についてもがっつり体感出来てしまいます。

 住宅街と旧街道っぽい道を走り抜けて、次の駅、四十九(しじゅく)駅に到着です。1面1線の単線駅で、副名称に『イオンタウン伊賀上野前駅』とあるようにイオンのショッピングセンターの最寄り駅です。見たとおりとても新しい駅で、地元住民による請願で2018年に出来た駅。なお、元々は現在地より300m程南側にあった駅で1945年まで営業していたがその後廃止され、こちらに復活した駅であるようです。

 四十九駅から旧街道的な先の道に戻り北上していき、名阪国道の下の伊賀線の踏切を渡って行くと、次の駅桑町(くわまち)駅です。ここも1面1線の単線駅ですが、駅周辺にマンションが3棟ほど建ち、市街地感が強くなってきます。でも線路の向こう側は田畑が残っていたりする環境で、いい感じに昭和から時間が止まったような小さな駅舎と、駅舎の前の手作り花壇とかがかもし出す、長閑な空気が流れています。

 ここで、缶コーヒーを自販機で仕入れて小休止しました☕️。ここの駅までは駅名標には気付きませんでしたが、桑町駅のものは伊賀鉄道マスコットキャラの“ふくにん”のイラストが入ったものになっていて、沿線住民に親近感をアピールしている感じです。

 桑町駅で小休止したあと、駅横の久米川を渡って市の中心部に向かって少し坂を登っていく。イオン伊賀上野店の横を通って、次の駅、茅町(かやまち)駅に到着です。副名称が「ライフラインの上野ガス」。駅裏手にガスの会社があります。島式ホーム1面2線の交換可能駅で係員駐在駅です。

 …ここで、実は大変な見落としがありました。茅町駅舎の線路反対側の真南側に、松本零士先生が創った『太陽系モニュメント』と名付けられた作品が設置されていたのを帰宅後に知ることとなり、残念なことをしてしまいました。Google Mapによると、鉄道車両の車輪を太陽に見立てて、太陽系の立体モデルを表現している作品のようです。(なおこの件は再訪線して改めてここに書き足すかも知れません🙇‍♂️)

 茅町駅に重大な見落としがあったことに気が付くこともなく、次の駅を目指して古い街並みの中を自転車を進めます。…結構癒しの風景かもです。そして次の駅、広小路(ひろこうじ)駅に到着です。1面1線の単線駅ですが、駅のホームも曲線上で、上下両側の線路もきつい目の曲線になっていて、見通しの悪い線路です。とくに伊賀神戸側は、列車が線路際の壁に擦れそうな気がするほど密集した街中の線路になっています。

 ここから次の駅、伊賀鉄道の一大拠点駅、上野市駅までは線路では0.5kmで約500メートルって事になりますが、道路で線路を追いながら行くとちょっと遠回りになって、800メートル程の距離になってしまいましたが、上野市駅に到着です。副名称は“忍者市駅”ですが、正式名称を差し置いてデカデカと表示されていてちょっと可笑しいです♪

 “忍者駅”アピールをする小道具がいろいろと散りばめられていて、独特の雰囲気が漂います。

 駅の入口からロータリー側を見たところに、今回の目標物でもある、松本零士先生の創ったメーテルと星野鉄郎のブロンズ像モニュメントと対面です。創作時当初は伊賀市の新興ニュータウンであるゆめが丘に置かれていた様ですが、伊賀鉄道の利用促進と観光資源化を併せて“忍者市駅”前に移設された様です。

 松本零士先生創作のこんな感じのモニュメントは、各地の他の場所にも何か所かあり、地域まち興しにすごく協力的積極的だったりな姿が見て取れます。そして、松本零士先生のそれらの創造物作品たちは、この世を去られてからも燦然と姿を残し名も残していきます。これは松本零士先生だけの事ではない話ですが、ものを創る、絵を創る才能に溢れた人たちのすごいところと僕は思っていて、本当に尊敬してしまいます。それ故にTwitterでもそんな人たちを大変リスペクトしてフォロー入れたりしています。しかし僕にはとくに絵心、ってか絵を描くセンスが全く欠如しているものなので、このBlogなんかは、文書なら何か残せへんかなぁ、、、とかの、クリエイターな人たちへの憧れみたいな思いから、何年続けてても全然文章力の付かないにも関わらず懲りもせず続けている、と言うところです。  夢 …ですかね?

 …ちょっと個人的な“描く・創る”への思いで脱線しました。“忍者市駅”でお昼を回ってしまいましたが、上野城趾の下の方のロードサイド店街の牛丼屋で早くて安いお昼を食してから、次の駅へ向かいます。国道163号線上から上野市車庫をちょろっとのぞき見しながら、次の駅、西大手駅に到着です。駅名通り城趾の大手門の西側の地域です。1面1線の単線駅で駅舎のある無人駅です。

 伊賀線は、上野市駅で伊賀神戸方面と伊賀上野方面でほぼ系統が分かれていて、これは、近鉄線連絡に合わせた運行と、JR関西本線連絡に合わせた運行にしている為で、上野市駅をまたぐ一部列車もあるものの、これが基本のようです。故に、上野市駅からこちら側は列車本数が少なくなっています。駅周辺はまだ民家も多く、上野市駅から続く古い市街地ですが、駅には過疎感が漂っています。

 西大手駅から北西方面に向かう線路は、上野市街地の台地から下に降りて行きます。線路周囲に田んぼも増えて来ます。国道163号線小田西交差点近くにはロードサイド店舗が集まっているので、ここに駅が出来たら集客になりそうに思ってしまいますが、伊賀上野方面に電車本数を増やすのは無理ゲーと思われ、費用対効果、出ないかもですね。線路はエクセディーの工場の裏手を通って服部川の鉄橋を渡り、次の駅、新居(にい)駅に到着です。1面1線の単線駅で、副名称が『伊賀を守る上野遊水池』。

 駅の西側には民家が点在するけど、その東側は遊水池になる田畑が広がり人家は全くありません。

 そして、新居駅からは線路に沿った道で1km弱の駅間を走りきると、最後の駅、伊賀上野駅に到着です。これで伊賀神戸駅から伊賀上野駅まで伊賀鉄道沿線全線併走が完了しました。

 伊賀線は、JRの駅に間借りしたかたちで線路が敷かれています。

 上野市駅から北方向のここまで単線で来ているので、1列車が往復するだけの線路です。1時間に1本ほどのJRにあわせて連絡しているのでこの設備で適正な様です。

 ここから輪行して全線完乗するために乗る電車が、入ってきました。青い忍者電車の上野市駅行きです。元東急時代(1000系電車)の原型に近い車両です。車内に入ると一部クロスシートに改造されてますが、京阪京津線800系に似た座席が置いてあって驚きます。後で調べたら昔京阪9000系に使ってた座席との事で、意外なリサイクルが行われていて、おもしろいです。

 私は伊賀神戸駅まで戻る必要があるので、上野市駅で乗り接ぎです。ピンク色の忍者電車が待っていました。

 今日走ってきた沿線を車窓に眺めつつ、のんびりと各駅に停まっていき、伊賀神戸駅に到着。伊賀鉄道全線完乗完了です♪

 このあと、伊賀市の温泉にてほっこりしてから帰宅しました♪


 なお、今回の旅から、スマホの位置情報ゲーム『駅メモ・ステーションメモリーズ』を使用して、訪問した駅を記録するようにしました。伊賀線完乗コンプリートが付きます。ただ、ゲームの仕組みをあんまりわかっていないので、ゲーム参加度は低い感じで推移しています。。。


↓ STRAVAで記録した伊賀鉄道線伊賀神戸~伊賀上野駅までの走行ルート

…拙い旅のお話ですが、最後まで拝読くださいましてありがとうございました。


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