90ページの雑記帳-2(丼・行・ぶろぐ。)

ようこそいらっしゃいませ。
自分の文章力も省みずに(笑)、旅の話を主に色々と書いていきたいと思います。m(_ _)m

新幹線縦横断おバカ旅の記(3日目)金沢→鹿児島中央

2019年11月29日 | 「て・つ」な旅(新幹線縦横断旅)

  ☆旅程3日目☆

 昨晩チェックインしたときから思っては居たのですが、今回の宿は、ビジネスホテル的でも高級感を売りにしたタイプのホテルでしたが、20時過ぎに着いたときに混雑していたフロント周辺には日本人は全く居ない、中韓アジア系は言葉で見分けるとして、見てすぐにわかる西洋系の人たちなど外国人ばかりと、何んだか私は海外旅行に来たのかなぁ?、と錯覚しそうな光景でした。昨今のオーバーツーリズムを京都でなくここ金沢で痛感することになるとは思わなかったものでしたが、朝チェックアウトの際には、それなりに日本人の姿も見れて、ちょっと安心したりしたものでした(^_^;。
 今朝もまた、遅寝早起きで宿を出て早くに駅に向かうと言う、この旅での標準になってしまった行動様式で始まります。…まぁ、乗り鉄の旅だとこうなってしまうのは致し方ないのかも知れません。

 



 昨日は、長野・北陸新幹線を完乗した金沢からその先は、現在のところ新幹線はありません。ので、山陽・九州新幹線まで繋ぎの在来線特急で、サンダーバードで京都まで乗車で始まります。サンダーバード10号はそれでも、途中福井と京都しか停まらない速達型列車なので、北陸新幹線敦賀延伸の先取り列車的な感じもします。

 

 



 IRいしかわ鉄道の車両もいる金沢駅から、JR西日本のサンダーバードで金沢を出発。市街地を抜けると南側の車窓には白山の勇姿が、、、っちゅうか、一瞬だけ姿を見せたが、その後山裾だけが姿を見せる状態の残念な空模様は、これから先の天候を暗示しているのかも知れない。まぁ、いずれにせよ逆光なのでうまくは撮れない状態でしたが、朝TVで見た、と言うか昨晩発表の予報から既にそうでしたが、これから向かう鹿児島県の降水確率は涙目うるうるものであったのでした…。
車窓にはまた、北陸新幹線福井延伸の工事箇所が飛び飛びで現れる。高架の躯体がところどころで北陸線に寄り添って来ます。福井駅では、高架化の過程でえちぜん鉄道線が先行完成した新幹線の高架を間借りし、仮線を運行していた時期もありました。(昔の画像です)

 



 福井を出ると、新幹線に乗り換える京都まで無停車の速達便なので、敦賀周辺や湖西線沿線の見慣れた風景が、新幹線ほどでは無いとは言え体感的には結構速く、ビュンビュン飛び去っていきます。
やがて、大津の市街地が見えてくると沿線は雨模様、西日本が雨模様が広がるさまを感じつつ、京都へ。
…ふつうの旅ならば京都へ帰ってきたことになりますが、今回の旅ではただの中継点でしかないので、日常風景を垣間見つつもそれに浸る間もなく、12分の短い乗り換え時分で慌ただしくサンダーバードから新幹線に乗り換え、非日常の旅時間が連続となります…。


 乗り換えた新幹線は、博多まで直行する「のぞみ15号」、新大阪から小倉までは、過去に何度か乗車している区間なのでそれほど目新しさを感じない区間になって、車窓への興味が薄くなり気味で、ネットでのいろいろ情報収集に比重が行っていました。とくに鹿児島の市電が前々日に脱線事故を起こしていたのが心配でしたが、とくに続報が出てきていないので復旧したと見ていいものかどうか。。。
途中区間では、福山や広島などでは目が覚めて駅周辺の風景に見入っていましたが、半分近くはうたた寝で過ごし、ふと気がつけば新関門トンネルに突入した所でした。間もなくこちらも(多分…)22年振りの九州上陸。それと小倉から博多までの山陽新幹線の未乗車区間の初乗りです。京都を軸に見てですが、新函館北斗から九州が新幹線で繋がっていることを実感します。

 博多が接近してくると、今回の旅の大きな楽しみの一つ、いつか逢いたいと思っていたかわいいあの娘に会える! の瞬間が刻一刻と近付いてきました。私にとって、それはもう、2日前にグランクラスにも乗ったばかりですが、それよりも普通車座席だけのモノクラス編成でありながら余裕ある4列座席で、水戸岡ワールド満載な木のぬくもりもふんだんに使われた柔らかい雰囲気の車内、先頭部前照灯は縦3列灯がキラキラお目々に見える、新幹線一かわいい車両であるJR九州800系新幹線、これに乗れるのがこの旅最大の楽しみ!と言えます。
そして、博多駅に到着。乗り継ぎ時分が短い中で乗り場に迷ってしまい、時間のない中800系新幹線とドキドキの初対面! で、時間がないあまりに急いで撮影した画像は全てブレまくりで、とても残念な画像しか残せませんでした。。。orz (その中の一番ましな失敗画を自虐的に貼り付けます。。。)



 博多からは、ついに憧れの九州新幹線を、新幹線一かわいい800系新幹線「さくら409号」で鹿児島中央まで下ってゆく、一番晴れ晴れとした気分の新幹線旅な筈でしたが、車窓は残念な曇り空で沿線の所々で雨が降る生憎なお天気に。。。更に、前日のお天気予想から全く変動することなく、降水確率終日100%を指し示す鹿児島中央に向けて走って行きます。
ここで、車窓から目を離して800系新幹線の車内を見てみますと、デッキ部分にも自然素材的なのれんがあったり漆を思わせるドアの塗装とか、和モダンな温かさが感じられるのは水戸岡イズムのなせる技なのかもです。

 

 

 

 



天気は生憎ではありますが、着席している進行方向右側の車窓には、九州新幹線全通時の“祝・九州”CMで見覚えのある風景が次々と現れて、あの河川敷、あのマンション、あの学校舎、あの工場…などなどと思い出して、感動のシーンが蘇ってきます。







 熊本や八代あたりまではところどころ小雨が降っている状態でしたが、川内付近まで来ると本格的に大雨状態で、もう自転車は無理なのを覚悟して自転車をどうするかとか行動をシミュレートしながら、鹿児島中央に向けて最後の薩摩田上トンネルの長いトンネルを抜けると、ついに終点、鹿児島中央駅に到着。記念すべき新幹線日本縦横断を達成となった鹿児島は、土砂降りの雨の中でした。。。
ホームに降り立ち、改めて800系新幹線車両を眺める。雨の中激走してきた彼女(?)は、白い車体がうっすらと汚れて激走の疲れも見えるが、車体の各所に描き込まれたロゴやつばめのトレードマークなど水戸岡イズムが独特で、わたし的には先頭部のつばめマークからの赤いストライプが車体横面でクルッと旋回する軌跡を描くところにほのぼの感があって、これも大好きなャCントです。

 

 




 鹿児島に来たら、楽しみにしていたもう一つが、鹿児島市電なのでした。全国の路面電車社局のなかで、鹿児島市電だけが全く乗車したことがない路線だったので、今回ここに乗ると、全車局乗車になります(ただ、全車局全線ではないです。札幌はすすきのから中島公園通までしか乗っていないのです。)。しかし、鹿児島中央駅で事前に見ていた自転車保管が無理だったことがわかった為、急遽予定変更してすぐに送迎バスでホテルに入り、自転車と荷物を整理してから再度市電に乗車するために街に戻りました。



 

 

 

 


そんなこんなで市電を巡る時分も短く、また同時に訪れる予定だった“聖地”も行くことが出来ずで、何かと縮小版になってしまいましたが仕方がないです。この日は屋久島で、豪雨による災害で登山者が多数遭難したりした日でもありました。全員救出されたそうなのでそこは良かったです。

…3日目は、天候に振り回されるも、ほぼほぼ無事に終了しました。


翌日の旅日記は→コチラです♪ 鹿児島中央→長崎




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新幹線縦横断おバカ旅の記(2日目)函館→金沢

2019年11月02日 | 「て・つ」な旅(新幹線縦横断旅)

  ☆旅程2日目☆

 朝、宿を7時半頃には出られるように、夜寝てから睡眠6時間あるか無いかぐらいで結構早起きして朝風呂温泉して一番早い時間に朝食を戴くなど、グレードの高い宿のャeンシャルをも殆ど体感する間もなく慌ただしい朝をこなし、ほぼほぼ目標の時間に宿を出発。


 湯の川からは市電の走る中心街を通らずに、南部の浜通りを一気に走り函館駅を目指しました。吐く息が白い、GPSサイコンによると外気温は12℃。旅行前に家で待つ娘達に、お土産物のリクエストで「北海道と九州でどっちのお土産がいいか?」を訊いたところ、2人とも北海道がいい!…とのことだったので、旅の2日目にしてお土産を仕入れて内地に送る、と言うミッションを遂行する為に、はこだてライナーの乗車時刻の1時間以上前に駅に来たのでした。

 



 この旅のおみやげを一気に仕入れて宅配サービスに申し込んだら、はこだてライナー発車の20分前頃。
北海道に上陸して(それも南の端函館に上陸後24時間も居ないと言う)、滞在時間が短いのがすこし後ろ髪を引かれる思いもあるけど、この後のミッションも控えているのでやはり先にも行きたいと言う、複雑な思いとともにはこだてライナーに乗車です。函館駅は、以前はバイク(当時持ってたHONDA XLR250R)とともに寝台特急「日本海モトとレール」に乗り込んだ駅ですが、今回はDAHONとともに乗車します。


 はこだてライナーのヘッドマーク、函館山と五稜郭の2大ランドマークで構成。旅愁です。



 はこだてライナーで19分、田園の中のターミナル駅、新函館北斗駅で再び北海道新幹線へ。発車まで20分程待ち時間が。
…北海道新幹線のシェア上昇へのネックは、運賃・所要時分に加えこの乗り換え時間ロスになっているような気がしました。



 北海道新幹線の終端部、つまり札幌延伸に向けて車止めの方向は山が立ちはだかり民家もあるし、何んとも札幌までの道のりの険しさを暗示しているようにも見えてしまいますが、本当のところはどうなのでしょうか…。(用地取得とか調査工は実は準備完了している…?)
(それとは別にグランクラスのアテンダントさんがべっぴんさんで絵になる…(^_^;)

そのときのTweet

 昨日通った青函トンネルを、はやぶさ16号で再度通る。この列車は行きしのはやぶさ11号と違って盛岡まで各駅に停まるので、速達感は少しスャCルされてしまう。3線軌併用区間は在来線速度で走るので、トンネル内は景色が無くても低速感は否めないが、トンネル抜けて農村の中の巨大駅奥津軽いまべつ駅を出て在来線が分岐したところから急に、ここまで押さえつけられてたストレスをかき消すかの様に、これが私の実力だ!と言わんばかりに急激に加速していくところはとても面白い。見ててワクワクしました。それでも整備新幹線区間なので最高260km/hで抑えていてまだ全開では無い。

 



…因みに青函トンネル内の少し長閑な時間で、函館で名店であるらしい「とんかつ とんき」さんのかつサンドを食して間を慰めていました。美味しかった♪ お店のとんかつも次回には味わいたいところです。

 



 いわて沼宮内から先の間の長いトンネルを抜け、進行右手に岩手山の偉容が見えると盛岡に到着、秋田新幹線田沢湖線も合流してきます。


 はやぶさ16号はここでこまちを併結です。当然ながらホームにおりて、連結シーンをショウタイムさせてもらいます♪

 

 

 

 


 …ここまでやってて、完全連結した画像が撮れていなかったと言う…orz
早く車内に戻らないと置いて行かれそうな気がして焦っていたせいですが。。。
そのときのTweet

 はやぶさ側からこまち側を見ると、在来線車幅のこまちとの差が歴然、補助ステップの必然性が際立ちます。



 ここから宇都宮までは最高320km/hで走る(疾走る、が相応しいかも)区間。後ろに繋がるこまちも、秋田から急勾配急曲線区間を経て来てここから320km/hで走る、すごくハードな仕事をしてる車両だなぁ、と、感心します。

 320km/h運転を堪能しつつ半分寝てる感じで着席していたが、大宮での長野・北陸新幹線乗り換えが迫ってくると、ちょっとした緊張を感じて目が冴えていました。いろいろ下調べはしていても、始めての駅で自転車と60㍑級のザックを抱えての乗り換えは、列車に遅れが発生してたりすると更に時間がタイトになるし、無事乗り継げるのかドキドキしながらの乗り換えで、乗ってきた電車を撮る暇も無くバタバタとしていました。大宮と言えば鉄道博物館もあるんやったなぁ…、とかの後ろ髪もふと過ったり。。。
 長野・北陸新幹線(←意図的に言い間違えています、長野新幹線として開業した区間に対しての敬意・リスペクトです!)の乗車位置に辿り着くと、程なく北陸新幹線の?7系が入線(E7系かW7系か見てなかった為…。車内wifiの案内表示に東日本の記述があったのでE7と思いますが)。はくたか565号に乗車です。



 …厳密には未だ高崎までは上越新幹線で、ここまで乗ってきた東北新幹線を右側に見送って関東平野をひた走り、高崎からは上越新幹線をまた右側に見送ると、ついに長野・北陸新幹線へ。
高崎からは長野まで無停車なので、車窓を見覚えのある信州長野県の風景が次々と通り過ぎていきます。軽井沢トンネルを抜けて軽井沢駅を通過したところで離山の山容が。


そこから、佐久平駅の小海線が新幹線を乗り越える高架、御代田町の丘陵地のアップダウンする県道から一瞬しなの鉄道と新幹線が見通せる箇所、上田の城趾と街並み、更埴から篠ノ井と姨捨千曲高原を見上げる善光寺平を越えると、長野駅に到着。もうここで降りて信州の旅に切り替えたい衝動にかられてしまいましたが、まぁそうは言うても信州はまた必ず来るし、この旅は完遂したいからそんなことはしませんが…。

そのときのTweet
 飯山トンネルを抜けるともう信州を抜けて上越に。この川の上流方向は頸城鉄道跡の百間町や浦川原方面になります。


 北陸新幹線の北陸線沿いの区間、糸魚川から上越までも、久比伎自転車道で走っているし、黒部宇奈月温泉には富山地鉄の旧京阪3000系が見られるしで、何かと親しみのある地域です。そして、富山で途中下車します。



 富山駅では、駅の南北の富山ライトレールと富山地鉄市内線が乗り入れする連絡線の工事が進みつつあって、その進捗状況が見たかったことと、もう一つ、“聖地巡礼”がしたかったからです♪。富山県を基盤にアニメを制作しているP・Aワークスさんが、富山・黒部ダム・立山を舞台に制作した巨大ロボ系アニメ「クロムクロ」 の富山市内のシーンの場所を見たかった、からです♪
(立山の下の方や黒部ダム周辺は既に巡っていたので。)

 …説明を付けると長くなりすぎるので、各聖地巡礼サイトを御参考に(^_^;
この風景の中でジオフレームや敵グロングルが暴れて新聞社本社ビルもきれいに大破していて、それを緻密に描いてるところに制作側の富山愛が溢れております♪^^

 

 

 

 

 


 富山駅に戻って、南北連絡線の工事は、旧富山駅の構体を解体している段階で、コンクリートのプラットホームの躯体や跨線橋の基礎とか、そこそこ時間がかかりそうです。


メ[トラムの停まってる正面が前記の工事箇所で、工事が進むと現在の終点も仮設停留所に移される様です。


南側を見に行くと、高架下の富山地鉄の線路から車止めを越えて、軌条を敷く溝がずっと延びていってる様子がわかります。何んか出発信号機みたいなのも建ってるし、完成が楽しみです♪

 

そのときのTweet

 あと、メ[トラムの複線区間延伸箇所も見て、日暮れ後に、残りの金沢までを乗車。何時の列車に乗れるかわからなかったので、この間は普通車自由席券にしてある。はくたか571号の自由席に乗車しました。乗車待ちの列が長かったので、自転車もあるし立席で行かなアカンかなぁ、と思ってたけど何とか着座。尤も、新高岡、金沢と2駅だけ。立ちでも苦にはならない。

 2駅なので、あっという間に金沢駅到着。長野・北陸新幹線完乗です♪
金沢なので、地元色の強いお店の金沢カレーが食せれば…とは思っていましたが、周辺には全国チェーンのゴーゴーカレーしか無かった。。。ので、ここで食しました。
 宿は、駅北側10分程の高級ビジネスホテルですが、折角なので南口の鼓門まで寄ってパチリです♪

 



…2日目も、無事に終了しました。



翌日の旅日記は→コチラです♪ 金沢→鹿児島中央



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